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私を嫌いな人から嫌がらせを受けたけど負けませんでした

作者: 青木薫

目にとめていただきありがとうございます。

異世界転移ものを書く予定でしたが、前段部分をと思って書いているうちに普通に現代ものの短編に、そして『ざまぁ』っぽくなってしまいました。意地悪な人が出てくるので苦手な方はご注意ください。

よろしくお願いいたします。

 私の名前は多田静香。26歳。おっとりしていて昔から「ただ静か」なんて言われてきた。


 強く言い返せない性格から、大学を卒業して塾に就職してからも先輩からだけでなくバイトの講師の子たちからも厳しいことを言われて凹むことが多かった。仕事はきちんとしているんだけど…それだけではダメなのが社会だ。努力しなくては、と思って頑張っている。


 大変なこともあるけれど、塾に通ってくる小中学生は可愛らしくて、事務の私にも『こんばんは』と挨拶してくれる子もいて、それなりに楽しい毎日を過ごしていた。


 塾にはいろいろな子が通ってきていた。私がどうしても気になってしまうのは苦労している子たち。


「毎日頑張ってるのに成績が上がらなくて…お母さんに『どうしてこんなこともわからないの』って叱られるんだ」


「お父さんが『全部落ちたら、海外の全寮制の学校に行かせる』って言うんだ。恥ずかしくて家には置いておけないって…」


 子どもたちはこんなに頑張っているのに、なかなか褒めてもらえないようで、事務室前の休憩スペースでお弁当を食べながら泣いていることもあった。


 うちの塾はすごい進学塾って感じではなくて、勉強が苦手な子を丁寧に見ている。裕福で子どもにお金をかけられるような家庭をターゲットにしているため、受講料はかなり高い。


 中には進学塾で結果が出せず、転塾してくる子もいる。そういう子は『都落ち』とか『島流し』とか陰口を叩かれていると聞いた。なんて酷いことを言うのだろう。


 私はなんて言ったらいいかわからなくて、でも元気づけてあげたくて、塾長に頼んで手作りのお菓子を休憩スペースに置かせてもらうことにした。


 私の趣味はお菓子作りや小物作り。作るお菓子は売れるようなステキな見た目のものじゃなくて、素朴な、ブラウニーとかクッキーとかパウンドケーキとかだ。時々妹にリクエストされてガレットやフロランタンなんかも作るけど、計量しなくてもできるくらい馴染んでいるものがやっぱりいい。


 アレルギーのある子もいるから、個別の包装の口を留めるために成分表も貼ることにした。こうして休憩室にお菓子を置くようになってから、子どもたちは私に話しかけることが多くなった。お菓子のことで質問があったら聞くようにとカゴの中のカードに書いてあるので、私が作ったとわかっているのだろう。


「お姉さんは、小さい頃何になりたかったの?夢は叶うの?」


「私、合格しなかったらどうなるんだろう」


「勉強も運動もできないと、ダメなやつだって言われる。お兄ちゃんだけでいいって」


 私は何と答えたら良いのかわからなくて、


「大人になると、いろいろと平気になる…かな。あの…無理しすぎないでね」


 なんて、曖昧な返事をするだけだった。でも人手が足りない時は時々私も講師として勉強を教えたので、伸び悩んでいる子や辛そうな子にはなるべく基本に戻って説明するようにした。


 『静香先生』と呼ばれることが増えて、少しくすぐったくて、でも同時に何もできていない感じがして、申し訳ない気がした。


 そんな私にも恋人ができた。塾長の針田さん。私がお菓子を作って子どもたちの話を聞いている姿に惹かれたと言ってくれた。髪はいつももっさり長めボブ、服は◯印◯品の地味な私なのに。


「あー静香ちゃんといると癒やされる…」


 そんな風に言ってくれていたのに、毎日私のアパートの部屋で私の手料理を食べてほっこりしてくれていたのに、次の年度に入ってきた大学生バイトの百合香さんとあっと言う間に仲良くなって、私は振られてしまった。


