地中海を血に染めて2
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1943年2月
ボスポラス海峡を通過し終えたソ連黒海艦隊はイタリア沿岸を南下し始めた。枢軸連合の潜水艦が追尾しているとは知らずに
「司令、黒海艦隊がイタリア沿岸沿いを南下しているようです」
「我々の動きは相手は掴んでいるだろうか?」
「どうでしょう?しかし、我々が出港した事は知っていることは確かです」
「哨戒機から敵潜水艦発見とのことです」
「早く撃沈するんだ。我々の居場所を知られてはならん」
「対潜用モスキートを急いで向かわせます」
ハボクックから対潜装備のモスキートが二機発艦した。対潜用モスキートはMADと呼ばれる磁気探知機を搭載し翼下に250kgを懸架していた
「ベア1目標を捕られたぞ」
「ベア2了解、攻撃を開始する」
対潜部隊は二機一組で行動し片方が敵艦を捜索し発見し次第残りの一機が急降下爆撃で仕留めていた
「敵潜水艦沈黙しました」
「別の方向から無線波を探知、通報されました」
「ちっ、他にも居たのか」
ソ連海軍の編成はミサイルと航空機を武器に敵をロングレンジで撃破することを目標とした機動艦隊と巡航ミサイル潜水艦などの多種多様な潜水艦を用い敵艦隊を撃破する事を目標とした潜水艦隊を二本の柱としそこに対潜機や陸上攻撃機を合わせた立体的な現代海戦を行うというドクトリンで出来ていた。
シチリア近く
枢軸連合艦隊の発見の報を受けて艦隊を航続距離内に捉えている各飛行場からは攻撃隊がスクランブル発進していた
[各機、我々戦闘機隊は敵補助艦へのロケット弾攻撃を行う。敵には空母が不在だ航空機を気にする必要は無い、ひたすら敵艦を狙え]
[[了解]]
枢軸連合艦隊
「敵航空機接近、数は100以上」
「ハボクックから迎撃機を上げろ」
ハボクックからハンターとGo229が迎撃に出撃した
『こちらJv44、ガーランドだ。Go229隊は敵攻撃機を殺るハンター隊は敵戦闘機を頼む』
「こちらネヴィル・デューク、グレムリン隊だ。後ろは俺達に任せろ」
Go229とハンターは別れソ連機に向かっていった
[あれは…ジェット機の噴煙、枢軸連合の新型戦闘機か!戦闘機隊は敵戦闘機隊の迎撃をするぞ]
MiG15は攻撃隊と別れハンター隊に向かっていった
「奴等が来たぞ、今まで殺られた奴等の敵討ちだ。行くぞ」
ハンターとMiG15では史実で最強の遷音速機と言われたMiG17と同等の性能を持つMiG15が欧州機最高と言われたハンターではMiG15がやや有利だったが精鋭を集めたグレムリン隊は機体性能を最大まで生かしソ連側は初見だったこともあり互角以上の戦いをしてみせた
「くそ、後ろを捕られた」
[こいつが隊長機か…貰ったぞ]
後ろを捕ったセルゲイ機に一機のハンターが格闘戦を仕掛けた
[ちょこまかと邪魔だ]
「やらせはせんぞ」
[さっきの隊長機か、こいつはなかなかやるようだ]
[中尉、こいつらは囮です。攻撃隊が謎の機体に襲われているそうです]
[急いで攻撃隊に向かうぞ]
「俺達が逃がすと思うなよ」
ソ連攻撃隊
[なんなんだこの三角形は…どこから現れたんだ。レーダーに映ってていなかったぞ]
ソ連攻撃隊は戦闘攻撃機として高い性能を持つGo229のミサイル攻撃に曝されていた
『こいつは何故かレーダーに映りにくいからな、機上レーダーには映らなかっただろうよ』
Go229のウェポンベイから短距離ミサイルが放たれ、また一機のPe8が翼から火を噴いて墜ちていった
『良し、敵機が引き返していくぞ、追撃はするな』
『隊長、今日の奴等はカモでしたね』
『護衛のいない攻撃隊なんぞこんなものだバルクホルン』
『それにしてもマルセイユの戦い方は独特ですね』
『すまんなバルクホルン、君のような凄腕のパイロットじゃないと彼とロッテが組めないんだ』
『それは解ってますよ隊長』
グレムリン隊
「ソ連機が引き返していく、我々の勝利だ」
「隊長、先程の支援有り難う御座いました」
「ロアルト・ダールか、さっきは助かったぞ」
「これでマルタ島の仇はとれたでしょうか?」
「それは解らんしかし、今まではソ連機には殺られてばかりだったのだ。ハボクックに先行配備されたこれらジェット機があれば互角程度には戦えるのだ、戦術的には小さな勝利だが戦略的には大きな勝利だ」
ソ連攻撃隊
[くそ、枢軸連合に空母がいたなんてな]
[攻撃隊の損害が七割を越えました。壊滅ですね]
[仕方あるまい、基地航空隊は今後、戦闘機隊が地中海艦隊の上空支援を行うだけになるな]
[しょうがないですね]
2月13日深夜枢軸連合艦隊
「敵艦隊が攻撃隊の航続距離内に入りました」
「対艦攻撃はモスキートに任せろ、電子戦用と空中給油用のモスキートも用意しろ」
「了解しました」ハボクックから魚雷や1トン爆弾などを懸架したモスキートが電子戦用モスキートを先頭に次々に発艦した。
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