長期休業7
昨日、投稿できないかも…と申しましたが
多少の遅れはあるもののしっかりと投稿することが出来ました!
俺達が話に夢中で歩いていると、あたりはすっかり日が暮れそうになっていた。
そこに、数十人の男が俺達の周りを囲んできた。
「お前ら、命が欲しければ金目の物は置いて行きなヘヘ」
(山賊か…剣士長から挙げられた報告の中に…森付近を拠点にして、馬車や人…近くを通った者、すべてを標的にし…無理やり金銭を奪い取る集団…と言う情報だったな…)
俺が剣士長からの報告を思い出していると、護衛と言う設定の剣士長が前に出て腰に掛けた剣に手を当てて、戦闘態勢に入っていた
(このぐらいのチンピラなら、ミーナや俺が出なくても方が付きそうだな)
「おうおう、なんだなんだ?べっぴんさんが二人もいるじゃねーか!」
「「おお~!」」
俺達を囲んでいる男たちはミーナとアメリアを見て、汚い肉食動物の様な歓声をあげてきた。
「気が変わったぞ!金目の物と、そこの女二人も置いていけええ!命が欲しければな!フヘヘヘ」
俺はこの山賊を見逃すか、殺すかの2つの線を考えていたが…
山賊の発言でどちらの路線にするか、決める事が出来た。
(調子に乗り過ぎているな…このまま野放しにしていると他の通りすがりの人達にも迷惑がいきかねない…ここで排除しておくか)
俺は1度息を吐き深呼吸をした。
「汚い目でミーナとアメリアの事を見るな、お前らの汚い口や目を俺が開けられないようにしてやろうか?」
俺は汚い言葉を使い山賊達に威圧した後、右手を天高く掲げ無詠唱の魔法を放とうとした…
「エリック、抑えてくださいまし。私達の事を思ってくれているのはうれしいですの、けれど皆殺しにしては情報が聞き出せなくなりますの…
ですので、エリックと私が出るまでもないと言う事ですわ。ジェイコブ剣士長…お願いしますわ」
「はい!この名に懸けて!皆様をお守りさせていただきます!」
剣士長は言葉の通り腰に掛かった剣を抜き、
どこからでもかかって来い!…
と言うようなオーラをだしていた。
「剣士長だと?…」
「お、おい!あの顔をよく見てみろよ…」
「どうしたんだ?…あの顔は…どこかで…」
「な!…なんだと…王国剣士長に!英雄のミーナ・アデラント…だとおおおお!?」
「王国剣士長って…あの王国剣士長か?…」
「おい…どうする、逃げるか?…」
「逃げられる訳がないだろ…喧嘩を売ってしまった以上、やるしかないだろ…」
今の現状の山賊のリーダーらしき人物が戦いの意思を見せてきた。
そして、山賊達は一斉に俺達に向かって剣を構え、勢いよく駆けてきた。
「「うおおおお!」」
このタイミングを待っていたかのように剣士長は瞬時に動き出した。
(エアーマイン)
俺は剣士長が動いたと同時に後ろを振り向かず、無詠唱の空気制御魔法を発動出せた。
剣士長は前方の山賊達を素早く足だけを斬りつけ…
俺は後方の山賊達の酸素を奪った。
そして、後方の山賊は1人も残らず…その場に倒れ…息を引き取り亡くなってしまった。
「ジェイコブ剣士長、さすがですわ」
ミーナは俺が後方の山賊を殺したと理解したのか、アメリアに気が付かれないように気を利かせて、剣士長がすべてやってくれたように仕向けてくれた。
「さあ、お前たちのアジトはどこだ。殺されたくなかったら吐いた方が身のためだぞ?」
いつも優しい顔の剣士長が今…この瞬間だけは、尋問する時の顔になっており…
足を斬りつけられ立てなくなった山賊の1人の首に剣を押し当て脅すように、質問をしていた。
(加減が上手だな…対して俺は…容赦なく殺す事しかできない…加減を覚えておくべきなのか?…)
俺が自問自答していると剣士長が口を開かない山賊を見て、首を斬り落とそうとしている所だった。
「アメリア、少し離れるか」
「そうですわね、これからおこなわれることは子供は見ない方がいいですわ」
俺の提案にミーナも賛成してくれたようで、後はアメリアの返事を待つだけだった
「わかりました、エリック君…一緒に行こ?…」
アメリアもこれからおこなわれることを察したのか素直に俺の提案に乗ってくれた。
突如として倒れる後ろの山賊達…
少しホラーなのかな?…