 悲しくて、二人を見るのが辛くて、夜も眠れなくなって。なんとかよく眠れる方法を探して実践していたのだが、そうしているうちに、部屋にご飯を食べに来た妹が私のボロボロの様子に気付いた。そして問い詰められた私がボソボソと説明すると、


「お姉ちゃん、その安眠方法、配信しなよ!いい気晴らしになるよ!」


と言って、振られたこととかは置いといて、って感じで、楽しいことをお膳立てしてくれた。これがまたあれよあれよと言ううちに進んで、私はちょっと烏滸がましいが、睡眠アドバイザーミンミン(眠眠)として人気を得てしまった。もちろん顔は出せないので妹に加工してもらったり目だけ隠れるお面?をつけたりいろいろと対策をした。


 妹の静江は小さいけどコアなファンがついているブランドのショップの店員でSNSなんかでの宣伝を担当しているのでこうしたことに詳しいのだ。毎日二人でアレコレしているのは楽しかった。


 けれど職場ではやっぱり辛かった。百合香さんと針田さんはあからさまにイチャイチャしていたし、百合香さんは私に嫌味を言ってくるし。


「静香さんて、名前の通り静かよねぇ…っていうか、暗い感じ?楽しみとかないんですかぁ?」


「手作りお菓子とかって、今どき中学生でも作らない…いや小学生でも、かも?あっでも塾に来る子たちもデキが悪い子たちだから、慰めあってて丁度いいのかも、なーんて。言い過ぎちゃったかしら、ゴメンナサーイ」


 私は毎日手を変え品を変え続けられる嫌味のストレスで、ついついお菓子作りに没頭しがちになった。結果、妹に励まされて落ち込まないように努力しているにも関わらず、食べすぎたり動かなかったりでだんだんとポッチャリしてきた。


「お姉ちゃんは最近少し痩せ気味だったから、今が丁度いいよ!それくらい健康的な方が睡眠アドバイザーとしては信頼されるって!」


 妹は、明るく励ましてくれた。静江は私のことをよくわかってくれていて、昔からいつもこうして私を応援してくれる。本当に可愛い、大切な妹だ。


 妹に励まされながら、私は仕事を続けた。そしてミンミンとしての配信も。動画は人気で、世の中には眠れなくて苦しんでいる人がたくさんいるんだなと思った。その人達の役に立っているなら嬉しいと思った。


 でも、年明けのある日、針田さんに言われたことで私の我慢は限界に達して…そして、プツッと切れてしまった。


「悪いけど、今年度で辞めてもらっていいかな。百合香が、君に意地悪されるから怖いって言うんだ。そんな風に見えなかったけど、君って底意地が悪いところがあったんだね」


 私がいつ百合香さんをいじめたと言うのか。驚きと呆れとで針田さんへの思いはすっかり消え失せた。


「そうですか、わかりました。今までどうもありがとうございました」


 私がはっきりそう答えると、休憩スペースの向こうでニヤニヤしながらこちらを見ていた百合香さんが一瞬眉をひそめた。私が泣くと思っていたのかもしれない。


「では、退職までのあと約3ヶ月、よろしくお願いします」


「あっ、ああ…自分の荷物とかは片付けてってくれよ?」


「はい、もちろんです」


 私は帰って妹にこのことを告げた。妹はかなり憤慨して、


「くっそ〜!針田の奴、許せん!!見てろ!!!」


 と何やら計画を立て始めた。


 妹の静江…この通りいつでもちっとも静かじゃないけど…は私を本気で推す?ことにしたとのことで、『そのためにもしばらく一緒に暮らそうね』と毎日部屋に来ることになった。なんならよく泊まった。


