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「お前何やってんの?馬鹿なの?」


「いや、普通だろ!?そんなに怒らなくても……」


生徒会長はあの後すぐ帰った。

帰り際に明日弁当を作ってくるように約束させられたけど。


ただ今俺の幼馴染みであり、同じこの高校の1年生でもある水谷慶貴(みずたによしき)通称よっしーに怒られている。

さっきの話をしただけなのに。


「普通じゃないだろ。それ絶対フラグ建ってるから。」


「は?なんの?」


俺の顔をしばらく見つめて、それから溜め息をつかれる。

失礼な。


「……どうなっても知らないからな」


そう言われても、いまいちわからない。


「口尖らせても可愛くないぞ。」


「うるさい。早く自分の部屋に帰れ!」


「今日はカレーだろ?匂い的に。食べて帰る。」


「残念でしたー。自分の分しかないでーす。」


「お前いつも朝作るのめんどくさいからって晩飯は朝の分まで作ってあるだろ?それ貰うわ。」


くそ、ばれてたか。


「……しかなねーな。」


いつも宿題見せてもらってるし、その代わりということで。


ピーピーピー


「ん?なんの音だ?」


「洗濯機の音……あ、西野会長の服返すの忘れてた。」



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