佐渡島3ヶ月滞在記 その2:キャンプ地事情
2022年5-8月
前回のおさらい。
僕はいま島にいます!
【佐渡島のキャンプ地事情】
僕はこの滞在期間中、週末はキャンプ行くか夜通し走ってるかしてました。
とにかく自然を満喫してました。
体にムチ打ちながらでも外に出てましたね。
島という限られた範囲ですが、やはり自然は豊富。
キャンプ地はたくさんありますよ。
いま検索してみたらざっと14件くらいあるみたいですね! 多い!
山中よりも海辺のサイトが多いです。
ただ無料の場所は少ないので事前に下調べをしとくと良いと思います。
僕が行っのはた4カ所ですが、ざっくり紹介していきます!
【二ツ亀キャンプ場】
佐渡島の最北端あたりにあります。
ここには「二ツ亀」という離れ島がありまして、幅の狭い砂浜でかろうじて本島と繋がっている、という珍しい地形が見られる観光スポットでもあります。
↑そびえ立つようなゴツい岩島ですね!
狭い浜を伝って離れ島に移ることもできますし、その周辺が海水浴場にもなっています。
二ツ亀を一望できる高台にホテルが建っていまして、一帯の敷地を管理しているみたいなんです。
この敷地内にキャンプ場もあるんですね。
サイトは有料で、900円くらいをホテルの窓口で支払うシステムでした(駐車場もホテルのものを使います)。
キャンプ地は整備された芝生と立派な炊事場・トイレがあり、目の前に雄大な二ツ亀を望めます!
最高のロケーションですよ!
僕が泊ったのは6月中だったこともあり、幸運にも貸し切り状態で楽しめました!
素晴らしい!
……ただ、ひとつ問題がありまして。
高台のホテルから浜辺まで下りる散歩コースが整備されているのですが、キャンプサイトを通過するようなルートになってるんですね。
それを知らずに、僕サイトの中でも特にそのルート上にテント張ってしまったようで。
早朝、散歩に出たホテルの宿泊客の方たちが僕のテントのすぐ横を通っていくという、なんとも気まずい事態に陥ってしまいました……。
次回はもっと目立ちにくい場所を選んだ方がよさそうですね!
【入崎キャンプ場】
島の北西の岬にあるキャンプ場です!
ここは岬から続く湾が海水浴場になっていて、トイレやシャワー室はキャンプ地と併用するという感じでした。
キャンプ&海水浴を一度に楽しめるということで、ファミリーに人気の場所だそうです。
僕が行った7月の初旬ではまたもや貸し切りでした!(やった!)
今回は宿舎のルームメイトと新潟市から遊びに来た友人との3人で乗り込みました。
テント×2と、一人は車中泊です。
しこたま酒を煽りましたよ!
基本どのキャンプ地でもそうなのですが、夜空がすごく綺麗です!
このときは天候も抜群に恵まれまして、遮ることなく星空を展望できました。
天の川がすごい存在感でロマンチック。流れ星も流れまくり。
あとこれは佐渡ならではかなと思うんですけど、空気が澄んでるのか、かなり低い高度まではっきり星が見えるんですよね。
水平線の少し上くらいまで浮かんでるのがわかりました。
だからなんかもう、全面的に星に包まれてる感が半端なかったですね!
それと、キャンプ地を跨いで海と逆側の小山に灯台が立ってるんです。
そこから差す灯りがまるで光線みたいに空に走っていて、超幻想的でした。
なんとなく、佐渡は岬+灯台+キャンプサイトという組み合わせが多いイメージですね。
【姫崎キャンプ場】
ここは島の南東の姫崎岬にある無料キャンプ場です。
主要道路から細い道に入って奥まで進み、木々の中にひっそりと現れる高台のサイト。
海を望めるものの、どちらかというと山中のように感じます。
隠れ家感があって落ち着きますね。
敷地面積は結構狭めに思えたので混雑期は様子見が必要かもしれません。
でも幸運なことにこのときも泊るの僕一人の貸し切り状態でした!(恵まれすぎている)
満喫しましたよ。
ただちょっとした恐怖体験がありまして。
夜更けにやたらと茂みの方がガサガサ鳴るんですよね。。
事前に聞いていた話で、佐渡には熊やイノシシの他、シカなどの大型動物は分布していないとのことでした。
野生動物で一番強そうなのはテンとか、あとは野良猫くらいですね。
余裕やろ、と思っていました。
「ネコちゃんかな? うふふ」と思いながら物音のする茂みに近づいてライト照らしたりしたんですけど、結局何者かわからず。
ですがそれも翌朝に正体が判明しました。
日の出とともに起きてそこらを適当に散歩していたとき、昨夜同様に茂みから物音が。
視線を向けると、ヘビの尻尾がすぅーと這っていく姿……。
佐渡ではヘビめっちゃ出ますよ(毒蛇ではないそうです)。
キャンプの話、書ききれなかったのでもう少し続きます!
〜つづく〜