「まあ、お姉ちゃんはいつだってステキなんだけど、こういうのはインパクトが重要だからね〜悔しいけどちょっとドラマチックにするためだから」


 そう言ってスッピンの写真を撮られ、身体のサイズを測られ、糖質オフの食事を作るところを録画され、エクササイズをしているところを撮られた。メイクはパーツごとの練習をさせられ、そこだけアップで撮影。なかなかどうして重労働だ。


 普段から特にメイクは適当なので、素顔を撮られるのは気にならないが、サイズはちょっと恥ずかしかった。しかもわざわざピッチリした服を着せられたし…。これはいろいろと良い変化が現れた時に公開するようだ。そんな日は来るのかな。


 こうして毎日、安眠に関する情報と、シェイプアップにつながる生活の様子を配信され続けた3ヶ月後、私は自分でもびっくりするくらい健康体になっていた。同時にフォロワー数もなんだかすごいことになっていた。


 でも妹の『お姉ちゃん、絶対に変化に気付かれないようにね!』という言葉に、これまで通り、地味に静かに過ごすことを心がけた。


 そして迎えた出勤最終日。本当は契約についても書類は提出済みで、仕事は昨日で終わっているから有給でのサービス出勤だけれど、どうせ針田さんはよくわかっていない。


 でもいい。今日はいろいろなものにサヨナラする日として行くのだ。


「いえーい、お姉ちゃん、最高だよ!今日で退職、おめでとう!頑張って来てね!ファイトだよ!ツヨツヨでね!!」


「ありがとう。がんばるね。静江、大好きだよ!」


「それは私のセリフだよ。『おばあちゃん』ってあだ名をつけられて悔しがって泣いてた私をいつも守ってくれて、可愛い可愛いって大事にしてくれて。それがあったから今の私があるんだよ!さ、行ってらっしゃい!!」


 『静江』って小学生は最近少ないからね…苦労してたよね…なんて思い出に浸っている場合ではなく。


 緊張しながら職場に着くと、針田さんがものすごく不機嫌そうにしていた。私の部屋にあった彼の荷物を段ボール箱に詰めて着払いで職場に送っておいたのだが、それが届いていたからだ。


「何だよ、こんな真似して。ホンっと嫌味だな…って、お前、なんか…メイク変えた?」


 メイク?変えましたとも。自分でもできるけど、今日は静江にしっかりしてもらった。伸びてセミロングになった髪も今日はふんわり巻いている。でもそんな問いには答えない。


「だってもう関係ないのに置きっぱなしにしていたのは針田さんでしょう?うちにあると邪魔なの。それから、これも」


 私の『邪魔』という言葉が気に入らなかったようで、彼は私の差し出した大きな紙袋を乱暴に引ったくった。


「何だよ、これ」


「私の部屋で私のパソコンから勝手に注文した、何とかっていうお腹に巻く筋トレのグッズです。残りの代金と一緒に支払ってください。請求書が入っていますから」


「なっ…!」


 あの時は本当に驚いた。勝手にあんなことをするなんて、とすぐにパスワードを変えた。振られたのはその直後だったなと思い出す。腹が立って、ビシッと言った。


「だって私は使いませんから。あなたが買ったものだし、それにまだ必要そうですし…?」


 ちらりと彼のお腹の辺りを見る。彼はカッしたようで、


「はっ、いいさ、払うよ、払えばいいんだろ?」


 そう言って事務所の中に入って行った。


 良かった、静江の言った通り、強そうに出来た…と思っていたら


「ふーん、見かけによらず言い返したり出来たんだ〜…って今日は何?そのメイク…」


 ニヤニヤして寄ってきた百合香さんが私の顔や髪をジロジロ見て怒りを浮かべたので思わず距離を取る。返事はもちろんしない。


「だんまりってわけ?まあいいけど。私、あんたみたいな女大嫌いなんだよね〜。楚々として、素直で、家庭的ってやつ?ムカつくから彼のこと誘惑したんだけど、アッサリ堕ちたわね、アイツ。フフッ、それにしても男に振られて、仕事もなくなって、かわいそ。これからどうするつもりぃ?実家に帰って親に保護されながら引きこもっちゃうとか?」


