ついに開始した試験、しかしスピカの様子が少しおかしい そしてBランクダンジョンでは出ないはずのモンスターが現れて、、!
Bランクダンジョンボスには出ないはずのモンスターが現れた
その、モンスターに負けたはずのレイが立っていて、、!
「なあ、スピカどうしたんだ、ここ炎のダンジョンだから近くに来られると暑いんだが」
「、、、ダメ?、レイ?、、」
「そういわれてもな、、」
そんなこんなで歩いていると
「ゴガ、ガゴ、、、ガ!」
「最初からマグマスライムか」
「大丈夫、レイ、任せて」
スピカがそういうと
「じゃあ、水魔法ウォータースラッシュ」
スピカの言葉に反応し、マグマスライムは逃げようとするが
「バサッ」
抵抗もむなしくやられてしまった
「スピカお前無詠唱使えるのか」
「うん、威力は落ちちゃうけどね」
「それでも十分すごい」
「そっかありがとう、レイ」
その後も二人は順調にモンスターを倒し魔石を集めていった
そして夜
「ダンジョンにも夜があるんだな」
「不思議だよね」
「どうするもう寝るか?」
「そうだね先、寝てて」
「ああ、悪いが頼む」
レイは慣れない環境で動いていたためか横になるとすぐに寝てしまった
そして朝、レイは寝る前になかった違和感を感じ目を覚ました、そしてレイはつぶやく
「なんで、俺が寝てるときに俺の布団に潜り込んでるんだよ、スピカ」
「うぅん,ぅう」
「困ったな」
そんなことをしながら数日
「どうする、スピカここにきてから五日経ったが」
「せっかくだからダンジョンボスに挑もうよ」
「まぁ、いいが、、」
ダンジョンボスとはダンジョンに必ずいるボスでありそのボスはダンジョンのレベルによって変わる
そしてダンジョンボスの部屋についた
「スピカ、ここからボス部屋だ、油断するなよ」
「うん、頑張ろう」
扉を開けると闘技場といえる大きさのリングがあり、その中央に甲冑を身にまとった騎士がいた
「スピカ何か様子がおかしい。ここで待っててくれないか」
「わかった。無理しないでね」
レイが騎士に近づくと騎士が動き出した
その刹那、レイが叫んだ
「スピカ!!伏せろ!」
その言葉と同時に鋭い斬撃が飛ばされる、斬撃のほうを見ると壁がえぐれていた
「スピカは、、!」
スピカがいたであろう所を見ると魔法で自分の身を守っていたスピカを見つけた、そしてレイが騎士のほうを見るとすでに騎士はそこにいなかった
「くそ、、!どこ行った!」
気配を探ったレイは気付く、気配が自分の真上にあることを、
「ガンッ」
そんな耳をつんざく様な音が聞こえた所を見ると、騎士の真上から振り下ろされた斧をレイは持っていた小型ナイフで斧を受止めていた
「がああぁぁぁ!」
騎士はいつの間にか中央に戻っていた
「レイ!」
スピカの声に応えるようにレイは騎士へと攻撃を繰り出していた
1回2回3回と手数が増えていくレイの攻撃をいなしている騎士の姿があった
「クッソ!攻撃しても全部返される!鬼畜過ぎるだろ!」
その言葉の後、騎士も動き出していた、ノータイムで振られる斧を避けるが少しずつ傷ができていた
死闘を繰り広げていたレイだがついに限界が来てしまった、降られた斧を避けるのにも限界がきてしまった、騎士の降った斧がレイに直撃しレイはリングの壁に高速で叩き付けられた
「くそが、、スピカ、、頼む、に、げ、、て、、くれ」
「レイ!!」
騎士がレイから視線を外した瞬間、圧倒的な殺意とオーラを漂わせているモノが現れた
騎士がそちら側を見るとなんと今自分が倒した者が明らかに強くなっているではないか、このことに歓喜した騎士は己が最も信頼できる武器を握りしめレイだったものへと向き直った
お互いが強者でありこの場を制するものであること感じ、張り詰めた空気の中動いたのは騎士だった、斧を自分自身最速の速さでレイ?に打ち込んだ、レイ?は落ち着き騎士の斧が当たる瞬間、レイ?は斧を静かに殴り、斧を持っていた騎士ごと殴り壊していた
どうもタナです
これを読んでいただきありがとうございました
この後のスピカはヤンデレ感があります
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