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番外編その10『マシュマロはお好き?』

番外編その10です。遅れましたがホワイトデーのお話です。

「はい♪耕司君♪どうぞ♪」

「・・・・・あん?」

特にやる事がなかったので教室でぼけ〜っと昼休みを満喫していると宮子が唐突になんか渡してきた・・・

「・・・・・なにこれ」

「じぇんが」

「・・・・・はぁ?いや・・・そりゃあ、みりゃあわかるけど・・・・・なぜにいきなりじぇんがを俺に手渡す?」

「えっと・・・・・耕司君はジェバンニの方が良かったかな?」

「それすでにモノじゃねぇからな」

・・・・・なんなんだいったい・・・・・(汗)

「・・・で?なんでいきなりこんなもん渡すんだヨ、意味わかめちゃんなんですけど?」

「なんだとぅ!!!!!私のジェンガが受け取れないって言うのかぁ!!!!このメルヘン野郎!!!!!」

「いきなり逆ギレかよ!!!!!(汗)とりあえず、ワケを言えよ!!!!!」

なんなんだっ!!!!!この女は!!!!!(汗)

「だって、今日ホワイトデーじゃん」

あぁ・・・・・ホワイトデーね・・・・・って

「いや、なんかおかしいだろソレ(汗)」

「おかしいのはお前の存在だ♪」

「・・・・・(汗)」

「・・・っていうのは冗談かもしれないね♪」

・・・・・100パーじゃないんだ。

「・・・あのなぁ、宮子・・・・・(汗)ホワイトデーっていうのはな、男がバレンタインデーのお返しに女にプレゼントを贈るっていう日なんだぞ?それなのに女のお前が男の俺にプレゼントって・・・おかしいだろ

?それじゃあ、お返しのお返しだぞ」

「・・・・・あは♪私が女の子・・・・・かぁ〜・・・・・ふ〜ん、今までそういう目で耕司君私のこと見てたんだぁ〜・・・・・そっか♪そっか♪」

「・・・・・・・・・・お、お前・・・・・ま、まさか・・・・・お、おと・・・・(汗)」

「えへ♪」

「・・・・・・・・・・(汗)」

「・・・・・・・・・・♪」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ささっ(引き)

「・・・・・・・・・・やだなぁ〜♪耕司君、引かないでよ〜♪冗談♪じょ〜だんだよ♪私は正真正銘、女の子だよ♪ビビッっときたかな♪」

「ビビッと漏れそうだった(汗)」

・・・こ、コエェ・・・・・(汗)・・・なんだったんだ・・・・・あの無言の間・・・・・(汗)

「へぇ〜♪ホワイトデーってそういう日だったんだ〜♪じゃあ、耕司君なんかちょーだい♪」

「貴様っ!!!絶対知ってただろ!?」

「いいじゃん♪なんかちょだい♪」

・・・・・仕方ねぇ・・・・・・(汗)

がさごそ・・・・・

・・・・・これでいいか・・・・・

「ほれ、粉々になった鹿せんべいとしわしわのビッ○リマンシール(使用済み)」

「わーい」

・・・・・

冗談のつもりだったんだがなんか喜ばれた・・・・・

・・・・・

なぜか今ちょっぴりイラっときた俺がここにいる・・・・・






「耕司さん♪今日はホワイトデーですね♪」

「・・・ああ、確かにそうだね、条一郎君。だが、君が僕にソレをわざわざ伝える意味はないと思うのだがジョウイチロウクン?」

「耕司さん♪今日はホワイトデーですね♪」

「・・・君はまったく人の話を聞いてないね」

「とういわけで・・・・・耕司さん・・・・・(///)耕司さんの・・・・・ハァハァ・・・・・欲しいです

(///)」

「なにが『というわけ』なのかわからないがとりあえず落ち着こう、ジョウイチロウクン」

「ハァハァ・・・・・ここまで僕に言わせるなんて・・・・・(///)耕司さんは罪な方です・・・(///)

