番外編その11『新世界はお好き?』
番外編その11です。今回は再びあの人が登場します。
ようやく勉強という名の地獄から這い出て寮の自分の部屋に生還した俺。
誰もいないが「ただいま〜」と意味もなく言ってみる俺・・・なんかやっぱ1人暮らしって寂しいよね?
「おっす♪おっかえり〜耕次郎君!はぁはぁ言いながら待ってたよ〜♪」
・・・・・生還のち地獄を味わう羽目に・・・・・
「・・・で?なんで勝手に人の部屋に侵入してんですか?あんたは?」
「ねぇねぇ、ところで耕次郎君は何フェチ?」
「見事に全然っ!!!人の話聞いてねぇなぁーーーーー!!!!!コノヒト!!!!ていうかいきなり生徒に対してセクハラ発言かよ!!!(汗)」
「あたしはうなじフェチぃ〜♪こう・・・後ろからぺろぺろしたくなっちゃうよね〜♪ぺろぺろ〜♪ニョホホ♪」
「頼むから会話をしてくださいっ!!!!!(泣)」
俺が学校から帰ってくると部屋にいたのは麻美さんだった。・・・ていうか・・・・・
「あんたコレ・・・・・住居侵入だよね?ポリスマンプリーズ?」
「そんなことしたらちょん切っちゃうゾ♪」
「ゴメンナサイ(汗)」
マジ理不尽だコレ・・・・・(汗)
「・・・もういいです・・・・・で?なんで俺の部屋にいるんですか?あんたは?(汗)」
「話する前に玉露ちょーだい♪」
「無駄に厚かましいなーーーーー!!!!!あんた!!!!!(汗)」
「・・・で?お話ってナンデスカ?」
玉露なんぞ家には存在しなかったので超苦い緑茶を出して差し上げた。
「・・・ねぇねぇ、エロ本とかどこに隠してるの?あっれれ〜?使用済みのティッシュとかてんこ盛り部屋のあちこちに散らばってると思ったのに〜・・・・・がさごそ」
「どうでもいいから早く話せよ!!!!!・・・・・こらこら!勝手に人の家のゴミ箱をあさるんじゃありません!!!!!(汗)めっ!」
一体何をしにきたんだ・・・・・麻美さん・・・・・(汗)
「にゃはは♪ごめんね〜耕次郎君〜つい男の子の部屋にいるとオネエサン濡れちゃ・・・おっ!エロ本発見!
なになに・・・・・?『貧乳の貧乳による貧乳のための実用書』?『小ぶり・・・だが!それがいぃ!』?『もみもみ・・・やらないか?』・・・」
「や、やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!見つけ次第、本のタイトルを口にするなぁぁぁぁぁ!!!!!俺の黒歴史ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」
「にゃはは♪なんだ♪それぐらい気にすんなよ〜♪オネエサンもおっきぃモノよりちっちゃいモノの方が好きだぞ〜・・・・・・・・・・じゅるり(///)」
「ど、どこを見ている!!!!!(汗)」
「ふ〜ん・・・・・(///)耕次郎君はちっさそうだな〜・・・・・おっし♪今度から『村上キノコ』って呼ぶにゃり〜♪にゃははははは♪」
「あ、謝れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!ピノ○オさんに謝れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
!!!!!」
「じゃあ・・・・・?『毒キノコ』でいい?」
「とりあえず、そのキノコから離れろ!!!!!」
あんたの発言全てセクシャルハラスメントだからね!!!!!(汗)
「・・・・・結局、あんたは何しに来たんですか・・・・・?(汗)」
なんかもぅ、このおばちゃんの相手するのつかれてきちゃった、僕♪(泣)
「ん・・・・・あっ!そうそう!思い出した!耕次郎君に頼みたい事あったんだ!」
「早く言ってください・・・・・そして、さっきから言おうと思ってたんですが、僕の名前は耕司です」
「ん〜っとね・・・・・同人誌作成のお手伝いをして欲しいんだにゃ〜これが」
「い、嫌です!!!!!(汗)」
なんだかとてつもなく嫌な悪寒がしたのでとりあえず断っておいた。
「夏コミに向けて売り出す本だから気合入れてガンバローーーーー!!!!!耕次郎君!!!!!」
はい〜ムシキ○グ、キター(泣)
「まぁまぁ・・・・・泣くなよ、耕次郎君!バンバン売れたらお金がっぽがっぽ♪オネエサンもがっぽがっぽ
♪耕次郎君もがっぽがっぽ♪頑張ろうぜ!」
「・・・・・ところでひとつ聞きたいんだけど・・・・・あんたって一応、教師兼学生さんですよね?」
「そんなの副業だぜーーーーー!!!!!」
どれが本業だ。
「・・・で?具体的にどんなジャンルの同人誌を書く気なんですか?」
なんやかんや言ってもお金の話には弱い俺、村上耕司であったのだ。
「エロオリジナル系」
「さらりと真顔で言うな(汗)」
やっぱな・・・(汗)最近の同人誌はエロが多いからな・・・・・むしろコメディ系やシリアス系の同人誌のほうが少ないもんな・・・・・というかコノヒトの人間性を考えれば当たり前か。
