オペレーション...スタート!(一応」プロローグです)
西暦2026年 5月5日(こどもの日)午後1時23分。とある交差点。
「えー私は今とある交差点に来ております。ご覧ください。今警察とテロリストが戦っております。今年に入ってもう5回目です。今や日本は世界に名だたるテロ大国なってしまいました。これから日本はどうなってしまうのでしょうか…」
「どうにもなんねーよ この国は…」
「独り言はいいから 早く準備しろ」
交差点のすぐ目の前にあるとあるビルの屋上、そこに2人の男がいた。一人は狙撃銃のスコープでテロリストの頭を狙らい。1人はテロリストを見ながら刀を左腕の義手にセットしている。
「テロリストは計4人… 一人は人質を取り、残りは車を盾に警察と撃ち合っている。」
テロリストは皆自動小銃を持っている
「背中ががら空き… テロリスト失格だな。」
テロリストはまだ彼らの存在には気づいておらず、背中ががら空きだった。
「人質は子供…男…10歳位だ…」
人質の子供は泣き叫んで助けを求めていた
「ふーん そうか。じゃあ俺はあの人質を取っている奴を殺る」
「せいぜい人質には危害を加えるなよ…」
「ふん 俺を誰だと思っている」
「ただの義手野郎」
「そうそうただの義手野郎てちがーう」
思わずツッコんでしまった…
「おーい。まだか~」
「いつまで待つのだ~ さっきから横で人質の家族が泣き崩れて鼓膜が破けそうだ…」
交差点を挟んで向かいの道路には、無数のギャラリーの中に、拳銃を持った男と、小型自動小銃を持った女が待ちくたびれていた。
「文句は俺じゃなく、横の義手野郎に言ってくれ」
「へいへい 待たせてすいませんね」
適当に謝りながら準備を終わらせた。
「それじゃあ、作戦を開始する 俺は、車を盾にしている真ん中の奴を殺る 2人はその横の奴を殺れ 人質を取ってる奴は、義手野郎が殺る 準備はいいか…」
「OK」
「了解」
「いつでも」
「それじゃあ、行くぞ… 3…2…1…」
「「「「オペレーション…スタート」」」」
掛け声と共に銃声が鳴り響き車を盾にしていたテロリストの頭に1発ずつ弾丸がヒットし倒れた。
戸惑うテロリスト、それものはず目の前にいた仲間が一斉にバタバタと倒れた
「一体…どこから…」
震えるテロリスト、だが、そのテロリストもなすすべもなく、背後から刀で切られその場に倒れた。
「あ… あ…」
震える人質、無理もない、さっきまで生きていたテロリストが今やただの喋らない肉の塊になったのだから。
「だっ…だれ…」
全身の力を振り絞り、恐る恐る聞いてみた。
「安心しろ… 俺たちはただの、民警だ…」
なお、この作戦が彼らの株がどん底に落ちるとはこの時誰も思っていなかった…