い、いやぁ・・・(///)は、はずかしいです・・・・・(///)」

クリクリ

「・・・・・君がなぜ頬を染めているのか全く持って理解不能なのだがとりあえず僕の乳首を愛撫するのはやめてくれる?ジョウイチロウクン?ねぇ、ジョウイチロウクン?・・・ちょっ、ちょっと!?聞いてる!?ジョウイチロウクン!?(汗)あ、あうっ!?お願いですからな、舐めるのだけは止めてください!!!ジョウイチロウクン!!!(泣)」

クリクリ

ぺろぺろ






・・・・・

ひ、酷い目にあった・・・・・(汗)

お、俺の周りにはなんでまともな人間がいないんだ・・・・・(汗)壊れキャラばっかじゃねぇか・・・・・

某フルアニメーションPCゲーム並みに多いぞ・・・・・(汗)あれはあれで衝撃的でおもしれぇんだけど。

「しっかし・・・・・やっぱ、チョコのお返ししねぇとな・・・・・」

なんだかんだ言っても夏美や百合ちゃんやミントには世話になったかんな・・・・・

・・・・・よしっ!!!!!

そうと決まればさっそく放課後は商店街で武器(?)調達だっ!!!!!






そして、夜ーーーーー高宮学園学生寮

・・・まずはアリスさんから攻めてみるか・・・・・あれ?でもよく考えたら俺、アリスさんからチョコもらったっけ?・・・・・まぁ、いいや細かいことは。

ドンドン

「お〜い、アリスさん起きてる〜?」

ガンガン

「起きてるでしょ〜?ねぇ〜?オニイサンとイイコトしようよ〜」

ビンビン

バタンッ!

ガスッ!ドギャッ!メキッ!

「夜中に変な台詞大声で言いながら女の子の部屋のドアを叩くなっ!!!!!この変態っ!!!!ぶん殴るわよ!?」

「もうすでに殴られましたが(泣)」

「・・・で?こんな夜遅くに私に何の用よ。・・・はっ!ま、まさか・・・・・あ、あんた・・・・・私に・

・・・・その・・・・・〜〜〜!だ、だめよ!そ、そんなこと!(///)」

「・・・なんで赤くなってるかわかんねぇんけどよ・・・・・まぁ、なんつーかバレンタインのチョコのお返ししようと思ってさ」

「・・・・・そ、そう(汗)・・・って、まぎらわしい行動をするなっ!!!!!バカッ!!!!(///)」

バキッ!

「いて!!!!!な、なぜ殴る!?(汗)」

「うっさい!バカッ!(///)」

「?????(泣)」

「・・・で?バレンタインデーのお返し?・・・・・私、あんたにチョコなんか渡してないと思うんだけど?

・・・だからそんなのもらえないわよ・・・・・」

「まぁ・・・・・なんつーか・・・・・・日頃から世話してもらってるお礼?みたいなもんだから受け取って

くれよ・・・・・俺の熱い気持ち・・・・・なぁ、アリス・・・・・」

「・・・・・そ、そう(///)ならし、仕方ないわね、貰ってあげるわよ(///)」

「というわけで俺の熱いキムチ〜あげる!な〜んちゃって・・・・・あれ?アリスさん?(汗)」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・あ、あの〜アリスさん?・・・・・そ、その〜・・・・・・やっぱり怒っちゃった?(汗)」

「・・・♪いいえ、全然♪つい嬉しすぎて鉈を振り回したい衝動に駆られたわ♪ありがと♪」

「・・・・・ごみんなさい(泣)」

とりあえずアリスさんには定番のマシュマロをあげた。






「ふむ・・・・・次は百合ちゃんいってみようか」

百合ちゃんには夕ご飯にステキングなご飯(番外編その7参照)を用意してくれたからね。ちゃんとお返ししてあげないと・・・・

「あっ、耕司さん。どうしたんですか?こんなところで?」

寮の廊下を歩いていると偶然百合ちゃんと出会った。ちょうどいい、今渡そう。

「はい、百合ちゃん。コレあげる」

「はい?・・・・・・・・・・なんですか?これ?」

「らっきょ♪それマシュマロに似てるでしょ?すごくない?遠くからじゃあ絶対わかんないって!ぷはは♪」

「・・・・・♪あはは♪面白いですね〜どこからどうみてもマシュマロですね〜♪あははは♪」

「だろ?ぷはははははははははははは♪おっかしぃって!あはははははははははははははははははははは♪」

「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

「あははははは・・・・・・」

「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

「あは・・・あは・・・・・・ゆ、百合ちゃん?わ、笑いすぎだヨ?(汗)」

「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

「ゆ、ゆりちゃ・・・・・(汗)」

「あはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは」

「・・・・・・・・・・ごみんなさい(泣)」

・・・・・・・・・・黒目、すんげぇコエェ・・・・・(泣)

