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剣術学校の赤点候補生  作者: 暁 皇成
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長期休業13

この章は今日で終わりです

ずっと見ていてくださった方ありがとうございます!

次回からは新しい章がはじまりますので

今後ともよろしくお願いします!

アメリアと剣士長は鍛冶師ゾノンと詳しく話し合い、どの剣がいいのか丈の長さや硬さなどの事を決めた…


そして、その調整は1日でできると言う話なので俺達はここカルデア村に1拍することとなった。


だが、カルデア村は小さな村で宿屋はあるのだが…旅の途中で少し泊まるぐらいの宿しかなくお世辞にも綺麗な場所とは言えなかった。






 

こんな小さな村にまでミーナの顔は知れ渡っていたのか…


ミーナが宿屋のカウンターに入った瞬間、この宿屋を経営している年老いた夫婦達が驚きのあまり開いた口がふさがらない状況になってしまっていた


「大変申し訳ございません!ここには、汚いお部屋しかないのですが…」


年老いた夫婦達はやっとの思いで口が閉じれた瞬間にミーナが居る俺達の集団に勢いよく頭を下げ、自分のお店を自分達でけなしてしまう有り様になってしまっていた


「私達は大丈夫ですわ、2人部屋を2部屋をお借りしたいのですの…空いておりますか?」


「ほ!本当によろしいのですか!?…それでしたら…お金はいただけません!」


宿屋の店主はミーナの強い思いに折れたのか2つの部屋のカギを渡しながら、お金はいらないと口にした


「私は誰が何と言いましても、お金はしっかり払わさせていただきますわ」


ミーナはその言葉を残し、カギを手に持ち割り振られた部屋へと足を向け…剣士長を除き、俺とアメリアもミーナに続いて歩き出した。


 俺が部屋に入ってから数分、俺はやる事もなくベットに横になっているとドアが急に開かれ剣士長が中に入ってきた。


「なにしてきたんだ?」


俺は剣士長が着いてこなかった理由を尋ねる事にした。


「宿屋の店主にちゃんとした宿泊代を払ってまいりました」


(しっかりしているな…同じ上に立つマリアとは大違いだな)


目の前の剣士長の存在と王都にいる魔法士長の存在を比べて、見た目幼女の何倍も剣士長はしっかりしていると思ってしまった。


「悪いなジェイコブ剣士長、ミーナのワガママに付き合ってもらって」


「いえ、大したことないですよ…それに…ミーナ様はお優しいお方だと再認識しましたので、収穫はでかいですよ」














 

次の日…俺は朝日が昇りしばらくしてから目を覚ました。


すると、ちょうど部屋のドアが開き剣士長が入ってきた


「また、練習か」


「おはようございますエリック様、これが習慣になってしまいましたので楽しくやらせていただいております」



そして

俺達はそのまま宿屋でのんびり過ごしていると鍛冶師ゾノンから連絡がきたため皆で向かうことになった。







「お、きたわね!2人ともっ出来てるわよ!」俺達が店に入ると、筋肉オカマが元気そうに話しかけてきた。


「本当ですか?ありがとうございます!」


アメリアはゾノンにお礼の言葉を口にした。


そして、剣士長とアメリアは脳内筋肉から出来上がった剣を受け取りその場で素振りをしていた。


「すごい!」


「文句なしの1品ですね」


2人は作ってもらった剣が余ほど良かったのか顔から笑みがこぼれ出ていた。


「うれしいわぁ!それじゃあ代金はヘレニズム王国に請求すればいいかしらぁ?」


「はい、2本とも王国に請求をお願いします」


剣士長の言葉にアメリアは驚いた顔をしながらも冷静に口を開いた


「えぇ…私は自分で払いますので大丈夫です…剣士長様のお気遣いはうれしいのですが…」


「いえいえそれには及びませんよ、私からのプレゼントだと思ってください」


(アメリアもいる事だ…剣士長にお金はここでは渡せそうもないから、ちょうどよかった…)













 

俺達は朝来た道を歩いて帰っていると前方に俺達に立ちふさがる形で男がこちらを見てきていた


「元気だったか?ニコラス・エリック!」


(なん…だと…なぜこいつが…)


俺に話しかけてきたその男はニヤニヤとした気持ち悪い笑みを浮かべていた…


「いまさら、何をしに来ましたの!…バズス!…」


ミーナは荒々しい口調で剣を構え、戦闘態勢に入っていた。

最後

急展開になってしまい申し訳ない…

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