合同訓練2
今日北海道で、すごい地震がありましたね、怖いです
体育祭が無事に終わり…
次の日…
俺は学校で、謎の人物に呼び出されていた。
その謎の人物と言うのは俺の机の中に手紙が入っており
『校舎裏に来てください』
と書いてあるのみであった…
誰が書いたのかは不明なままだった。
俺はその手紙の通り校舎裏へ行くことにした。
(今回は、ジョセフのいたずらではでは、なさそうだな…)
前回机の中に入っていたラブレターはジョセフのいたずらだと判明し、あげくの果てに俺の不意を突いて倒せるのかというくだらない実験までしてきたのだ。
俺は、またそのいたずらのたぐいだと少なからず思ってしまっていた。
(指定された場所はここか…)
俺は手紙で呼び出された場所に着き、手紙を差し出した人がいるかどうかを確認した。
すると、木の後ろで人影が動いた。
俺は木の後ろにいる人が俺を呼び出した人なのか、確認をとることにした
「俺を呼び出したのはお前か?」
俺は急に突拍子もない事を口にしてしまった。
これで俺を呼び出したのがこの人でなければ…
とんでもなく的外れな事を自信満々に口にしてしまった事になってしまうのだ。
(聞き方を…間違えた…)
俺は自分の口にした言葉をもっと選べばよかったと今になり後悔し始めた。
「え!?」
俺が声を掛けた人物を当然ながら急に声を掛けられて驚いた表情をしていた。
「違うか?…」
俺は不安になり、もう一度聞き確かめる事にした。
「え~なにそれ~私しらないな~」
陽気な声で目の前の女子生徒が答えてくれた
「そうか…急にすまない、人違いのようだ」
俺は全然関係のない人に聞いてしまい、この場が気まずくなってしまったように感じられた。
「嘘だよ~」フフフと目の前の女子生徒はニッコリした顔で笑っていた。
「どういう事だ?」
俺は訳が分からなくなり聞き返した。
「ごめんね~?エリック君の事、少しからかっちゃった」
その言葉を聞いてから、1呼吸置き口を開いた
「俺は、騙されたのか?…」
俺の質問に対する答えは即座に帰ってきた。
「そうだね~私の勝ちかな?」
この女子生徒はふざけたことを口にしていたが、俺は完全無視し用件を先に訪ねる事にした
「俺を呼んだのはお前だと分かったが…単刀直入に聞こう、用件はなんだ?」
俺は普通に話していたはずだが、目の前の女子生徒には気に食わなかったのか、少し怒ったような顔をしていた
「お・ま・え・じゃないよ?私には、ちゃんとした名前があるんだからね!エマ・セレスティア…セレスティアでいいよ~…ねぇ、エリック君少し怒ってる?…ごめんって~やり過ぎたよ~」
セレスティアは俺が怒っていると思ったのか陽気な声で謝罪の言葉を口にしてきていた。
(セレスティアでいいよ…とは…なにも短くなってないぞ…)
俺は心の中でセレスティアは天然なのか、ただのバカなのか…の2択になった。
「怒ってなどいないが…俺の質問の答えになってないぞ…」
「やっぱり、怒ってるよ~…もう!…用件はね…特にないの~」
その言葉を聞いていた俺は一瞬何を言われたのか理解が追い付かなかった。
「何もない…だと…?」
俺は動揺を隠しきることはできなかった
「うん」俺の動揺を隠しきれていない質問に対してセレスティアが短く答えた。
「ならなぜ、俺を手紙で呼びつけた?」
「まあまあ、とりあえず一緒に帰ろ?」
俺は素朴の疑問を口にした…だが、軽く流されてしまった。
「一緒に帰るのはいいのだが…」
俺はセレスティアの質問に対して濁らせて答えた。
「どうかしたの?~」
(また罰ゲームではない事を祈ろう…)
「なんでもない、いくか」
俺はその言葉を口にして歩き出した。
「ありがと~エリック君」
「セレスティア…それで、なぜ俺を手紙まで使って呼び出したんだ?」
俺達は二人でしばらく歩き、全然応えてくれなかった事を聞くことにした。
「そんなのどうでもいいじゃん~?」
セレスティアは俺に言えない秘密でもあるかのように理由を述べるのを断固拒否していた。