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「……できた」


 試行錯誤の末、思った通りの反応が出た薬剤をガラス瓶に移し終え、リオンはほっと一息ついた。


 つい夢中になって一晩中作業に没頭してしまったが魔法薬の完成度はハッピーである。


「いや、正直な話。その場のテンションでやばいものに手を出してしまった感じがすごくするけど……大丈夫なのこれ?」

 

 一抹の不安はあったが、それも徹夜の疲労の中に消えていった。


 リオンはさっそく瓶を片手に大和 学を探しに部屋を飛び出した。


 しかしさすがに誰にも悟られるわけにもいかず自力での捜索となる。


 こういう時はいつの時代も自分で足を使うしかない。


「……今の時間は、トレーニング中かしら?」


 良心が激しく痛むが、大事の前の小事と胸の底に沈めておくことにした。


 やったるぞと学園中のトレーニング室を探し回ったのだが……。


「いないんですけど……いないんですけど!」


 リオンは一人誰もいないことを確認してから地団太を踏んだ。


 今日に限って影も形も見当たらない。


 しかしリオンはここであきらめるわけにはいかないと頭をひねった。


「……トレーニングじゃないとしたら一体どこに……。ん? そう言えば彼の男友達が、いつも集まっている変なお菓子の店があったはず」


 駄菓子屋といったか? 大和 学が、しきりに行きたがっていたことを思い出し、リオンは次の目的地を決めた。


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