2話 卵を持って依頼達成
犬より狼。猫より虎。
その発想は私だけ?
「魔法に適してそうですね。適正属性は雷です」
雷か、まぁ良いほうか。
「冒険者生活頑張って下さいね」
「ありがとうございます」
俺は依頼ボードを見て依頼を探していた。
2つの依頼が目に止まる。
〔スライム30体の討伐。報酬1000マネー〕〔薬草10本の採集。報酬700マネー〕
ナナさんの所に持って行き、依頼を受けた。
卵を持ったまま、最初に居た平原を訪れる。
ぶよぶよしたスライムが50体位居た。
足で蹴ったり、木の棒で叩いたりしながら1時間かけて30体討伐し、近くの森で薬草っぽいのを50本採集した。
組合のナナさんの所で依頼報告をする。
「此れでスライム30体で、こっちが薬草です。50本採集しました」
「此れは!上位薬草!?」
「大体1本1000マネーしますよ!だから合計して51000マネーです!」
円と加算すると50000越え。
生活は出来そうだ。
お金を貰って、宿屋で一部屋借り、武器屋に行った。
1本15000マネーする片手剣を1本買い、仕立屋で服を買う。
消費額は20500マネー。
宿屋で寝て、翌日も同じスライムの依頼をこなし、薬草を集めている。
「結構楽だな」
そう呟いて100本目の上位薬草を集め、キノコがあったのでついでに集めて来た。
「はぁ!?上位薬草100本とメガカイフクキノコ34本!?って事はスライムで1000マネー、上位薬草100000マネー、メガカイフクキノコで340000マネーで合計441000マネーです!」
稼いだぜ。
「家は何マネー位ですか?豪邸で」
「ええと、大体10000000マネー位ですね」
翌日、見つけたキノコと薬草を片っ端から集めて持って行った。
「上位薬草153本、メガカイフクキノコ59本、シビレキノコ32本、魔草231本、で此れは…」
危ない物?
「黄金キノコ20本!?って事は合計1890500マネー!?」
でお金を貰い、建築屋に行き家を建てて貰う事にした。
〈称号:『無駄遣いは程々に』を獲得しました。Lv3になりました。〉
そして宿に戻り、寝る前の卵のお手入れタイム中。
パキィッ!
卵が割れて生まれた。
白い毛並みに覆われた羽の生えている狼が。
「キュウーン!」
其の日はしっかりと抱き締めて寝た。
朝、ナナさんの所へ行き、テイムモンスター登録をする。
「此の子のお名前お願いします。」
「ヴォルティス」
そして登録を終えた時。
「ヴォルティス!ヴォルティス!」
はっきりとは聞こえなかったがそう言った声が聞こえた。
声を発したのはヴォルティスだった。
「「喋った!?」」
俺には本当に可愛く思えた。
作者「どうもでーす!作者の浅葱です!」
ナナ「本日もいらして下さりありがとうございます。冒険者組合受付担当のナナです」
作者「本日も投稿してしまいました!」
ナナ「だいぶ投稿しましたね。て言うかヴォルティス君可愛い!」
作者「だよねだよね!可愛いよね!」
ナナ「でもヴァインさんの子ですよ!盗みはいけません!」
作者「しないよ!」
ナナ「次回!3話 強くなりたくて!」
作者&ナナ「「お楽しみに!」」