★失敗作の定義
もうすぐこの連載も8万5千字を迎える。
よくこんなに失敗作を書いたものだと自分で呆れる。
こうなったら何が何でも10万文字をめざす!
……なんてことは思っていない。
どうせ勝手に、いつの間にか達成しているに違いないからだ。
っていうかそもそも失敗作を10万文字書いたからといって何の自慢にもならない。
さて、最近はこの連載が伸びていない。
成功作ばかり書けているからであろうか?
否!
単に失敗作を書く暇がないだけだ!
さて、失敗作とは暇をもて余して書くようなものであろうか?
よくわからない。
そもそも失敗作の定義とは何か?
何をもって書き上げた作品を失敗作だと断定するのであろうか?
この連載に収めようと決める私の判断基準とは何か?
うん。
どうでもいい。
どうでもいいが、敢えてそれを今、定義してみる。その理由は仕事中に20分ほど暇が出来たからである。
失敗作とは、何か?
どんなものが失敗作と呼べるのか?
1、書き始めたけど途中で投げ出してしまったもの
きっと誰もがあるあるである。これぞ失敗作! と言ってもよい。
2、書き切ったけど途中から面倒臭くなって転調してしまったもの
これもあるあるである。真面目な文学作品が途中からギャグに変わったりよくする。
3、最初から失敗作を書こうと思って書いたもの
私にはとってもあるあるである。なんでもいいから書きたかったので書いたのだ。
4、いつの間にか書いてたもの
これも私にとってはあるあるだ。指が勝手に書いているのである。ホラーだ。
5、本稿がなかなか進まないので軽い気持ちであらすじみたいに書いたもの
たまにある。この連載からも、覚えている限りで2作ほど完成品に至っている。
6、ふざけすぎたもの
よくある。いくらなんでもこれを『自信作です!(๑•̀ㅂ•́)و✧』などといって出したら恥ずかしいようなものである。そんなもの自分のノートにだけ書いとけばいいものを、それを投稿してしまうところからふざけすぎているといえる。
7、どうでもいい
結局この結論に至るのである。さて、仕事だ。