・・・・・

とりあえず、百合ちゃんには素直にマシュマロ渡しました。怖かった・・・・・(泣)






「え〜っと・・・・・ミント、麗奈さん、千里さんにも渡したし・・・・・あとはっと・・・・・」

ミントにマシュマロ渡したらなんか赤くなって喜んでくれた・・・・・マジかぁいかった。

千里さんにマシュマロ渡すと・・・・・『これを使って楽しめ・・・・・と?うふふ(笑)』・・・・・ナニを楽しむのだろうか?(汗)

麗奈さんにマシュマロを渡すと・・・・・『なんや〜?コレ?らっきょかいな!あははは♪』・・・・・マジで間違う人いたんだな・・・・・(汗)

・・・・・って結局、俺、マシュマロしか渡してねぇジャン・・・・・(汗)

まぁ、それはいいとして・・・・・最後はあのチビ(夏美)だな。部屋に行ってみるか。






ドンドン

「おい!夏美!いるか!」

ドンドン

ガチャ・・・・・

「お、お兄ちゃん?どうしたの?こんな時間に?何か用?」

「用があるから来たんだよ・・・・・って!きゃああああああああああ!!!!!服着ろっ!!!!!なんで下着姿なんだよ!!!!!(///)この!痴女!」

夏美の格好は上はTシャツを着て・・・・し、下はお・・・おパン(///)

「ひ・・・ひどいよお兄ちゃん・・・・・強引に押しかけてきたのはお兄ちゃんなのに・・・・・(泣)」

「ご、ごめん・・・・・あのさ・・・?た・・・頼むからその姿でその台詞言いながら泣かないでくれ・・・なんかすんごい誤解生みそうだから・・・・(汗)」

「ぐ、ぐす(泣)う・・・うん・・・・・でお兄ちゃん・・・・?用ってなにかな?」

マジ泣きされるとは思わなかった・・・・・(汗)

「あぁ・・・・・まぁなんだ、コレやるよ」

そして例のごとくマシュマロを渡す俺。

「・・・・・これって・・・・・」

「あぁ、マシュマロだ」

「・・・・・?なんで?」

「あぁ・・・・・なんつーか・・・・・・その・・・・・・チョコのお返しだよ!黙って素直に受け取っとけ!バカッ!」

・・・・・あれ?

・・・・・なんか・・・・・なんか恥ずかしいぞ?俺?なんだ?コレ?(///)

「・・・・・・・・・・」

じぃ〜・・・・・

「・・・・・・・・・・(///)」

じぃ〜・・・・・

うぅ・・・・・くっ、恥ずい・・・・・目ぇ合わすことでねぇ・・・・・・

「・・・・・・・・・・」

じぃ〜・・・・・

「・・・・・・・・・・(///)」

は、はやく時よ!動き出せ!

「・・・・・・・・・・」

じぃ〜・・・・・

「・・・・・・・・・・(///)」

「・・・・・・・・・・お兄ちゃん!」

「は、はぇ!?」

しまった!ついなんか恥ずかしくて変な声でちゃった!

もにゅ!

・・・・・・ん?もにゅ?・・・・・・って!!!!!まさか!!!!!

「ありがと!!!!!ボク、すごくうれしいよ〜!!!!!・・・・・って?お兄ちゃん!?」

ばったんきゅ〜・・・・・






・・・・・抱きつかれた・・・・・(///)

・・・・・そして、俺の意識は途絶えた・・・・・






・・・・・朝目覚めるとなぜか夏美の部屋だった。

・・・・・しかも横には下着姿の夏美が俺に抱きつくように寝ていた・・・・・

・・・・・あれ?なんで?(汗)






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