プロローグ
初めて小説を書きました。
高1です!どうぞ見ていってください。
まだまだ下手くそですが頑張りたいです、応援よろしくお願いいたします
一、神は万物を創る者なり
四季乃神 仰太様
明日、『神育成機関』(GUO=God upbringing organization)からお迎えに上がります
このご時勢、神だなんだといえばどこかの宗教団体か、SF商法だのの悪徳業者と勘違いされるのも無理はない
しかも唐突過ぎるのだ…
朝、いつものように起きて新聞を取りにいくと近年では全く見ないであろう真っ赤な手紙があった
派手すぎて思春期の俺はラブレターかなにかだと思ってしまって一人で恥をかいてしまったということは心の奥にしまっておこうと思う。
家族のだれかにあてか?
いいや、俺の名前はしっかり書いてある。
この場合はイタズラだろうと思うのが自然ではないのだろうか、実際ちょっとはまっちゃったし…
俺はそう思いびりびりと真っ赤な手紙を破り捨てて新聞紙を片手にリビングのイスについた。
しかしながら内容は少し気になるイタズラにわざわざあんな意味のわからないことをかくだろうか…
そんなことを思っているうちにうちの母と妹が目をこすりながらリビングにはいってきた。
「おはよう、おにいちゃん」
「おはよう、おにいちゃん」
このショートで俺の肩くらいの身長の子が我が妹、未雷である。
そして、この俺と同じか少し低いいくらいの人が我が母、美詩菜である。
俺の身長は高一男子にしては大きい、そこから考えても母の身長は女の人にしては大きいのだろう、それこ
そスタイルも顔もそこらのモデルの
比較にならないくらい美人だと思う
…いちおう言うが今のは妹がおはよう、おにいちゃんを二回リピートしたわけではなく
そういう妹がちょっとアレなわけでわなくむしろしっかりもので俺にも世話をやいてくれる。
我が家ではうちの母も俺のことをおにいちゃんと呼ぶというだけの話だ、どうやら本人が言うには妹のがう
つってしまったようなのだ、
でも嫌でもなけりゃ人様に迷惑をかけるわけでもないので俺は一向にかまわん。
「おはよう、未雷、かあさん」
うちの家族はこうして自然に朝のさわやかな挨拶を交わせるほどに仲がいい。
だが父は俺が4歳の頃に亡くなった。交通事故だそうだ、父は家を空けることが多かったのであまり記憶が
ない
が、寂しさは感じていない…
小さな頃だったし、こうして近所で美しいと評判のかあさんと、学校のマドンナ未雷がいるのだから…
自分で言うのはなんだが近所では美男美女で有名だった。
だから僕自身も母と妹にもしものことがあれば守りたい。
だが…とにかく我が母と我が妹はつよい。果てしなくつよい。妹は空手4段母は10段を持っている。
守る場はなさそうでである。
朝食に手をつけながら家族の楽しい会話が続く。