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  作者: Allen
8/13

依存


姿を変えて、生きていた。

茶髪でロングヘアの、18歳の人間として生きていた。


生きていた、というより、当ても無く彷徨っていた、というのが正解だろうか?


そしていつの日か、その整った容姿から競売に出品される。


そこで彼女を買ったのは一人の超能力者。


「今日から僕が、君の家族だ」


彼女を買った彼は、彼女を奴隷にする為でもなく、

実験道具にする為でもなく、


ただ家族にしたいという理由で買ったのだ。


彼女は


「かぞ……く……」


彼は


「そう、家族」


お互いに依存し合ってしまった。


ただ唯一お互いを家族と言ってくれた彼に

                 彼女に。


だから彼女は、今の姿が仮の姿という事を忘れて、元の姿がどんな姿だったかを忘れて、

元の姿でどんな生活を送っていたかも忘れた。


今が幸福だから。


忘れても何の差し障りもない事だから。


だから忘れられた。


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