3/5
“出逢い”と“別れ” と “偶然”と“必然”
あなたと手を繋ぎ、あなたと共に歩いた 私の人生。
“あなたとの出逢いは偶然で、あなたとの別れは必然だった”
今はそう思えてしまう程、あなたの存在が愛おしい。
いつでも感じていたあなたの肌の感触と あなた独特の香り。
その二つは私を落ち着かせるためにあって、他の人を誘惑するために存在する。
「さようなら」なんて言葉は、私達にとって いらない言葉だと思っていた。
だけど、私は迷い人。 永遠に続くと思っていた時は、綻び そして壊れた。
あなたの手を握っていたはずなのに、いつの間にか その絆は解けていて。
そのことを嘘だと思いたい。 だけど、そのことは現実に起きたことで。
『嘘なんて聞きたくない』『嘘を吐くくらいなら何も話さないで』 それが私の本当の心。
だけど、その裏には『あなたの声を、ずっと傍で聞いていたい』という想いも本当はあって。