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間章その三『守れ!男の?????』2

  ★美羽★

 「風邪?夜衣斗さんが?」

 朝、朝食を食べに部屋から降りると、夜衣斗さんがいなくて……

 「そうなの……ん〜多分なんだけど……夜衣斗、この町に来てからずっと気の休まる時間が無かったからねぇ〜………落ち着いた今に、多分、どっと疲れが出たんじゃない?」

 ………確かにそうかも………町に来て直にはぐれの発生に巻き込まれ、続け様に剛鬼丸のはぐれ化、次の日は高神姉弟に襲われ、その次の日に転校初日、そのまた次の日に逆鬼ごっこ開始、その最中に五月雨都雅に襲われ、響に勝負を挑まれ、美幸先輩の半はぐれ化の解決…………今さらだけど、物凄いハードスケジュール………今まで倒れなかった方が不思議なくらい………夜衣斗さんって、物凄く意志力の回復が早いみたいだけど……身体の方が全然見たいだし……大丈夫かな………………そう言えば、

 「春子さん。夜衣斗さんの部屋って、まだダンボールで埋まってましたよね?」

 「え?……うん。片付ける暇……っと言うより、気力がなかった見ないね」

 ………ふ〜ん……そっか……そうだよね…………そうだ!

 「今日、お見舞いついでに夜衣斗さんの部屋の片づけに行ってもいいですか?」


  ★飛矢折★

 「巴、どうするの?」

 朝のホームルームの後、黒樹君が風邪で休むと聞いた後、美幸がそう話し掛けてきた。

 「どうすのって……」

 「お見舞いだよ、お見舞い。黒樹君の」

 ………見舞……。

 「行かないの?」

 確かに黒樹君の事は心配だけど……お見舞いに行くほどの

 「行こうよ巴。お見舞い」

 っと微笑む美幸。

 「私、昨日のお礼ちゃんとしたいし」

 ……まあ……美幸がそう言うなら………行こうかな………

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