エピローグ~仕事量がおかしいんじゃ!~
完成版登場
《Side神域》
神とはのびのびとしてるイメージがある。
しかし実際はどうだろうか?
「あー~、もう、疲れだぁァ~ー!!」
そう一人?神が言葉をこぼす。
最低限の机と大量の本棚にぽつんといる神一柱。
そして神用タブレットに入った大量の書類。
「量がおかしすぎだろ!!なんだよこの量は!?」
タブレットにある奴をプリントしようとしたら日がくれるだろう。しかも1日分だけでこの量である。
「うわーーんもうやだよォ~ーーー!!!」
この仕事をやり五年間、くる日もくる日も仕事をしてきた。
「マジで逃げようかなぁ…」
それはだめだ!という思考は…浮かばなかった。何気なくいった言葉は早くも現実へとなろうとしていた。
「しかしどこに逃げるか……。」
悩む彼の目に写ったのは…
「下界…下界はいいんじゃないか!?バレにくくそうだし!!」
しかし見つからないメリットもあるがもちろんの如くデメリットも存在する。それは……
「でも逃げたらもう二度とこの地を踏むことが出来なくなるかも……」
神域から下界に下りたものは二度と戻ってはいけないという、暗黙のルールがあるのだ。
しかし、
「でも、でもっ、僕は…それでも仕事を止めたいんだ~ーーー!!!!!」
彼は逃げることを決めた、さすが苦行を五年間耐えただけはある。よく神域の面倒さが身に染みてわかっていた。
そうと決まれば逃げよう、今すぐ逃げよう速く逃げよう。」
思考と口にする言葉が一緒になるほど必死に動き、
仕事を背後に彼は異世界へ転生という形で逃げるのだった!
感想や、れびゅー?とかよろしければお願いします!