 随分と大きな声で…本当にこの人ってどうしてこんなことが言えるのかと不思議でたまらない。しかも理由は私のことが嫌いだからだったなんて。


 私は針田さんと付き合ってはいたけれど、この人と何かあったわけではない。なのに何故かものすごく嫌われていたのは私の雰囲気やらが気に入らなかったと。


 世の中には只々性格がひねくれている人もいる、彼女もそうなのかもしれない。驚きだけど。その上彼女は私が針田さんに振られただけでは気が済まなかったんだね。


「何とか言ったら?」


 私が無視をしていたら、思い切り押されて、休憩スペースのテーブルにぶつかった。最近は厚手でゆるっとしたシルエットの服を着ていたので気付かれていなかったが、だいぶ痩せたので少しばかり踏ん張りが効かなかった。今日はコートも着たままなので重さにも負けている。


 このころには生徒も来はじめていて、遠巻きにしていたのだが、私が押されたのを見て数人が走ってきた。


「だっ、大丈夫ですか?って、えっ、静香先生っ?大丈夫?」


「ひどい!百合香先生なんてことするんですか?」


 私のメイクがいつもと違うので遠目にはわからなかったようだ。ちょっと恥ずかしい。


「はぁ?ひどいのはそっちよ。話しかけてるのに無視して、本当に失礼な人。少し触ったら大袈裟によろけたりして、性格悪いったら!」


「静香先生、大丈夫?」


「大丈夫よ、ありがとう。ごめんね」


「おい、何さわいでるんだ?」


 私達がザワザワしているところへ針田さんが戻って来た。すかさず百合香さんが駆け寄った。


「塾長〜多田さんひどいんです。退職した後のことを心配して聞いてるのに無視して、その上私が押したみたいに見えるようによろけたりして。どうして?私、多田さんに何かしました?どうしていつもこうして意地悪するんですか…」


 目に涙を浮かべる百合香さんに、呆れてものも言えない私だったけれど、針田さんが私に


「荷物を送りつけるとか、買った物の請求書を渡すとか、セコい上に、いじめか。最低だな」


と詰め寄ってきたので応戦せざるを得なくなる。


「置いて行った物を取りに来ないのはだらしがないあなたの責任だし、あなたが勝手に買った物の支払いをする義務はないです。それから…」


 私はスマホで録音しておいたさきほどの百合香さんの言葉を再生する。



『だんまりってわけ?まあいいけど。私、あんたみたいな女大嫌いなんだよね〜。楚々として、素直で、家庭的ってやつ?ムカつくから彼のこと誘惑したんだけど、アッサリ堕ちたわね、アイツ。フフッ、それにしても男に振られて、仕事もなくなって、かわいそ。これからどうするつもりぃ?実家に帰って親に保護されながら引きこもっちゃうとか?』



 授業時間が迫り、増えていた周りの生徒たちが一斉に顔を顰める。中には中学生や高校生の姿もまざっている。


「ひど…」


「これはないよね…」


「いつも自分アゲすごかったとは言え…」


「百合香先生、こわい…」


 子どもたちが思わずといった感じで話し出す。


「…ちょっ…何よ、それ。いつの間に録音なんて!」


「百合香…」


 針田さんの眉間にシワが寄っている。当然怒っているのだろう。


「違うから、それ…そう、それ、私の声じゃないし!その女、多田さんが私の真似して録音してきたんじゃない?ひっどーい!そんなにまでして私を陥れようとするなんて!あんまりよ!」


 慌ててクネクネと演技をする百合香さん。しかし、もう彼女の演技に騙される子どもたちはいないようだ。みんな白けたり呆れたり。そんな中、いつもお菓子を食べてくれていた6年生の男の子が、ハッとしたように訊いてきた。


