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ふと思い付いた独り言

苦痛の感じ方は人それぞれ

作者: 方丈陽田

 先日、知人が事故を起こしました。

 まぁ、他人に直接的な迷惑をかけていない単独事故ですし、本人も命に関わるような怪我はしていないので、ひとまずは良かった良かったという事で。


 しかし、当然と言えば当然ながら、そこそこには負傷しており、四肢の辺りが特にガタガタになっていたりもします。

 まぁ、後遺症とかは残らなさそうですけども。


 そんな状態だというのに、彼はなんと馬鹿な事に普通に出歩いているのですよね、アホな事に。

 痛い痛い言いつつ、何で出歩くんでしょうね。

 筆者は痛いのが嫌いなので、多分無理です。

 大人しく布団に包まって寝ています。


 だが、よくよく考えると、そして当人の話を聞くと、理解できなくもない理由がありました。


 この人、学生時代は運動部に所属しており、骨折や脱臼、筋を痛めるなど、そうした外傷を、頻繁という程ではないものの、まぁまぁ経験しているのです。

 故に、この類いの痛みは慣れた、とのこと。


 ……アホかな?

 恐竜の遺伝子でも組み込んだんじゃないの?


 と、思わなくもないが、しかし筆者自身も思い当たる節があったりもします。


 筆者は、幼い頃、非常に病気がちであり、小学校など1/3くらいは欠席していたと思います。

 なので、日常的に発熱しており、今では完全に慣れきっているのです。

 37℃、平熱。38℃、微熱。39℃、発熱。40℃、やっと高熱。

 大体、これくらいの認識です。


 先日、ワクチン接種をした事で、久し振りに熱が出ました。

 件の知人は病気に対しては頑丈で発熱経験が少なく、それ故に布団から一歩も出ずに寝て過ごしていたそうです。


 熱耐性のある筆者は違います。


 いやー、この感覚も久し振りだなー。

 発熱ってこんな感じだったなー。

 懐かしい。


 そんな気楽な気持ちで平然と出歩いて病人食を一人で買いに行くくらいに元気でした。


 その時は、逆に信じられねぇという顔と言葉を頂戴したものです。


 まぁ、それだけです。

 別にオチとかはありません。

 それまでの経験から、病気や怪我に対する認識は、人によって大いに食い違うものなのだなー、と感じたちょっとした日常を綴っただけです。


 では、これにて。

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