番外編その14『三上英男の華麗なる伝説』
伝説の幕開けです……
【英男おっぱい伝説その1:英男、おっぱいプリン作る】
「………はぁはぁ、も、もう少し」
「………え、えへへ、ぐひゅひゅ……」
「………ぷぴぴぴぴぴ……」
「………はぁはぁ、じゅるり」
ガタッ
ぐしゃり
「………!あぁ…ああぁぁあ……だめだ、ダメだよ…いけないよ…耕司キュンこんな事………僕は…僕は…」
「いきなり読者に誤解を招くような危険な発言をするな、メガネ」
誤解を解いておきたいから、とりあえず今の状況を説明しておこう。偶々、俺がはずみで机を揺らしてしまいその机の上でなにやら怪しい作業をしていたメガネがいきなり怪しい発言をしたという訳だ。
「……あぁ…もう少しで完成するところだったのに………どうしてくれるんだ?耕司キュン?この代償は君の体で払ってもら『バキッ』……いや、調子乗ってすみませんでした、マジで」
「…で?お前、さっきから学校で何、怪しい作業してるんだ?」
「あぁ…実はね、僕はこう最近考えるようになったんだよ……『オッパイが揉めたらそれはどれくらい僕の欲求満たしてくれるか』をね……」
「………」
「いや最近、僕ね、そこいらの普通のエロゲーじゃ出せなくなっちゃったんだよ、イヤ本気で」
「………」
「PCの画面の前で自分のキュウリを握り、ピストン運動させながら思うようになったんだよ……『こんな低レベルな欲求の満たし方で本当に僕の本当の意味での欲求を満たしてくれるのか?』『いや、違うだろ?英男?お前はそんな満たし方で満足できるわけがない』『リアルならどうだ?』『おぉ!その手があったか!』
とね……」
……そろそろ警察に通報するべきなのだろうか?
「しかし……三次元の女はどいつもこいつも融通が利かないんだ……事情を話すと『変態!』『チカン!』『野蛮!』『ケダモノ!』『ゲテモノ!』とお決まりの台詞しか返って来ない……今日は100人の女の子に声を掛けたんだが全て失敗してね………しかも、そろそろメガネの代えがなくなってきているんだ……おっと、今はそんな事はどうでもいいか」
……声を掛けるたびにメガネ破壊されているのか……ていうか、諦めろよ、どんだけポジティブなんだよこのメガネ。
「そこで……僕は決意した!『もうこの際、本物じゃあなくてもいい!限りなく近いものでもいい!』とね。
だからこの……この!限りなく本物に近い『おっぱいプリン』を作ったのだ!!!」
めちゃくちゃしょーもない理由だった!!!
「あぁ……あぁ…なのに君は……君は僕の夢をぶち壊してくれたね!!!!!!どうしてくれるんですか!?えぇ!?せっかく完成したら夜な夜な誰もいない自分の部屋でムシャぶり付こうと思ったのに!!!!!」
「……いや、半端なくキモイからさ……お前……」
……うげぇ、今ちょっと想像しちまった……最悪………
「……そこでだ、耕司キュン。これから少し手伝ってくれないかね?そしたら今の出来事は水に流してあげるさ」
……いや、むしろ俺、今イイコトしただろ………仮にも自分のクラスメイトを悪の道から救い出したんだぜ?
「………はぁ〜、しゃあねぇな……で?何すんだ?また、『おっぱいプリン』作るとか止めろよ?」
「いや……もう、それはいいさ……今度はリアリティを求めたいだ僕は」
……こいつがリアリティを求めだしたら犯罪に発展しそうな気がするんだが……
「……お前、何する気だ?」
「………いや、決まっているだろう?揉むのさ」
「さようなら」
「ちょ、ちょっと待ってくれよ!?耕司キュン!?行かないで!?」
「黙れっ!!!俺に近寄るな!!!これまで、お前はただの変態だと思って黙ってお前を見ていたが、今からお前がやろうとしている事はただの犯罪者だっ!!!!!俺を巻き込むな!!!1人でやってろ!!!」
「そ、そんなぁ……こ、耕司キュン!!!僕たちは一心同体だろう!?色々なところが繋がった仲じゃあないか!!!!!痛みを共有しあった仲じゃあないか!?ね?ね?ね?だから、僕を見捨てないでくれたまへ!!!!!」
「気持ち悪い事を言うな!!!!!とにかく私、1度実家に帰らせていただきます!!!!!」
「だ、大丈夫ダイジョウブダヨ………耕司キュン。も、もういっその事、耕司キュンの胸でもいい!!!もみもみできたら僕は本望さ!!!」
「余計悪いわっ!?もう、帰れ!!!お前!!!