「・・・でも俺、漫画なんて書いたことねぇっすよ・・・・・?」
「ノン♪ノン♪別に耕次郎君には漫画は書いてもらわないわよん♪」
・・・・・なに・・・・・?それって、まさか・・・・・
「モデルになってもらうにゃり〜♪」
「やっぱこのヤマ降ろさせてもらいますぜ、ボス(汗)」
「だ〜め♪そんなことしたら校内中に『村上耕次郎(17)、若手教師を自分の家に連れ込み乱暴!?』という記事のビラをばらまくぜ〜♪」
「そ、それはひ、ひきょうだぜ、ボス(汗)」
「もう、後戻りはできないのだよ、村上耕次郎君!サイは投げられたのだ!」
「まるで今から死にに行くみたいな台詞言わないでください、ボス(汗)」
・・・・・また、ハメられた・・・・・しくしく(泣)
「よぅし〜!わきわき書くぜぇ〜♪」
「・・・・・」
・・・本当にやるんだな・・・・・っていうか、コノヒト、教師として・・・もぅ、人間として最低な人なんだけど、やる時は真剣に本気で徹底的にやるみたいなところがすごいな・・・・・俺にはそこまで熱中できる趣味はない・・・・・まぁ、教師は教師でも反面教師として見るのが妥当だろう。
「よぅし〜同人誌のタイトルは・・・・・『僕を掘った責任とってよね』・・・・・っと」
「サイテーなタイトルキター!!!!!」
「いや〜♪新しい分野にチャレンジしてみようかな〜っと思ってね♪にゃははは♪(///)」
「いや!あんた照れてますけど全然褒めてませんからねっ!?僕!?(汗)」
ていうか・・・新しい分野ってなんだ・・・・・(汗)
「では・・・内容を考えるにゃり〜♪・・・・・う〜ん、やっぱモデルもう一人欲しいな〜・・・・・仕方ない!モデル2号!カモン!」
麻美さんが指をパチン!と鳴らすと・・・・・
ガラガラ・・・・・
「うおっ!?いきなり俺の部屋の押入れの戸が開い・・・ってぎゃああああああああああす!!!!!!なんでジョウイチロウクンがそこから出てくんの!?(汗)」
「ウフフフ・・・・・今日はよろしくお願いしますね♪耕司さん♪」
「そして今、俺はナニをヨロシクされちゃったの!?(汗)」
そして、素敵な視線を送らないで!?ジョウイチロウクン!?(汗)
「・・・ていうか!!!いつからそこにいたの!?ジョウイチロウクン!?(汗)ねぇ!?ジョウイチロウクン!?(汗)」
そういえば・・・・・今日の学校で見てないぞ・・・・・?この子・・・・・ま、ましゃか・・・・・(汗)
「昨日の晩からずっとここで待機していました、ウフフ(///)」
「い、いやああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!(泣)」
「さーて、さっそく2人には絡み合って欲しいにゃり〜・・・男2人が絡み合うシーンが書きたくてさ〜」
「ふ、ふざけるなっ!んな危険なお遊びできるわきゃあ、ねーだろ!?(滝汗)」
ま、マジでやばいぞ!?この展開は!?(滝汗)
「わかりました♪」
にっこり(笑顔で対応するジョウイチロウクン)
「僕は今、君がぶっとんだ神経をしていることがわかったよ!!!!!(泣)」
コ・・・ココハキケンダッ!ハヤクトオクヘニゲナクチャ!(汗)
・・・・・ガシっ!(肩を『優しく』掴む)
「・・・・ウフフ・・・・・どこへ行くんですか?耕司さん?」
にっこり
ひぃ!時、既に遅しであります!!!!!隊長!!!!!(泣)
「や・・・やめよう?やめようね?ジョウイチロウクン?(汗)これ、全国放送(※違います)だからさ!?本当にやばいからさ!冗談はやめよう!?ねっ!?君のオネエサンが泣くよ!?ジョウイチロウクン!?(泣)」
「ウフフ・・・・・いいじゃないですか・・・・・全国放送で流しましょうよ・・・・・・僕たちは『掘り掘られる』関係じゃないですか・・・・・・姉さんもきっと喜びますよ・・・・・ほら、見てください・・・・
・・・あそこに飛んでいるカラスさんもきっと祝福してくれますよ(///)えへへ(///)」
「やだよ!?いつからそんなキモイ関係に陥ったの!?僕達!?そしてカラスさんはなんだか不吉のイメージが強いですよねっ!?(汗)」
「えぇ〜い!!!!!いいからやれ〜耕次郎〜!おい!モデル2号!無理矢理やっちゃえ〜♪」
「はい♪」
「や、やめろおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」
「いや〜!耕次郎君のおかげで今日は」良い絵が描けたよ〜♪にゃははは♪」
「・・・・・・・・・・しくしく」
「また、頼むぜ〜♪耕次郎君!にゃははは♪」
「・・・・・・・・・・しくしく」
「あ、言うの忘れてたけど今度から耕次郎君の部屋、『BLの会』(※第9話参照)の部室にするね♪だから
、ドアに会員募集の紙貼り付けとくからヨロシクシコシコ〜♪」
「お願いですからもう、俺を苦しめないで下さい!!!!!(泣)」
本編のシリアス編の続きは4月頃開始予定です。あくまでも、予定、ですけどね。