第40話『永遠に』
これで過去編終了です。
「・・・・・・・・・・ん」
目を覚ますと視界に白い天井が飛び込んできた・・・・・なんだ・・・・・ここは?・・・・・・・・・・・
・・・・・ここは・・・・・どこだ?・・・・・俺は・・・・・いったい・・・・・?・・・・・・・・・・
・・・・・なにをして・・・・・・・・・・だめだ・・・・・・・・・・よく思い出せない・・・・・・・・
・・・・・・・・・・俺は・・・・・・・・・・一体何をしていたんだ?・・・・・・・・・・
「ようやく目覚めたか、耕司」
すると俺の耳に聞き覚えがある奴の声が響く。・・・この声は・・・・・
「・・・・・勇輝?」
「ああ、お前の勇ちゃんだ」
「きもっ」
「ああ、俺はきもい」
「そこで同意するなよ・・・・・(汗)」
「ところでナースさんは萌えるよな」
「あ、そう」
しかし、なぜ勇輝がここに?ていうかここは病室か?
「おい、勇輝・・・」
「おっと、お前に渡すものがあるんだった」
すると勇輝は封筒を俺に手渡す。・・・・・なぜ、股間から出す・・・・・
「その手紙をよく読め。そこに答えはすべて詰まっている」
「?何のことだ?」
「お前が知りたかったことだ」
「?」
勇輝は俺に背を向け部屋から出て行った。・・・・・とりあえず、この封筒の中身を開けた。
「・・・・・手紙?」
俺はその手紙を読み始めた・・・・・
ー
ーー
ーーー
ーーーー
ーーーーー
「・・・・・・・・・・雪美・・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・そうだ、思い出した。俺が意識を失う前にあっていた人は・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・まぎれもなく、雪美だった・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・なんで・・・・・・・・・・」
・・・・・どうして?どうして?どうして!!!!!
「・・・・・・・・・・お前がいないんだよぉおおおお・・・・・・・・・・」
手紙の内容でわかってしまった。この手紙が雪美から俺への『最後の手紙』だということに・・・・・
「雪美・・・雪美・・・雪美・・・・・」
俺のせいだ・・・・・俺のせいだ・・・・・俺のせいで・・・・・雪美は・・・・・
「雪美ぃいいいいい・・・・・」
俺が・・・・・雪美の気持ちに気付いてやれなかったから・・・・・雪美は・・・・・
ふと、窓の外を見ると雪が降っていた・・・・・
その雪は・・・・・絶え間なく降り続いていた・・・・・
その雪は・・・・・すごく綺麗だった・・・・・
けど、その雪は・・・・・俺の心を癒してくれない・・・・・
いや、逆に・・・・・見るのがつらかった・・・・・
その雪が・・・・・弱々しくて・・・・・
その雪が・・・・・切なくて・・・・・
その雪が・・・・・悲しくて・・・・・
その雪が・・・・・雪美に見えて・・・・・
『それは違うよ。コージ君』
・・・・・・・・・・えっ!?雪美!?どこだ!!!どこにいるんだ!?
『私が・・・・・−−−のはコージ君のせいじゃないよ?』
・・・・・ち・・・違う!俺のせいなんだ!俺のせいで・・・・・雪美は・・・・・
『ううん、違うよ。これは私が望んだこと』
そんなことない!俺が・・・・・俺が!
『コージ君、そんなに自分を責めないで。私、そんな自暴自棄なコージ君、見るの嫌だよ?』
・・・・・そんな・・・・・俺は・・・・・俺は・・・・・
『聞いて、コージ君。私は・・・・・罪を犯したんだ』
・・・・・
『それはコージ君もわかってるはず。すごい大きな罪なの』
・・・・・違う・・・・・
『・・・・・私は・・・・・コージ君のことが好きだった・・・・・』
・・・・・雪美ぃいいい・・・・・
『泣かないでコージ君・・・・・コージ君まで泣いちゃったら余計つらくなっちゃうよ・・・・・』
・・・・・雪美ぃいいい・・・・・俺はお前のこと・・・・・好きなんだ・・・・・
『ありがとう、コージ君・・・・・えへへ・・・・・やっぱり私嬉しいな』
・・・・・雪美ぃいいいいい・・・・・
『でも・・・・・もう、私・・・『向こうの世界』に行かなくちゃいけないから・・・・・』
・・・・・待ってくれ・・・・・雪美・・・・・
『・・・・・最後に・・・・・』
・・・・・待ってくれ・・・・・雪美・・・・・
『・・・・・コージ君・・・・・』
・・・・・いやだ・・・・・俺はお前のことが好きなんだ!俺も!一緒に・・・・そっちへ・・・・
『だめだよ、コージ君、来ちゃダメ』
いやだ!いやだ!いやだ!雪美!俺はお前のこと大好きなんだ!愛してる!一生愛してる!だから待ってれ!俺もそっちに・・・
『・・・だめ・・・だめだよ・・・・・コージ君・・・・・』
なぜ!?なぜ!?なぜなんだ!?こんなに俺は雪美のことが大好きなのに・・・!なんでだめなんだ!?
