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第5話『君はいつしか僕のフラグを立てたんだ』

・・・止められません・・・コノヒト・・・

「・・・ヨロシクネ」

俺、村上耕司は教壇の前で見ず知らずのクラスメイト諸君に自己紹介を終えた。

・・・ヨロシクネって別にびゅーてぃがーるにヨロシクされちゃったわけじゃあねーゾ。

そんなうらやましいシーンあったらとびこみたいよ!!俺も!!(泣)

僕ちゃんの華麗なる自己紹介を聞きたいのなら第1話か第2話あたりを見てくれたまえ我が愛すべき読者諸君よ。さて、俺の自己紹介を聞き終えたクラスメイトの反応は・・・やっぱりね!!(笑)

「・・・じゃあ、あのツインテールの子の隣の席に座りなさい」

波平みてーな髪型をした先生は俺に座席を指示した。・・・

・・・名前忘れたから今度から波平先生と呼ぼう。うん。

「はい、わかりました。波平先生」

「だ・・誰が波平先生だっ!!君は私をバカにしとるのかね!?いいからさっさと席につかんかっ!!」

・・・おこられちった・・・



・・ふむできるだけ多くの奴と話しかけといたほうが友達がいっぱいできるだろう・・・

では手始めに俺の席のまわりの奴からRPGのごとく話しかけてみよう。よしまずは左隣の村人Aからだ。

「チャンピョンロードはどこにあるかおしえてください」

「・・・いきなり何を言ってるの?コーちゃん・・・」

村人Aには伝わらなかったか・・・やれやれ・・・ん?『コーちゃん』?・・・

って!!またお前かい!!最近出現率たけーな!!コイツ!!モンス○ーボールでゲットでちゅ〜かっ!?

「・・・コーちゃん?なんか私に向かって投げようとしていない?」

「捕まえてLvをあげる」

「・・・なんか今のでオチが見えちゃったよ・・・私・・・」

・・・む?それは面白くないな・・・そんなキャラだったか?夏美・・・やめちゃおう。

「あ、耕司さん。一緒のクラスだったんですね。僕うれしいです。ヨロシクお願いします」

前の席には条一郎君がいた。・・・ところで君・・・その・・・なんていうかな・・・

僕の目を見つめて幸せそうなフェイスするのやめてくれないかな?周りが変な目で見るから・・・(汗)

「ところで耕司さん。今、彼女いますか?」

「・・・イマセンヨ・・・なんでいきなりソンナコトを聞くかな?君は?(汗)」

「・・・そうですか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うふふふ・・・・」にやあ〜〜

・・・ぞ・・・ぞくり・・・(汗)

そしてお次は右隣を見た・・・げぇっ!!あ・・アリス!?

「視姦するなっ!!この・・・けだものっ!!ゲテモノ!!(怒)」

な・・・なんだよ!!その言い草!!ひどすぎない!?なんかしたかぁ!?僕ちゃん!?

し・・・しまいに泣くぞぉ!!こらぁああ!!(泣)

「もう泣いてるじゃん。コーちゃん」

「う・・・うるさいっ!!(泣)人の心の中にまでツッコミいれるな!!エスパー伊○か!!おめーは!!」

「えへへ〜〜・・・それほどでもぉ〜〜・・・」

「あの・・・夏美さん?・・・べつにほめてねーんですけど・・・」

ああ〜〜目がイッチャッテるよ・・・コイツ・・・

とりあえず、ウザすぎるので放って置いておこう。放置プレイってやつ?



「やあ!!柔らかそうな少年!!・・はあはあはあはあ・・」

・・・この声は俺の後ろから聞こえてくるものだ・・・つまり、真後ろの座席からだろう・・・

・・・なんでコイツ息荒いの?・・・つーか、その『柔らかそうな』の部分はいらねーだろ!!

なんかきしょくわりーきしょくわりーって叫ぶんだヨ!!俺のハートがよぉ!!

「お前は誰ですか?」

「うふふふ・・・わたくしの名は三上英「お前は誰ですか?」・・・」

「だから三上英「お前は誰ですか?」・・・」

「だから三「お前は誰ですか?」・・・」

「・・・・・」

・・・よしよし、コレでコイツは二度と喋りかけてこんだろう・・・

・・・そう・・正確には俺はコイツを知っている。

今朝、学園の校舎前で化け物女となにやら言い争っていたあほ毛のメガネマンだ・・・

俺はその一部始終を見てしまった・・・だから!!わかる!!

