プロローグってか
改めてリメイク版ですが性格や登場人物が相当変わりました
プロローグ
某年の夏
とある中学校の3年教室
ザワザワザワザワ・・・
朝の騒がしい教室、そこに一人静かに本を読んでいる少年が居た。
見た目は、中肉中背で目立った特長は余りない、もしあるとすればその鋭い目だろうか
そんな彼が本を読んでいると、
――――キーンーコーンーカーンーコーン
チャイムが鳴り、教室内が静かになると同時に教師が教室に入ってくる。
「えーでは、朝のホームルームを始める」
その一声で、一人のイケメンが
「起立!」
ガタタッ!
澄んだ声を聞き、クラスの未だ本を読んでいる一人を除いて全員が立ち上がる
「気を付け!」
「・・・」ペラッ
「・・・ねえ、あんた本読むのやめなさい!
それと、今は城嶋君が挨拶の号令をしてくれてんのよ!」
一人の女子が未だ本を読んでいる男子に注意するが・・・
「・・・」ペラッ
気にしてないのか、本を読むのをやめない
「~~~ッ!!」ダンダン!
気にもされない女子は、余りの怒りに地団駄を踏んだ。
それでも彼には、手を出さない。
いや、出せないのだ。
「まあまあ、僕は気にしてないから、椎名も落ち着いて」
「・・・城嶋君がそう言うなら」
そう言って、本を読む男子を睨みつける椎名
睨みつけられても平然と本を読む中肉中背の男子、枷雨 錬は、とある日からこのクラスの連中から恐れられている。
「・・・」チラッ
「ッ!」ビク!
枷雨は、一旦本から目を離し、女性に目を向ける。
その瞬間、彼女は地団駄を踏むことすら忘れ、怯え始めた。
「・・・!」
しかし、枷雨がまた本を読もうとした瞬間彼を、いや教室自体が光り始めた。
「なんだこれ!」
「いや!なによこれ。」
「異世界きたー!」
等々、クラスメイトが騒いでいる風景を見ながら、
(あ、この小説の最新話家に忘れてきた・・・)
『マスター、リミッターどうするんですか・・・って、何ですかこれ!』
と、彼なりの現実逃避をし、右腕にある(・・)相棒の慌てた声を聞きながら意識を失った。