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剣術学校の赤点候補生  作者: 暁 皇成
51/78

合同訓練

新しい章が始まりました!

これからも!よろしくお願いします!


それと、昨日の投稿の中身を少し返させていただきました。変えた場所は…


綱を普通に持ってしまった。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

綱を少し強めに握ってしまった。


に、変更しました。


「今回この体育祭で優勝したクラスは…1年…Bクラス」


前に立っている先生は淡々と優勝したクラスを発表していった…


(俺達のクラスが優勝したのか、俺…居ても居なくても変わらない気がするな…)


俺は少し落ち込みながら、クラスが優勝したのを少し喜んでいた。


「そして、優勝したBクラスは1週間後、魔法士育成高等学校へ行き、合同訓練を体験してもらえる事になっている。実際の戦いのように陣形を組んで戦う貴重な経験だ、ちゃんと学んで将来有望な剣士になってもらいたいと言う願いの元、叶った合同訓練だ、無駄にするなよ。

…これで、閉会式を終わる…みんなよく頑張った、今日はゆっくり休んでくれ」


その言葉を残し先生は舞台から降りるように去っていった。








「Bクラスは集まってくれ」


俺達の担任の先生は生徒を呼び出し、俺達はそれにしたがい先生の元まで集まった


「お前たち…!よくやったぞ!よく優勝してくれた!特に、最後のエリック!あんな力があるなら、最初から出してくれればよかったのだが…それは勝てたから良しとしよう!いやあ、ホントにお前らは良くやった!今日はちゃんと体を休ませろよ?」


担任の先生は俺達生徒よりも優勝したことに対して喜んでいる様子だった。


俺達も内心は喜んでいるのだが、先生が無邪気に喜んでいるところを見ると

なぜか温かい目で見守っていたくなるような感覚になってしまい、どうにも表には出なくなってしまう。


「先生、喜びすぎですよ~」


「そうですよ~そんな喜ばれたら私たちが喜びずらくなるじゃないですか~」


クラスの女子生徒達が喋り終わった時には皆が一斉に笑い出し、この場に笑いが包まれていった。







「そうだそうだ、また伝え忘れるところだった。先程、話があったように…来週、俺達は魔法士育成高等学校に出向くことになる。当然実戦訓練同様、レバノン大森林に向かう事になるが…前回のような事故はなるべく避けたいので、今回は1班に1人現役の兵士を付ける事になった。費用は前回と違い…ありがたい事に、こちらと向こうで半分ずつ出すので問題なくできると言うものだ。まあ、そんな話をお前たちにしても何の意味もないがな…つまりは、安心して訓練をしてくれと言うことだ。ちゃんと伝えたからな…それから各自解散をしてくれ」


俺達は黙って先生の話を聞いており、先生の解散の合図を聞き、各自バラバラになっていった。


競技で使った器具を片付ける者は片付け、そうでないものは即時帰宅と言う流れだった。


俺は残る理由もないので自分の家を目指すことにした。


すると後ろから誰かが近づいてくるような足音が聞こえてきた。


「エリック君…一緒に帰らない?…」


俺は後ろを振り向きその声の主の顔を確かめた


「俺は構わないぞアメリア」


俺は断る理由もないので一緒に帰る事にした。


「綱引きお疲れ様…」


アメリアからねぎらいの言葉が飛んできた


「ああ、ありがとうアメリア。それで、アメリアはなんの種目に出たんだ?」


そんな質問をアメリアにした時、明らかにアメリアは元気をなくしたような顔になってしまった


「エリック君はやっぱり、あの時居なかったのか…」


アメリアは独り言のように小声で何かを言っていたが、俺には全く聞こえてこなかった。


「私は、100m走で1位をとったんだけど…エリック君は…そう言えば先生に呼ばれてたよね…なにかあったの?…」


アメリアは心配そうに聞いてきた。


(世界を揺るがしかねない存在を潰してきました…なんて言えたらどれだけ楽なのだろうか…)


などと、くだらない事を考えてしまっていた俺は頭の中を整理することにした


「近隣の方々に迷惑をかけていたようで校長先生に呼び出されていた」


と言うことになっている…


などと、小声で話を付け足した。


(校長…覚えて置けよ…)


校長に多少の恨みを持っていたが、


先程校舎裏で校長に会った事を思い出し、


その時にモノ申せば良かったと今頃になり、


後悔してしまった。

1度は言ってみたかった言葉を今言わせてもらいます。


高評価!ブックマーク登録の程よろしくお願いします!

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