【速書き】5分で何文字打てるか挑戦してみた
無意識の脳内細胞におかされたぼくは、信じるもの何もなく、ただ海鳥と会話をするだけだった。
ゾンビの海に身を浸し、どこから来るかもわからない未来に怯えながら、ただ鴨肉を食べるのだ。
優しくないその触感は、覚えのある子守歌のようで、ぼくの頭の中に、カーン、カーンという音を響かせて、どこまで行っても地球だということを、ぼくに思い知らせる。
ばかだ。
ぼくは、ばかだ。
正しくは、ばかだった。
花火があがる空に、見上げる星に、ぼくのチュロス、そのうごめきが、どこかにある太陽を探させるのだ。
行け。
行け! という声が、どこかから聞こえてくる。
どこがどこなのか。
どこへ行けばいいのか。
行けってどこへ行けばいいんだ。
イケ化。
イケメンか。
そんなものは信じていなかった。
あいにく、ぼくは鴨肉を食べながら、たばこを一緒に飲みながら、ビールと一緒に飲みながら、ノミを飛び越して高く、はねあがる空にはなにもなかった。
女のように、女のように、どこにも行けないのだった。
愛はある日、ありになった。
ありのままの、蟻になったのだ。
イクメン。
いくく。
いくいく。
どこへ?
はあああああと溜息。
居残り組はどこにいて、何を食べているのか気になったぼくは、また旅にでる。
テレビで紹介されていたあの場所へ、そこを通り越して、旅にでたのだ。
インドのような景色の中で、マッドマンの髪が揺れているのをみたい。
蛇のように鎌首をもたげる蝶の群れを泳ぎながら、どこへ行くとも知れぬ会話に耳を傾けたい。
いつかぼくはたどり着けるはずだ。
メガネをかけている人にしか見えない未来に。
そこにはきっとゾウガメがでかい顔をして優しく、ぼくらの会話に耳を傾けてくれるのだ。
行くぞ
行くぞと風が言う。
罹患缶じゃのように風が服。
いい加減にしろこのばか変換とぼくが言う。
だれもこたえるものは、なかった。
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ふぅ……。使用機材はアマゾンタブレット+キーボード。
記録、5分で754文字……あれえっ!? 10分で約2.500文字書けたことあるのに!(TдT)