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番外編その15『は〜れむ(?)はお好き?(前編)』

一応、アリス視点ですが変わります。そして、時期的にはG.W.です。

「いんや〜!遊園地なんて久しぶりだなっ!おいっ!今日は一緒に楽しもうぜ!!!ねっ!アリスさん!?」

なんであんた、んなハイテンションなのよ・・・普段は学校で寝てるくせに・・・・・

「あぁ〜♪見てみて〜♪お兄ちゃん!アリスちゃん!あれっ!あれっ!すごく楽しそう♪早く乗ろうよ〜♪ボク、昨日の夜から楽しみで全然寝られなかったんだよ〜」

お前は小学生ガキか。






・・・はぁ〜・・・・・なんでこんな事に・・・・・(汗)






さかのぼること1時間前ーーーーー

今日はGWの初日というわけで、せっかくの休日を家でゴロゴロしてるのもなんだかなぁ〜?というわけで寮から少し離れた遊園地に来たってわけ。メンバーは夏美、百合、麗奈さん、宮子さん、

私、で、野郎共は村上、条一郎君、メガネ(英男)、サル(慎也)の計9人。まぁ、そこまではいいわよ・・

・・・メガネが余計な事を言うまでは・・・・・・






『ふむ・・・・・ギャルゲーみたいな展開になってきたじゃあないか・・・・・・そこでどうだろう?作者がご都合主義的にこんな場面を作ってくれたのだ。ちょうど9人いるし3グループに分かれてイイコト・・・行動しないかい?』






とかいきなり訳のわかんない事を言い出し・・・・・






『さぁ・・・・・皆、このクジを早く引きたまへ・・・・・だ、誰がメンバーになっても文句など言うなよ・・・・・はぁはぁ・・・・・う、うひっ・・・・・え、えへへ・・・・・ぷ、ぷぴぃ〜(///)』

『なんでこのメガネはサカッてんだ?(汗)』(耕司)






その結果・・・・・






ツンデレチーム→アリス、夏美、耕司


和気あいあいチーム→麗奈、百合、宮子


LOVE☆チーム→メガネ、ジョウイチロウクン、サル






(ツンデレチーム)

(アリス)「誰がツンデレよっ!!!(怒)」

(耕司)「まぁまぁ・・・・・アリスさん、そんなに大喜びしなくても・・・・・・」

(アリス)「喜んで無いわよっ!!!!!」

ドガスッ!!!!!

(耕司)「あでっ!!!!!」

(夏美)「じゃあ、アリスちゃんは『ツン』担当でボクは『デレ』担当だねっ!!!」

(アリス)「そんな特殊設定いらないわっ!!!!!」

(耕司)「うむ・・・・・じゃあ、必然的に俺は『デレ』担当になるんだな・・・・・えへへっ♪おねぇ〜ちゃん♪」

(アリス)「きもっ!!!(汗)」






(和気あいあいチーム)

(麗奈)「まぁ・・・なんや!とりあえず今日は楽しもうなー2人とも!」

(宮子)「はぁい♪宮子♪イッキマ〜ス♪」

(百合)「ブツブツ・・・・・なんで耕司さんがいないの・・・・・・ブツブツ・・・・・・死んでやる・・

・・・ブツブツ・・・・・・呪ってやる・・・・・ブツブツ・・・・・」

(麗奈)「(・・・なんや・・・・・・このチーム内の温度差は・・・・・(汗))」






(LOVE☆チーム)

(サル)「なんでだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!?????(泣)」

(メガネ)「ふむ・・・・・まぁ、仕方あるまい。きっとこれは・・・・・・そう、運命という名の愛、LOVEなのさ」

(サル)「ナニ言ってるんだ、お前は!!!何で冷静なんだお前は!!!そして、何でモジモジしてるんだ、おまえはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああ!!!!!!!!!!(泣)」

(ジョウイチロウクン)「う〜ん・・・・・本当に残念です・・・・・・」

(サル)「おおっ!!!まともな人間がここに!!!」

(ジョウイチロウクン)「筋肉質な方はあまり好みではないんですが・・・・・まぁ、そこは我慢しましょうか。うふふふ・・・・・(///)」

(サル)「うひいぃぃぃぃ!!!!!全然、まともじゃなかった!!!!!(泣)」






・・・・・で、今に至ったってわけ。






「ねぇねぇ〜♪お兄ちゃん!アリスちゃん!さっそくあの楽しそうな乗り物乗ろうよ〜♪」

・・・・・

夏美が笑顔で指を指した方向にあった乗り物は見るものを恐怖に叩き落す・・・いわゆる『絶叫系』のコースターだった。まぁ、とはいってもどこの遊園地でもあるような宙返りが入った高速コースターだ。・・・まさか夏美がこういう系の乗り物が好きだったとはね・・・・・まぁ、私はむしろこういう系の乗り物は全然平気だけどね・・・・・ふと横目でチラッと村上を見てみると・・・・・