こいつは・・・こいつは危険物だ!!・・・と・・・(詳しくは第4話を見てくれたまへ)

・・・あ・・・そーいえば夏美が見たら負けとかなんとか言ってたっけ・・・

・・・みちゃったよ一部始終・・・僕・・・ナニに負けるんだろう・・・俺・・・

まさか・・・コイツに押し負けるとか・・・?・・・い・・・いやああああああああああ〜〜〜!!

ナニ考えてんだあああああ〜〜〜!?俺!?つ・・ついに腐ってきたか!?俺の脳内!!

・・・まあ・・・今ので二度としゃべりかけてくることはないだろう・・・

好感度だだ下がりだかんな・・・あばよ!!メガネマン!!

「・・・・・」

ほ〜らね(^^)やったね!!

「・・・・・ぐふぇふぇふぇふぇふぇ・・・」

・・・あり?(^^)

「いひひひひひひ・・・・うふふふふ・・・」

・・・なんで君そんなにうれしそうなのかな?かな?というか、うわーきもいよw?(^^)

「いいね〜いいね〜いいね〜君はよぉおおおく僕の好みを理解しているよおお〜〜・・・」

・・・していないよ、そんなの。というか、理解したくないよそんな好み。(^^)

「はあはあ・・・きみぃ・・・はあはあ・・・これはナニプレイかな?

教えてくれると・・・その・・・ぐふふ・・・硬くなるというか・・・えへへ・・・(笑)」

・・・・・(^^)

・・・・・(^^)

・・・・・(^^)

こいつ・・・・・・これ・・・・・

逆効果だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!(泣)

「ようううし!!僕は決めたよ!!今日から君は僕の心の親友・・・いや、切っても切り離せない

粘着テープのような関係になることを決めたヨおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

「い・・・いやあああああああああああ〜〜〜〜〜〜!!!やだっ!!そんなの絶対駄目!!禁止!!

と・・というか!!そのたとえはなんだっ!?やぶぁいヨ!!じぇえええええええええええったい!やばい!

俺とどうしたいんだっ!!きさまはっ!!いや!!ゆうな!!夢に出てくる!!とにかく!!

鎖国!!さこくぅうううううううううう〜〜〜〜〜!!僕の心の国には入れません!!

帰ってください!!消えてください!!お願いしますううううううううううううううううう!!!!!」

「大丈夫さっ!!僕たちならきっとあの茨の道を乗り越えてゆける!!!

そして・・・そして・・・この・・・

『ぎぶ!あんど!!ていく!!!』のトゥールエンドもといハッピーエンド!!が迎えられるはずさ!!!

さあ!!ナニをそんなに恐れているのだ!?少年!!ゆけっ!!ゆくのだ!!

あの僕たちが初めて出逢った夕日が見える丘の向こうへっ!!」

「乗り越えたくないわ!!そんな茨の道!!バッドエンドだ!!そんなもん!!むしろデッドエンドだっ!!

ナニを恐れているかだってぇ!!ああ!!恐れていたよ!!こうなる事態を!!ナニが『僕たちが初めて出逢った夕日が見える丘の向こう』だっ!!気色悪い!!寒気するわ!!そんな場所で出逢ってもいねーし!!

ましてやきさまとなんぞ出逢いたくもなかったし出逢ったことに心から後悔しているよ!!」

「ああん!!恥ずかしがらないでぇん!!僕も・・・恥ずかしいんだからあん・・・ぽ・・・

じゃあ!!さっそく君と僕とでどっちんぐ!!」

「や・・・やめろおおおおお〜〜〜〜〜!!!俺に近づくなああああああああああああああああああ!!!」

耕司君に愉快な仲間が増えました(強制イベント)

やったね!!!耕司君!!!

「よくねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!」



「・・・が・・・がんばっ!!コーちゃん!!ふぁいとっいっぱ〜〜〜つ!!」(夏美)

「が・・・がんばってください!!耕司さん!!私も影ながら応援しています!!フレーフレー!」(百合)

「う・・・うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!」

本当にどうなっていくんだっ!?俺の人生!?


・・・

ゴメンナサイです

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