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橋田sideに戻ります。
非常に疲れた。
さっきまではゲーム機が返ってきてるんるんだったが、だんだん気が重くなってきた。
だってここの学校って、何かしら生徒会中心で運営してます!生徒が中心で学校生活を作ります!みたいなPRが多かったような。ってことは担任が言ってた通りめちゃくちゃ忙しいんだろ?生徒会って。
めんどくさ。
重い気持ちで自室の扉を開ける。
「ただいま……」
「おかえり」
「なんで俺の部屋にいるのよっしー」
扉を開けるとリビングで自分の部屋並みにくつろいでいるよっしーがいた。
あれ?合鍵とか渡した気がしないけど。
「お前の部屋を訪ねたら鍵が開けっ放しだったんだよ。無用心だな。」
「え、嘘。ちゃんと鍵をかけた気がするんだけど」
「気がするだけだろ?実際かけてなかったんだよ。気をつけろよ?」
「…おう」
おかしいな。ほんとに鍵はかけた気がするんだけどな……
荷物をリビングのソファーに下ろす。重かった。
「ところで、お前のその首のやつどうした?」
「首?ああ、宮本っていう人がやってきたやつか。」
「宮本?……あいつか。」
「え、よっしー知ってんの?」
「……。」
俺の声を無視してよっしーはカバンをごそごそと漁る。
よっしーの顔をみるとどこか不機嫌だ。なんかしたっけ。
「……あった。千夏、こっちこい。」
「おう?」
目の前まで行くと座れと支持される。
真正面から見ると改めて不機嫌なのがわかる。あーあ、こうなるとなかなか治らないんだよな。
無言で俺の首に手を伸ばしてきてぺたりとカバンから取り出した絆創膏を貼ってきた。
「……自分の身くらい自分で守れよ。」
そう言って立つと、すたすたと自分の荷物を持って部屋を出ていった。
これはまたかなり不機嫌だな。
けど、守るって何から?
……そういえば、生徒会の手伝いをすることになったってのを伝え忘れたな。ま、いっか。
次の日、よっしーの機嫌は戻っていた。




