本と女の子探し
今日2話目です
町に入るには銀貨3枚かパスポートのようなものが必要だ。いつもは銀貨を払って入るのだが学校がこの町にあるために親がそのパスポートのようなものを作ってくれた。そこにはハンコと顔のリアルな絵と有効期間と名前が書いてあった。
初めて並ぶパスポート専用ラインに並んで町の門をくぐる。
町はすごく賑わっていて例えるなら新宿だ。昼間の。
街を歩きながら本屋を探していた。たまに人とぶつかりそうになるが自慢の身体能力と前に姉のパンチやキックから避けるために身についた反射神経で避けて行く。
そして目的の本屋に着いた。もう常連なので本屋のおばちゃんに参考書場所を聞く。
「ウォールズの参考書ないっすか?」
「ああ、あの棚の一番右だよ、えっと金貨1枚ね。」
金貨一枚は日本でいう1万円程度だ。
情報が命を左右する世界なので本は高価なのでホイホイ買えるものではない。
まぁ、だからって参考書も高いのちょっと意味不だが。
まあ必要だから買うが・・・そんなこと言っても意味ない。常連だからわかることで本屋は絶対値引きはしないから買う以外選択肢はない。運良くつい昨日小遣いが入っておりただいま金貨2枚あるので本買ってもまだ金が残っている。ま、貯めとくのが一番か。
本を買った後は昼飯をそこらへんの店で食いいちばを見回った。市場には地球にない果物や野菜、魔物の肉などが売られていた。あまり面白そうなのがなかったので今回は何も買わなかった。
帰り道、裏道に面白そうなお店があったので見てショートカットをしようとすると
「ヨォ〜嬢ちゃんたち〜ちょっと俺らと遊んでいけねか〜?」
とガラの悪そうな大男たちが二人の女の子を囲んでいいた。
めっちゃテンプレだな・・・と思い
魔法ぐつをはき助けに行った。
「あ。いたいた、お〜いなんでこんな裏道にいたの?」
「ん?!おい、痛い目にあいたきゃなきゃとっとと家に帰るんだな!」
俺は無視して女の子の方へ行って小声で
「さ、後ろに下がって。」
「おい!!シカトすんじゃね!」
「あ〜ごめんごめんちょっと声がうるさすぎて逆の耳から出て行ったんだ〜w」
「ヴォイ!やるんかてめぇ?」
大男たちが俺を囲んで来て殴ろうとして来たが・・・
遅すぎた。単純に。妹のパンチの100倍ぐらい遅い。
俺はさっと避けてカウンターを喰らわそーとしたら横から殴られた。
不覚・・・・
「何こいつwスピードだけじゃん!」
「うぅうう」
クッソ、格好つけんじゃなかった。
こうなったら一か八か本気で殴るだけだ!
俺は思いっきり足で地面を蹴った。
その瞬間、地面を踏んだところに半径2mぐらいのクレーターができ、男を殴った手がバキっと音がしていた。
殴った男の方を見ると消えていた。
「は?」
あ。スピード最高4000kmだったw
「ぎゃああバケモンだ!!」
といいながら大男たいちが逃げて行った。
ま、結果オーライか、と考えていたら後ろで
バタッ
っと音した。
後ろを振り向くと女の子たちが気絶していた。
あ、後ろにいると音速の何十倍も早いから衝撃はでものすごいことになったのか・・・
やばい・・・目冷めるかな?
コメント&評価よろしくです!
まだまだチートモードじゃないですよ〜