「っそうだ、静香先生、お仕事やめちゃうの?」


 さっきの百合香さんの録音内容で気が付いたのだろう。その言葉に他の子たちも口々に『え、やめるの?』『どうして?』『やめないでよ!』と言い始める。私は困ってしまったが、こればかりはしょうがない。


「ごめんね、急で。でも…」


 すると針田さんが慌てて


「いや、もし良ければ残ってほしい。俺が悪かった」


と言うではないか。私はいきなりの手のひら返しに驚いた。顔を見ると何だか真剣だ。どういうつもりかわからないけど、せつなそうな顔はやめてほしい。気持ち悪いから。


「いえ、それはないです。もう3ヶ月辞めるための準備をしてきましたし。でも生徒のみんなには…急な感じかもしれない…ごめんね。みんなの受験が終わる3月までって決まっていたの」


「そんな…僕達…」


「いやっ、でもほら、このまま退職したら、収入とか困るんじゃないのかっ?やっぱり契約はこのままで…」


 針田さんが子どもたちを遮って食い下がる。聞いていた百合香さんが


「ちょっと!なんで引き止めるのよっ!!」


と怒っているが、誰も彼女の話に耳を貸さない。さっきのことですっかり信用を失ったようだ。


 私は針田さんにはっきりと伝える。


「これからのことは私自身の問題だから、心配してもらわなくて結構です」


 そして困った顔の針田さんと悔しそうな百合香さんを尻目に、私は静江に電話をした。


「私よ。全部終わったから。うん、書類は昨日のうちに片付けたから、今日は荷物を置いて終わり。あ、そうなの?ありがとう!」


 電話を切った私は大きく深呼吸をすると、針田さんと百合香さんにスマホの画面を見せる。


「仕事はなんとかなるので大丈夫です」


 画面はもちろん私の配信動画だ。


「う、嘘…」


「なんだよ、それ…」


 覗き込んだ高校生の一人がキャーっと声をあげた。昨日のうちに準備しておいた動画は、静江が公開範囲を変えてくれていたので、私の素顔がしっかり写ったものがみんなに見えるようになっている。『今日から素顔でミンミン!』のテロップも一緒だ。


「えー、ミンミンちゃんって静香先生だったの?私、メイクレッスン見てる!うわ、マジ可愛い!って先生の今日のメイク、これじゃん!」


「ウソ!私もレシピ見て作ってる!うちのママも2キロ痩せたって喜んでたよ」


「そう言えば紹介されてた糖質オフおやつのブラウニーって…」


 子どもたちの視線がテーブルの上のカゴに注がれる。


「あー、そう、です。投稿してたおやつはここにも持って来ていました。本当は勉強するみんなには糖質オフより糖分アリのほうが良かったかもしれないけど…美味しかった?」


「「「美味しかったです!!!」」」


 その後、授業までの短い時間だけど子どもたちと別れを惜しんで、これからも勉強に学校生活に一生懸命楽しく、でも無理をしすぎないように取り組んでねと励まして、塾を後にした。


 針田さんも百合香さんも不満げで、特に百合香さんの形相にはかなり怖いものがあったけれど、相手にせずに出てきた。


「さて、これからもうひと頑張り!このままやっていくには今まで以上にフォロワーさんの期待に応えてしっかりやらなくちゃ。今日は静江にお礼に何か買って帰ろっと!」


 私は元気一杯に家路を急いだ。帰ったら静江と祝杯だ。この3ヶ月で成長できた感じがする自分を、これからもっと好きになれるように頑張ろうと思う。

お読みくださり、どうもありがとうございました。

だいぶボカシていますが百合香さんにはモデルがいて、傍目にも「こんな人がいるのか!」とびっくりしたのでいつか書いてみたかったものです。元気にしてるかな。


現在、最初に書こうと思っていた異世界に転移したミンミンを書いております!

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