はじまり
目を開けるとそこは、空港だった 今回の修学旅行では初の沖縄ということもありみんながワクワクとした顔をしていた
「時継くん、今日からよろしくね」ユエが柔らかい笑顔で話しかけてくれた その笑顔に何人のクラスの男どもがときめいてしまっていただろう
その笑顔をみた瞬間俺は、思い出してしまった。これから、起きるであろうあの地獄がすぐそばにきていたことを そしてここが運命の分岐点だと確信した 俺たちの乗った飛行機は、ハイジャックされクラスの半分以上がまるで映画のように簡単に殺され 女は辱しめられ そしてユエが目の前で………
俺は、嫌な汗をかきながら何事も無かったように「よろしくね」と呟くしかなかった
まず、俺はハイジャック犯を探すことにした 俺はやつらの顔をしっかり覚えていたからだ かならず近くにあいつらはいる まもなく搭乗の時間になるからだ
見つけた やつらはなに食わぬ顔で待っていた やつらがまさかあんなことをするなんて見た目からは、全く感じさせない だがやつらはやるんだ なら、俺もやってやる やつらの行動は分かっている なら意表をつくことも可能だろう 幸い俺は、親の仕事の関係でなぜかありとあらゆる格闘技を詰め込まれているし 銃も多少だがアメリカで経験もある あとは、一人でできる最大限の反撃をはじめていこう
勢いで書いてみました このあと、どう反撃をするか悩みながらアクション映画とかを色々研究していこう