【英男おっぱい伝説その2:英男、おっぱい病感染】
「……なぁ、耕司キュン」
「……あん?」
「……空ってどうして青いんだろうね………?」
いきなり何を言い出すんだ……このメガネ君は。
「いや、何言ってんだお前」
「いや……どうしてかな……さっきから僕の頭の中にはオッパイ!最高!オッパイ!最高!オッパイ!最高!ひゃっほーーーーーう!!!!!!と誰かが僕に語りかけてくるんだ………」
「それは既に病気だな」
あと、話全然繋がってないからね。
「やばい………どうしたらいいんだ………耕司キュン。ふ…触れてみたいんだ……おっぱいに、ハァハァ(///)」
「とりあえず病院行けよ、お前」
【英男おっぱい伝説その3:英男、おっぱい見守る】
「耕司さん♪一緒にお昼食べましょうです♪」
「あぁ、いいよ。…あれ?百合ちゃん今日のお昼ご飯はそれだけ?」
どうやら百合ちゃんの今日のお昼はアンパン1個+牛乳(紙パック)のようだ。
「えへへ…最近、ダイエットしてるんですよ……(///)」
「へぇ……でも、あんま食べないのもダメらしいよ。それに……基本はちゃっかりきっかり抑えてるね」
「あぅあぅ………(///)」
…いかん(汗)今の発言はセクハラっぽかったかな?
「あぅ…その………が、頑張りますから(///)……私、耕……」
ガサガサ
ガサァ!!!!!
「やっぱり基本は大事だよね♪」
いきなり中庭の草むらからメガネが現れた………
「どっから湧き出た、お前」
「うんうん♪百合タンいいよいいよ♪そのひたむきな成長を望む姿……オジチャン思わず感動しちゃったYO」
「うるさいよ、あっちいけお前」
「オジチャンはどちらかというと小ぶりが好きだが……くぅ!いや!百合ちゃん!ぜひ、巨乳になってくれたまへ!そして…その時が来たら………揉ませてくれたまへよ?」
「聞けよオイ」
「では、アディオス!」
そして、メガネは再び草むらへと戻っていった………
「…あいつ結局ここへ何しにきたんだ?(汗)」
そして、ふと百合ちゃんの方に顔を向けると………
「………………いつかあのエロメガネブチコロス」
黒い…黒いよ?百合ちゃん(汗)
【英男おっぱい伝説その4:英男、男のおっぱいにも手を出す】
「なぁ……耕司キュン。オッパイって形も大事だけど、乳首の大きさも結構重要だよね?」
「お前、さらに進化したな」
ダメな方向に。
「いや…なんというかさ………これは好みの問題なのかもしれないが、僕はオッパイがでかかったら乳首はチッチャイ方が何かさ……何か…興奮するんだよねぇ……うふふ」
「………」
「こう…さ?掴めるじゃん?ねぇ?」
ねぇ?じゃねぇ。
「ほら、耕司キュンみたまへよ。ちょうどいい例があそこにいるじゃあないか」
「あん?」
メガネの指した方向を見ると………クラスのおでぶさん(愛称:藤P)がのしのしと息をはぁはぁ上げながら歩いていた。
「いいよねぇ………あのもみごたえのありそうなオッパイ………ぷひひひ(///)」
「………」
ちなみに藤Pはオスだ。
「では、さっそく……」
「待て……お前、まさか………」
そしてメガネは藤Pに声を掛ける。
「やぁ!藤P君!元気かい!?いきなりなんだが、君のオッパイ揉ませてくれたまへ!」
「えぇ……(///)」
なぜそこで頬を染める………藤P君(汗)
「い…いいじゃあないか………おっぱいの1つや2つ………へ、減るもんじゃあないんだからさぁ…えへ、えへへへへへ……………くひっ(///)」
いやね………もう、色んなものを一気に失うと思うよメガネ君。
「や、やだ……やだよぅ、英男君(///)」
だからなぜ頬を染める………藤P君(汗)そして、なぜちょっと色っぽい声を上げるんだ………藤P君(汗)
「よいではないかぁよいではないかぁ(///)」
そして、英男はまるで悪代官のごとく藤P君の背後に回りこみ………
モミモミモミモミモミモミもみもみもみもみもみもみ
「アフッ!(///)」
「キモッ!(汗)」
【おっぱい伝説その5:英男、ライバル現る?】
「タイヘンヘンタイだ!!!耕司キュン!!!」
「誰が大変変態だ!!!ゴラァ!!!」
バキッ!
