『Something About The Way You Look Tonight』 濃ゆキャラ大混線PV
2023年3月
今回はエルトン・ジョンという男性アーティストで僕の大好きな曲を紹介します。
1997年の曲です。
【エルトン・ジョン】
ウィキによると
「アメリカのビリー・ジョエルと共に、20世紀後半〜21世紀前半、ピアノ・ロックというジャンルを確立した」
という方だそうです。
いつも主張激しめのグラサンを掛けてるおじさんです。
いつかふと見たニュースで彼の特集をしていて、
・同性愛者である
・同じくゲイのジョージ・マイケルというアーティストと仲良し、かと思いきや結構えぐいレスバしてる
みたいな内容を聞いて、やけにそれだけ記憶に残ってます。
要は全然知らなくて、この人の曲もほぼ知らないんですけど、一曲だけめっちゃ大好きな曲があります!
『Something About The Way You Look Tonight(1997)』。
タイトルを訳すと「今夜のお前こんなふうに見えるぜ」みたいな感じですか?(違っていたらごめんなさい)
この曲はPVありき。PVを見たいがために曲を聴いています。
【いけいけパリピナイト】
白人、黒人、黄色人に限らず、美男美女が思い思いに着飾ってパーティー会場に集い、お喋りしたり緩くダンスしてるという内容のPVです。
それだけで、特に物語性とかはないです。
YouTubeより引用:Something About The Way You Look Tonight / Elton John
総勢20名くらいが入り乱れてますね。
それぞれのキャラ設定とか全然説明されないんですけど、みんなファッション・挙動・表情にどぎつい個性があって、ぼーっと眺めてるだけでもお腹いっぱいになる満足度です。
次から次へと焦点の人物が切り替わっていくのが目まぐるしくて、その騒がしさも楽しい。
とにかくキラキラしてて楽しそう。
VIPってこんな人たちなんだろうなって、雰囲気を味わわせてくれますね。
【お気に入り登場人物紹介】
このPVは本当に登場人物が多いんですけど、その中でも特に僕の大好きな人物を紹介します。
画像を貼りつつ淡々と説明つけていきますね。
①リンゴかじりニキ
PV開幕と同時に登場して強烈なインパクトを残していく男性。
おめかししてるパートナー?の女性をリンゴかじりながら見つめてる。
その仕草がなんか妙にクネクネしてて、この男の人オネエっぽく感じるんですよね。
圧倒的存在感と裏腹に、その後ほぼ出演シーンありません。
②オールバックネキ
とにかく美しい。
完成度MAXのクールビューティ&セクシー。
余談ですけど、そのブロンドヘアーと髪型から『スピーシーズ 種の起源』っていう官能SF映画の主演女優に似てるなって思ってました。
90年代の作品で、その界隈(?)では結構有名なB級映画です。
③髪の毛海藻ネキ
ぬるりという表現が合うような、艶やかな笑顔と湿ってる感じの髪が特徴的でいいですね。
④キアヌ激似ニキ
若かりし頃のキアヌ・リーブスに似てると思うんですけどどうでしょうか。
⑤眉毛ぴくネキ
談笑してる輪の中に満を持してやってきて、「どう? 私イケてるでしょ?」と言わんばかりに眉毛をピクリと動かす女性。
⑥ちょい切れネキ
上述の眉毛ぴくネキの登場によって場の主導権を奪われたのか、不機嫌気味にその輪から外れていく女性。
ウケる。
⑦マリリンモンローネキ
ヘアースタイルとかポーズがめっちゃマリリン・モンロー。
常に男に囲まれている。
⑧甘いマスクニキ
PV後半で上述のオールバックネキと親し気にお喋りする男性。
ネキに頬を撫でてもらったりしててうらやましい。
【これ見て何が楽しいの?】
何が楽しいんですかね。
特に何も思わずに雰囲気味わってるだけだと思うんですけど。。
でも、僕は別にこのカースト上位集団の中に混じっていきたいとかは微塵も思わないんですね。
むしろ混ざりたくないです。怖いし。
僕は陰キャなのでクラブなる場所に行ったことないし、未来永劫行くことはないと思います。
だとしたら、こういう映像を好む理由って、馴染むことのできない世界への羨望なのでしょうか?
うーん。
でも失礼なアダ名付けたり小馬鹿にして遊んでますしね。
憧れとひねくれが混在している。
この感情が愛憎というやつなのか。
アメリカ映画とか観てて、もし僕が米国人として生まれてたらこんなふうに人生楽しみたかったな~とか考えるんですよね。
女の子誘ってプロムへ行って酒瓶片手にツイストしてたいですね。
とか考えつつ、結局米国人として生まれても陰キャの道を歩みそうですけどね。
余談ですが、向こうの中高生のカースト意識やイジメって日本よりよっぽどエグいそうなので、僕は生き残れないと思います。
まあ結局よくわからないけど、もうひとつ言える理由として人間観察が好きっていうのはあると思います。
自分から踏み込んでいくことはしないけど、そっと覗いてる時間は好き。
これは今の創作活動に通ずる部分ありますね。
このPVのように背景のわからない人物たちがごちゃ混ぜになってるカオスな状況って、いろんな考察や妄想ができて楽しいんですよね。
見応えあります。
~Happy End~