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兵器解説1943と極北の翼

久々の投稿です。

日本軍

甲斐

全長 310m

全幅 45m

艦載機4

排水量 89000トン

武装

三連装46×3、単12,7×8、四連装対艦ミサイル×4、対空ミサイル×4、連装40㎜×16

第二次世界大戦末期にイタリア特殊部隊に大破していた甲斐を改修したもの、今までは対米戦のため後回しにされてきたが日米決戦のために改修された。無人化された連装40㎜機関砲や単装12,7センチ砲などにより高い防空能力を持つ、また新型ミサイルが配備されている。

川内級

全長 200m

全幅 20m

排水量 9200トン

艦載機2

武装

単装12,7×3、対空ミサイル×2、三連装短魚雷×2、四連装対艦ミサイル×4、連装40㎜×8

建造中だった防空艦の武装や艦型の変更などが行われた。武装や艦型は戦後の米軍駆逐艦を参考にしている。

五式戦車センチュリオン

全長 8m

全幅 3,5m

武装

105㎜×1、12,7×2

対ソ連重戦車として日英で開発された。高い初速を持つ主砲を持つ一方で、高出力のエンジンを持つため性能のバランスがとれており、最初のMBTとされている。 英軍はセンチュリオンとして採用している。

ドイツ軍

レーベ

全長 11,6m

全幅 3,8m

武装

105㎜×1、12,7×2

ドイツと東ロシアで共同開発された戦車。高い攻撃力と防御力を持つ、弱点はエンジン出力が足りず速度が遅い事である。雪解けしたロシアで使用できるように履帯が広い。

He277(フォッケバイン)

全長 20m

全幅 50m

航続距離10000㎞

積載量15トン

武装

20×16

ドイツが開発した八発全翼超爆撃機、二重反転プロペラをプッシャー方式で装備している。なおエンジンは出力と航続距離の両立のためターボプロップエンジンを採用している。

アメリカ

パーシング

M26A1と同等の性能を持つ、開発中の次期戦車までの繋ぎ。

ソ連

T-54

史実と同じだが10年ほど早く登場した。

ムルマンスク級航空母艦

全長 230m

全幅 30m

排水量

艦載機数76機

武装

SAN12VLS×10、30mmCIWS×4

元々はドイツがリヒトフォーフェンでの運用実積などを参考に独自開発した空母バイエルン級。ソ連の侵攻により進水したばかりだったバイエルン級二隻がソ連に鹵獲されソ連海軍の装備により完成しソ連海軍に編入された。ジェット機の運用を前提としている。

1943年12月 中国

今まで日本やドイツから兵器を買ってきていた東ロシア帝国も国内の工業設備の充実したことや技術者達の必死の努力によりジェット戦闘機の開発に成功した。

Su-5

全長 11m

全幅 14m

航続距離1200㎞

武装

20mmG×1

東ロシア帝国初の国産機であり、初のジェット機。今まで海外からのライセンス生産を担当していたスホーイと帝国国防研究所が協力して完成させた機体。ダブルデルタ翼が特徴でイカと渾名される。この機体はセールスでも成功し戦後は世界中の空を飛んだ。

ソ連と東ロシア帝国は革命直後に不可侵条約を締結しているため今次大戦でも直接的な戦闘は行われておらずソ連は欧州に東ロシアは亜細亜に集中することができた。枢軸連合は幾度となく対ソ連参戦を東ロシア帝国に打診したが、東ロシア帝国は今は亡き皇帝ニコライ二世とレーニンによって結ばれた不可侵条約を遵守すると共に両国は条約にある通りに平和的に併合すべきであると言って譲らなかった。

その結果Su-5の初陣は中国での戦闘だった。この戦闘でSu-5は伝説を創ることになる

『こちらクラカヂール1、Yakを捉えた。1対5だが相手は此方に気付いていない此方から仕掛ける』

実戦テストのため中国戦線に先行生産された少数のSu-5が配備されていたが、今まで中国軍機との接触が無く今日が初の実戦だった

『Yakの奴らに今までのお礼をしなくちゃな』

ジェット機が完成間際だった東ロシアは中国軍にジェット戦闘機が現れた際に国産機保護のために日独からジェット機を購入してなかったため欧州では性能が色褪せてしまったYakも東ロシア軍にとっては強敵であった。しかし、前線のパイロットにとっては悲願であったSu-5の完成により東ロシア軍もようやくジェット機に対抗できるようになったのだ

『性能的にも此方が上だ。もらったぞ』

編隊の上から機体を被せるようにして襲いかかり、Su-5から短距離空対空ミサイルが2発放たれた 。太陽をロックオンしてしまうほど性能の低かった赤外線装置も地上に向けて撃つなら問題はなかった。ミサイルはYakを捉え一発は不発だったが2発とも命中し不発を喰らった機体も翼がやられ落ちていった。ミサイルを喰らったことによってSu-5に気付いたYak は急いで散開するがダブルデルタで高い旋回性能を持つSu-5は素早く旋回しYak を捉えた

『そいつじゃこいつに格闘戦で勝つことは不可能だ』

追い付かれたYakは20mmGの洗礼を受け爆散した。瞬く間に3機が撃破された中国軍は尻尾を巻いて逃げていった

『こちらクラカヂール1、3機撃墜これより帰還する』

こうしてSu-5は初陣を飾り15秒で3機撃墜という記録を創ったこの機体は21世紀になっても改造型や派生型が使用される大ベストセラーとなった。

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