『・・・・・コージ君は・・・・・歩かなきゃいけないから・・・・・』
・・・・・『歩く』?・・・・・
『そう・・・・・コージ君はこれから自分で歩く・・・・・前を見て歩いて欲しいの』
・・・・・いやだ・・・・・
『振り返らないで・・・・・前を見て歩いて欲しいの』
・・・・・
『そして・・・・・幸せになってね・・・・・コージ君・・・・・』
いやだ・・・・・雪美がいない世界なんて・・・・・幸せになれないよ・・・・・俺・・・・・
『私より素敵な人が見つかると思うから・・・・・』
いやだ・・・・・いないよ・・・・・そんな人・・・・・・・・・・
『私はコージ君をずっと見守ってる・・・・・』
いやだ・・・・・
『・・・・・じゃあ、もう私行くね・・・・・』
いやだ!行かないでくれ!雪美!
『・・・・・大丈夫、コージ君なら・・・・・きっと・・・・・』
いやだ!待ってくれ!雪美!
『・・・・・・・・・・ばいばい・・・・・・・・・・コージ君』
雪美ぃいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!うおおああああああああああ!!!!!!!!!!
・・・・・雪美が消えても・・・・・
・・・・・いつまでも雪は降り続いていた・・・・・
そう・・・・・永遠にーーーーーーーーーー
「・・・・・・・・・・ん」
・・・・・夢・・・・・か・・・・・
・・・・・ああ、俺は過去の夢を見ていたんだな・・・・・
・・・・・アレがきっかけで俺は・・・・・こっちの街に・・・・・来たんだっけ・・・・・
・・・・・雪美のいう・・・・・
・・・・・『素敵なひとを探しにーーーーー』・・・・・
・・・・・はあ・・・・・
・・・しかし・・・・・あいつら元気かね〜・・・・・
勇輝・・・・・エロにさらに磨きがかかってそうだな・・・・・しかしあのメガネ(英男)には勝てまい・・
鈴奈・・・・・あいつ・・・・・俺がこの街に行くっていったときもーーーーー
「うむ、元気でな」
・・・・・つらいだろうに・・・・・
笑顔で言ってくれた・・・・・
・・・・・またいつか里帰りってのもいいかもな・・・・・
「コージ君」
・・・・・えっ!?雪美!?まさか!!!!!
俺はすぐ起き上がってみると・・・・・
「・・・・・・・・・・なんだ、夏美か」
「なんだ、じゃないよ!もぅ!お兄ちゃん!?こんなところでサボってたんだね!!!!!」
「はあ?サボる?なにを?」
「なにを、じゃによ!!!!!掃除だよ!!!!!掃除!!!!!今日の掃除当番はボクとお兄ちゃんだったでしょ!?そんなことも忘れたの!?」
「・・・・・ああ、そうだったか、すまんな、おちびさん」
「むき〜!!!!!」
「まあまあ、そう怒るなって・・・・・ところで夏美。お前、今、『コージ君』って言わなかったか?」
「・・・・・?言ってないよお?どうかしたの?」
「・・・・・そうか」
「さあ、とっとと行くよ!!!!!」
ずるずるずるずるずる〜
「あいだだだだだ!!!!!擦れてる擦れてる!イタイイタイ!引っ張るな!コラ!」
「コージ君の変態っ!」
「なんでだよ!!!!!って・・・・・え?・・・・・雪美・・・・・」
「てへ、呼び方を変えてみました。・・・・・ってお兄ちゃん?」
「・・・・・はっ・・・・・・」
「どうかしたの?」
「・・・・・ああ、なんでもない」
「?」
・・・・・一瞬・・・・・
夏美と雪美がダブって見えた・・・・・
・・・・・気のせい・・・・・だよな?・・・・・
おつかれさまでした。過去編いかがだったでしょうか?よければ感想and評価よろしくお願いします。
次回からはまたコメディが続きます〜