「くふぅ!」
いきなり英男が俺の目の前に現れて失礼な事を言ったのでとりあえず殴っておく。
「いやぁ………キクね!!!耕司キュンの蹴りは!!!じゃあ、次はここも………」
「やかましいわ。…で?なんだよ?なにがタイヘンヘンタイなんだよ」
「あ、あぁ……実は………ま、全く効かないんだ!!!」
「お前、しつけぇぞ」
「ち、違うんだ!!!ぼ、僕の………セクハラ攻撃が全然効かないんだ!!!し、しかも女子にだよ!?」
コイツ………やっぱり自覚していたのか。
「お前いつか捕まるぞ」
「あ、あんな女子は始めてだよ……僕が『おっぱいいいよね?』『おっぱいってミルク出るの?』『おっぱい揉ませてYO』と言っても………その女子、全然動じないんだ!!!」
「はぁ?」
「ふ、普通の女子の反応は頬を染めて恥ずかしがって俯くかあるいは暴力に走るかのどっちかだろう?」
「まぁ、そうかもな」
「ま、まだ!暴力に走る方法はいい!なぜならそこには『恥じらい』があるんだからな!顔を見れば恥ずかしがっているのがよくわかる!」
「お、おう?(汗)」
あまりの英男の剣幕にちょっと引いてしまう。
「しかし…しかしだ!!!耕司キュン!!!その女子は………全然っ!!!動じないんだ!!!む、むしろ笑顔で返される始末………淡白な返事………そこには『恥じらい』が存在しないんだ!!!」
「な、何が言いたいんだよお前(汗)」
「…ふむ、耕司キュン。我々は『おっぱいを揉む事』が目的ではない。あくまでも、『恥じらいを観察する事』が目的なのだ」
「我々っていうな………俺は所属してねぇ(汗)」
コイツ…真性の変態だな。
「くそぅ!あの女!悔しい!悔しいぞぉおおおお!!!!!あの女の赤く果実のように火照った顔を拝みたいぞぉおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」
「うん、お前うるさい♪」
【英男おっぱい伝説その6:英男、問題の女と対峙………そして、敗北」】
「ほら……耕司キュン、あの女がそうだ」
「………」
英男が指した方向を見ると………そこには………
「………宮子じゃねえか………」
一人でじぇんがに挑戦している宮子の姿があった………ガラガラ………てか崩れるのはえぇ(汗)
「そう!我が憎き女!宮子春美!Dカップの女!許せん!」
「…いやお前アホだろ?(汗)」
奴にとっては『非常識』こそが『常識』なんだからさ。通じるわけ無いジャン。
「いや…絶対あのおどけた顔を絶望に満ちた顔にしてやるぞ!!!」
「…お前、何する気?(汗)」
「ふっ……簡単な事さ、ストレートに行けばいいことさ!!!」
「………」
そして英男は宮子に近づき、そして………
「おっぱい揉ませろ!!!!!」
本当にストレートだった!!!!!
ガララ………
「あぁ〜〜〜!!!!!もう!!!なんて事するの!?崩れちゃったじゃない!!!拾ってよね!!!」
「あ…ハイ、すみません」
そして、英男はじぇんがのピースを全部拾い……
「サンキュ〜♪」
そして、英男は俺の元へ戻り……
「えへへへ♪誉められちった♪」
「バカだろお前」
【英男おっぱい伝説その7:英男、…「もう結構です(汗)」(耕司)
英男おっぱい伝説 完