第2話 テンプレ通りですか?
1日1話と言いつつ今日は行けるところまでいきます!!
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家の中にいた村人A?を無視して奥に行き道場にいくことにした。…この世界があの馬鹿の言う通りなら今、かなり危ないらしい。なら、武器の一つは持っていた方がいいと思う…。
道場にはたぶん、爺さんが昔使っていた刀があるはずだ。他にも武器になりそうなものがあれば持って行こう。
…てか、爺ちゃん…刀持ってたけど銃刀法違反じゃね?……まぁ、今は気にしても意味ないんだけどさ…
俺はそんな事を考えながら道場の中に入り獲物を探した。
「えーと、ここでもない…あそこでもない、…うん?ここか?…あっ!!あった!!」
そう言って道場から見つけた爺さんの刀を見つけた俺はそれを持って他にも何かないか調べてみる、調べた結果刀意外にも小刀と投擲用の鉄の塊いわば手裏剣のようなものを見つけた。しかし…
「…これをどこに入れて持ち歩くかだな…」
そう、これだけの装備を見つけても持てなければ意味がない。刀は腰につけるホルスターがあるからなんとかなるとしても他の装備品はどうしようもない。
「…う〜ん…っ!!!」
俺はそこで閃いた!!…そうか、魔法を使って某アニメの四◯元ポケットと同じようなものを作ればよくね?!…さすがにポケットはダサいしいちいち手を突っ込むのは面倒なので漫画などでよく見る空間収納魔法を習得することにした。俺は鍵を開けるのと同様に血が体全体に回るようにしてイメージする。
「ふっ!!」
それが成功したのか、装備品は光と共に刀以外は全て消えていた。
「…やったか!!」
それは敵がいれば間違いなくやられていない状況だろう。しかし、俺の魔法作成のスキルに死角はない!!
ガコンッ…
そう思っていた俺には不幸なことに小刀が落ちてくる。どうやら失敗したらしい。
「…まさか、こんなことでテンプレを目にすることになるなんてな。(泣)」
俺は正直、本当に泣きました。…だって、テンプレがさっきから小さすぎるんだよ…異世界なのに、もっとドキドキワクワクな事をきたいしてたのになぁ…
そのあと、何回か試行錯誤を繰り返しようやく、空間収納魔法を身につけることができた。
「ふぅ〜…こんなにイメージしないと上手いこといかないこともあるんだな。」
俺のスキルの“魔法作成”は便利だがその分内容によってはイメージを重ね掛け、つまり同時に違うことを考えなければならない。それは、実に精神的にしんどいものであった。
戦闘中に使うには修行が必要になるかもしれない…
「…まぁ、成功したし良しとするか!!」
とりあえず、俺は立ち上がり出発することにした。そのため、玄関にいるあいつにも会うようで…
「いらっしゃいませ、ここは宮部家です。」
「…まだいたのか…。」
あのバカ神早くこいつ回収してやれよ。
俺は家を出て空間収納魔法を使用して家を収納した。時間がかかったのはこのせいでもある。家を仕舞えるようにするために何回もイメージを繰り返したからだ、だがこれで家は持ち運び可能となった。めでたしめでたしだ。…というか、なんか疲れた…
そんなこんなありながら俺は、家とともに旅をすることとなった。
作者出てくる回数多い上に新キャラが出てこないと思っている読者に朗報です!!次、出てきます!!
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