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剣術学校の赤点候補生  作者: 暁 皇成
31/78

実戦訓練3

ブックマーク登録者数が!本当に!みるみる増えていき!もうすぐ!50人に達します!

ですが!とりあえずの目標は!

目指せ!100人!

「実戦訓練では5人一組になってもらう。その5人グループは仲の良い友達同士で組ませてやりたいと思うが今回は、私が決める。実力がある人だけであつまり逆に実力がない人だけであつまられたら、たまったもんじゃないからな…メンバーは後日伝える。だが、安心しろなるべく仲のいいやつ同士で組ませてやる。だからと言ってふざけるなよ?」



先生は念を押して注意した。生徒全員はメンバーが誰と一緒になるのかワクワクしていたようだった。



「さて、授業に入るぞ」



先生はそう言って授業を開始させた。



 放課後…俺は授業が終わり校長室へ向かうために席を立った



「エリック、ちゃんと掃除いけよ?」



急にカルロスが俺をバカにしたようにニヤニヤして話しかけてきた



「ああ、成績を良くするために頑張るさ」



カルロスは俺が気に入らないのか舌打ちをした



「チッ!そうかよ!せいぜいがんばれよ!」



カルロスはその言葉を言い残し教室を出て行った。



だが、俺はカルロスの意図が読めなかった



(カルロスは結局…何がしたかったんだ?)



俺は少し考えた後、いくら考えても答えはでないと割り切り校長室に向かうことにした。

















「エ、エリック君…本当にきたんだね…」



校長先生は少し驚いたような顔をしていた



「来ては、いけなかったか?」



俺はノックした後にすぐ入室許可が出たため、ドアを開け中へ入った…

だが、校長先生は俺を歓迎していないような様子だった。



「エリック君は成績はどうであれ、ちゃんと卒業させるとガモフ様と約束してしまいましたから…掃除にこなくても大丈夫ですよ?」



校長先生は校長先生らしからぬ事を口にした



「そうかもしれないが、俺はこういう事もちゃんとやりたいと思っている。ダメか?」



俺はダメなはずがないと分かりつつも確認を取った



「それは…ですが…魔王を倒してくれた英雄のお一人に…掃除をやらせるなど…」



俺は校長先生の話を完全に無視し掃除を始めた。



だが、掃除をしながら校長先生に返事を返すことにした



「俺はこういう事もちゃんとやりたいと言っているよな?何度も同じことを言わせるな」



俺は少し強い口調で校長先生を黙らせた。



そのまま淡々と掃除をおこない、一通り掃除を終えた後再び校長先生に話しかけた



「明日も成績のために来る…今後とも頼む」



そう言い残し校長室を出て、帰る事にした。 


















「おかえりなさいませエリック様」



「ただいまエーベル」



俺はいつも通り返事を返し自分の部屋に行こうとした時、メイドのエーベルから声が掛かった



「エリック様…ミーナ様からの伝言でございます。エリックが戻られましたら広間に来てほしいと、おっしゃっておりました」




「ミーナがか?…わかった、ありがとう」



(ミーナが俺を呼び出すとは、珍しいな)



などと思いながら広間へ足を向けた。













俺は扉を軽く叩きミーナの返事を待った。



「お入りください」



その優しい声を聴き扉を開けた。



「何か用か?」



俺は入るなり第一声に質問を投げかけながらミーナと反対側の席に座った



「エリック?…校長先生からききましたよ。剣術大会で…1勝もできずに、おわってしまったそうですね」



「・・・」



俺はミーナの質問を無言で返した



「エリック…きにしなくてもいいのですよ?」



どうやら、ミーナは俺の事を心配して呼び出したようだった。



「ミーナにまで練習を付き合わせたのに…すまないな…」



「エリック…」



するとミーナが急に俺に近づき俺の頭を自分の胸に埋め込んだきた



「ヨシヨシ…」



俺はなにをされているのか理解が追い付かなかった



「ミーナ…何をしている…」



「いいのよ…いい子いい子…」



俺の質問に対してミーナはまるで親が子を慰めるような形で頭を撫でてきた。



「少しは落ちついた?」



ミーナはゆっくり俺を放していった



「ミーナ…お前が何をしているのかが理解不能だ」



俺は素直に答えた



「子供はこうやってやると落ち着くときいたのですが…」




「誰の入れ知恵だ…」

ミーナの…豊満な胸で…

ゴホン…

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