今までのあらすじ
あらすじです
1904年
日露戦争勃発直前の日本、そんなある日の御前会議に僕こと田中翔はタイムスリップしてしまった。戦史好きな軍オタと言われていた僕は日本を敗戦から救うべく日露戦争を回避させ、日露戦争に投入するはずだった資金で日本の重工業化を急がせ、僕の所持していた本や携帯などの電子機器を元に高性能な無線や充電池の開発、数年先の戦略思想の研究などが行われた。
1914年
タイムスリップから10年経ち、日本は大正モダン溢れる時代を迎えていた。新たに発足された空軍でパイロットをしていた僕は第一次世界大戦勃発に伴い日露戦争を行っていない分の発展により欧州戦線に参戦出来るだけの国力を持つまでに到っていた。そして日本は日英同盟により参戦、陸軍や航空隊、新型戦艦などを派遣しユトラント海戦を経験した。また、ロシア革命時には僕の所属していた試験空母“鳳翔”艦載機によるロシア皇帝一家救出を行い、シベリアに立憲君主国家東ロシア帝国を建国した。しかし、戦後東アジアには共産化の嵐が吹き荒れ、中華民国は倒れ、首脳等は日本領台湾に亡命内乱状態だった大韓帝国も共産化した。一方欧州では日本の援助などの経済協力によりドイツはナチスが出来ず日独露で三国同盟を組んでいた。
1937年
ドイツが再軍備宣言を行い三国同盟内で兵器開発をしていた為ドイツの再軍備は早急に進んだ。しかし、これを良しとしない者がいた。共産化したイタリア、フランスである彼等は反共同盟である三国同盟を恐れた。そして
1939年
殺るなら今しかないとドイツに対して宣戦布告、ここに第二次世界大戦が勃発、しかし、当初は中立だったイギリスが三国同盟通称枢軸に加わり状況は一変し1941年春には終結した。しかし、終結から半年も経たない内に共産国家スペインの宣戦布告から始まった枢軸対共産連合の第三次世界大戦は未来からの技術者により次世代の軍備を持つソ連と欧州枢軸の戦いと不況脱却の為に戦争がしたかったアメリカと亜細亜枢軸による太平洋の戦いがあった。アメリカには切札として未来から転移した空母“インディペンデンス”が有った。
日本はアメリカに次世代の戦術やジェット機やミサイルなどの兵器を使い互角以上の戦いを見せるが、何倍もの国力を持つアメリカとの決着をつけるためアメリカに決闘を申し込む。
ソ連に押されイタリア陥落、ドイツもベルリンが陥落し枢軸は陸でT34/85、Js3に押され指揮が落ちていた時、オットー・スコルツェニーが軟禁されていたローマ法王を救出し更には新たな戦車の配備などにより陸では勢いを取り戻したが、イギリス本国艦隊がソ連黒海艦隊に壊滅に追い込まれた。この事態を受けてイギリスはハボクックを建造しソ連海軍に対抗を計り、欧州戦線は膠着状態を迎えていた。
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