第44話『ナニかが足りない・・・・・ほら!え〜っと・・・カツラだよ!カツラ!』
「え〜昨年は色々な出来事がありました〜え〜ガソリン代が上がりさらに政治界では民○党が参院選で圧勝し
なんたらかんたら・・・(めんどくさいので略)」
・・・あ〜マジ、だりぃ・・・マジ長げえよ・・・・・あのつるっぱげ校長の話・・・・・いつも思うんだがなんであーも校長の話はネタが尽きないのかね?ていうか、誰も貴様の話なんぞ聞いてないことにいい加減気付け、ハゲ!自慢げなその顔がなんかむかつくんだよ、ハゲ!話もそうだがついでに鼻毛も長げえんだよ、ハゲ!その服センス悪すぎ、ハゲ!いつかぶん殴る、ハゲ!ハゲ!ハゲ!ハゲ!ハゲ!ハゲ!ハゲ!ハゲ!
「・・・・・お兄ちゃん?さっきから何ブツブツ言ってるの?」
「何にも言ってないハゲ」
「ひどいよ!お兄ちゃん!私、ハゲてないもん!(泣)」
・・・しまった!いつのまにかなんか口癖になってしまっとる!
「は・・・剥ぐ!?だ・・・誰を剥ぐのだい?耕司キュン・・・?ぼ・・・僕もぜひ仲間に入れてほしいなあ・・・・・え、エヘへ・・・・・グフフ・・・・・」
「君は少し落ち着け」
「ほら!あんた達!前向いときなさいよ!今、始業式の途中よ!先生に怒られても知らないわよ!」
はあ〜・・・アリスさんは変なとこでまじめでちゅね〜・・・・・お〜よちよち、偉いでちゅね〜
バキッ!
「い・・・いってえ!!!あ・・・アリス!い・・・いきなりなぜ殴る!?」
「うるさいわね!!!なんか今、私の事、馬鹿にしたでしょ!?あんた!!!」
な・・・なぜ!?なぜ、わかったんだ!?な○かタンか!?こいつ!?
「おい〜・・・耕司ぃ〜暇だぜ〜しりとりしようぜ」
横からエテ公(慎也)が喋りかけてきた。
「ああ、いいぜ」
「よっしゃあ!じゃあ、まずは『ああ!ダメです!奥さん!』からな」
「それ、いきなりアウトだからな」
「・・・ああ!しまった!う〜む・・・じゃあ、『今夜付き合っていただけませんか?』」
「『か・・・覚悟しなさいよね(///)』
「『ね・・・寝かせないゾ♪』」
「『ぞ・・・存分に今夜は私を味わって・・・・・(///)』
「『て・・・て・・・手荒くなるけど大丈夫かな?はあはあ』」
「『あ・・・あんまり乱暴にしないで・・・・・お願いだから優しくして・・・・・優しく・・・(///)』
「『く・・・く・・・くりくりしちゃってもいいかな?くりくり〜♪・・・・「バキっ!」げぼお!!!」
どぎゃす!
「あべぶ!!!」
「いつまでもくだらないこと言ってんじゃあないわよ!あんた達!(///)」
いててて・・・・・なにもなぐるこたあないじゃんかよぅ〜・・・・・(泣)
「ふぃ〜・・・・・やっとだりぃ〜始業式終わったな〜・・・・・っていうわけでお休み〜」
ごろり
「だめだよ!お兄ちゃん!今からLHRあるんだからね!!!今日は昼までなんだし
もうちょっと頑張ろうよ!お兄ちゃん!」
「お前1人でこの地球を救ってくれ。ていうことでお休み」
「何言ってるの!お兄ちゃん〜!お〜き〜て〜!」
「まったく・・・・・コイツは・・・・・新年最初の授業くらい真面目に受ける気ないのかしら?」
「仕方がないよ、アリスちゃん。少しの間、冬休みだったからね〜体も緩みっぱなしだったんだろう。うん。
ついでに僕は体だけじゃなくてここも・・・・「それ以上言ったらめがね、かち割って海に捨てるわよ♪」・
・・・・ゴメンナサイ・・・・・(汗)」
「今年はいいことがありそうな気がします!私のフラグが立ちそうです!」
「百合・・・・・?あんたは何を言ってるの?・・・・・(汗)」
「そうだ!!!百合ちゃん!!!今年はイイコトがあるぞ!!!というわけでおじさんとイイコトをしようじゃあないかあ!!!ハアハア・・・・・」
「黙れ♪クソメガネ♪略して、ダメ男」
「だ・・・ダメ男?・・・そ・・それ全然略してないんじゃあ・・・・(汗)」
「あ〜まだ、LHR始まらねえのかよ・・・・・あ〜暇だな〜・・・なんか面白いことねえのかよ・・・・」
「ふむ・・・・・耕司キュン、面白くはないがとれたてぴっちぴちの最新情報があるぞ」
「普通に言え」
「ふむ・・・実は今日、このクラスに転校生がやってくるらしいぞ?」
「な・・・なぬ?」
おいおい・・・この時期に転校生かよ・・・・・よくも、まぁ物好きもいるもんだ。
「で・・・・・?オス?メス?」
「メスだ」
いよっし!!!かわい子ちゃんカモン!!!
「・・・で?ボンキュッボンか?それともキュッボンキュッか?」
「・・・いや、そこまではわからないが・・・・・・なんせ美少女らしい・・・・・」
「ふむふむ・・・・」
「・・・・・お兄ちゃん達、さっきから何の話しているの・・・・・?(汗)」
「・・・・・どーせ、やらしい話でもしてるんでしょ、あ〜も〜男ってのはどうしてこう・・・やだやだ」
「えっへん!その通り!!!悪いか!?」
「いやいや・・・そこは一応否定しとけよ・・・・・ていうか、開き直りとか最悪だからね」
「むぅ・・・お兄ちゃんなんか鼻の下伸びてる・・・・・」
「耕司さん?詳しい説明をお願いします」
・・・百合ちゃん・・・怒ってる怒ってる・・・漫画で言う怒りマークついてるよ〜わ〜い(泣)
「ひゃっほうううううううううう!!!!!!!!!皆の衆、元気にしてか〜い?先生はいつも元気だよ〜ん♪」
「ほ・・・ほら?2人とも?先生来ちゃったからね?自分の席、戻らなくちゃ?ね?」
た・・・助かった〜(汗)
「「ちっ」」
・・・・・あれ?何?今の?・・・・・ボクハナニモキイテナイキイテナイ・・・・・(汗)
「じゃあ、さっそくだけど、今年から入ってきた生贄・・・げふんげふん転校生を紹介するぜ!!!」
・・・・・ん?い・・・生贄?(汗)
ガララ・・・・・
「・・・・・」
・・・・・そこに無言で教室に入ってきた美少女の転校生の顔を見ると・・・・・・・・・・
・・・・・ふいに俺の思考回路は停止した・・・・・