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花火夢問屋

作者:離宮 愛琉
日常は思いのほか、ごくごく平凡に過ぎてゆくものである。
しかし、ある夏、いつものように母方の田舎に帰省した少女は、不思議な花火問屋に出会い、ひと夏の手伝いと引き換えに、夢を与えられた。
そして、花火問屋の店主は今日も煙管をふかしながらこう言う。
「やぁ、お嬢さん。夢を御所望で?」
第一夜、彩色夢物語
2010/08/31 01:20
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