「・・・・・・・・・・」

なんか青ざめていた。

「ねぇねぇ〜はやく〜行こ!お兄ちゃん!アリスちゃん!」

夏美は急かすようにグイグイと袖を引っ張る。

「まっ、待て・・・・・夏美・・・(汗)お・・・オジサン、ちょっと下痢気味で・・・・・(汗)」

どんなごまかし方よ・・・(汗)

「そうなの?でもお兄ちゃん、さっきこれでもかっていうぐらい元気に奇声上げていたじゃん」

「あ、あぁ・・・あれはだな・・・・・ハイになることによって少しでも実が出ないように工夫をだな・・・・・つ、つまり例えるなら授業中にトイレが行きたくなっても先生に言えないというこのもどかしさ

・・・ま、まぁ恋する乙女のような心優しい気持ちに近いと思ってくれたら分かり易いと思うぞ?(汗)」

何言ってんの?この変態?

「全然分かんないよ」

そりゃそうだ。あれで分かるのはメガネかサルぐらいね。コイツと同類だし。

「そ・・・そうか・・・・・(汗)まぁ、というわけで俺、パスな」

コイツ・・・・・

「えぇ〜〜〜〜〜!?行こうよ〜〜〜〜〜!!!!!おにいちゃ〜〜〜〜〜ん!!!!!」

「い・・・いや・・・・・だからだな・・・・・・毎日の日課の瞑想をこれからしなきゃあなんないんだって

・・・・・(汗)」

さっきと言い訳変わってるじゃない・・・・・というか、なんかイライラするわね・・・・・

「もぅ!い〜こ〜う〜よ〜〜〜〜〜!!!!!」

「い〜や〜で〜すぅ〜!帰って、積みゲー制覇目指すんだぁああああ!!!!!」

ポキッ……

「さて、やっと静かになったわね。それじゃあ、夏美行くわよ」

「う、うん…(汗)」

ズルズル……






その頃、和気あいあいチームは……

『ややっ、トバされましたか……残念です。では、さっそくこの私めの裸体を……』

「よっしゃあああああ〜〜〜〜〜!!!!!やったたでぇ〜〜〜〜〜!!!!!手塚クリアしたったわーーーーー!!!!!いぇ〜〜〜〜〜い!!!!!どや!見たか!百合!うちの打ち回し!!!」

「………はぁ(汗)」

ここは遊園地内にあるゲームセンターの麻雀ゲームコーナー。

百合は麗奈が必死で脱衣麻雀(1回100YEN ※対戦キャラは皆♂)をしている姿をぼ〜っと見つめていた。ちなみに、麗奈のいう『手○クリア』とはちょうど麗奈が対戦していたキャラが手○似だったため。

「まぁ、散々DSのア○ギで鍛えたからなぁ〜〜〜………ウホ♪コイツええ身体しとるやん♪」

「うっわ〜……で、でか…(///)」

百合は少々引いた。というか、こんなゲームを公共の場に置くのは少々…いやめっさ問題があると思った。

「麗ちゃ〜ん♪こっちはマンモスでっか〜〜〜い♪」

「な、なんやて!!!ちょっと見せてみ!!!春!!!WOW!ビッグサイズキターーーーー!!!!!」

「………(///)」

思わず耳を塞ぎたくなる会話……というか、せめて小声で喋って欲しいと百合は思った。

「………耕司さん(泣)」

自分の想い人…村上耕司の顔をふと思い浮かべる百合ちゃんでした。

「おぉ?次の対戦キャラなんかちょっと耕司似やで!!!」

「私にやらせてください!!!!!」






そしてLOVE☆チームは……

「「「………………」」」

ガタン…ガタン…

「………なんで観覧車………しかも野郎3人で………(汗)」

「フム………まぁ、いいじゃあないか、サル君。遊園地といったら観覧車、ギャルゲーといったら観覧車とよく言うじゃあないか」

「いや……二つ目のは聞いた事ないからね(汗)」

「いいじゃあないですか、3人で観覧車という名の密閉空間にいることで少し今までの関係が変わるかもしれないですよ、うふふ」

「いや………できれば変わって欲しくないな。この関係(汗)」

なんか怪しい発言をするジョウイチロウクンにタジタジのサル君。

「………とりあえず、なんかしゃべろうぜ」

なんか沈黙が耐えられなくなったサル君。

「そうですね……では今、学校で好きな男の人を3人で暴露し合いましょうよ♪」

「あ、あれれれれ〜〜〜〜〜?????(汗)なんか今、少しおかしな単語含まれていなかった?ジョウイチロウクン?ねえ?ジョウイチロウクン?(汗)」






(そして、後編に続く→)






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