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0.止まらない衝動
ぺたぺた。
ぺたぺた、と。
人口が少ない魔都市の中でも一際人通りの少ない路地に、聞きなれない音が響く。
その音は、『それ』の足音だった。
『それ』は、変化を欲していた。
ならなければいけないのだ。
あの人を守るために。
大好きなあの人のためなら、
邪魔者だって壊せる。
『それ』は、莫大な程の熱を帯びた。
あの人に会う。
そう考えただけで苦しい。
胸が、詰まりそうなほど苦しい。
そうして、『それ』は変化した。
目つきは悪くなったし、スカートはビリビリだ。
でも、私は大丈夫。
あの人以外の物を全部、破壊しまえば、あの人はきっと。
きっと私を好きになってくれるだろう。
0.止まらない衝動
こんな感じのヤンデレちゃんが爆走する話です。嘘です。
でも見ていって下さいね。にっこり。




