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第35話『裏切り者』

今回は短いです。あと、ランキングに登録させて頂いたのでもしこの小説を気に入ってくださったら投票、よろしくお願いします(−▽ー)

「お前のことが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・言えねえ

・・・・・・・・・・いや、俺にとって雪美はどんな存在なんだ?・・・・・・・・・・

幼馴染?友達?赤の他人?それとも・・・・・?・・・・・なんなんだ?・・・・・

ワカラナイ・・・・・ワカラナイ・・・・・ワカラナイ・・・・・ワカラナイ・・・・・






「・・・・・?コージ・・・・・君?」






・・・・・俺は・・・・・

どうすればいいんだ?・・・・・雪美に答えてやるべきか否か・・・・・いや・・・・・

そもそも・・・・・こんなことを考えている時点で・・・・・・・・・・






「・・・・・コージ君・・・・・私は・・・・・コージ君のこと・・・・・」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ヤメテ」






「大好「もう、ヤメテえええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!」






突然、雪美の声を遮るように屋上の入り口の方から突然叫び声が聞こえてきた・・・・・

・・・・・この声は・・・・・まさか・・・・・?・・・・・






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・鈴奈?」

「あ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

鈴奈は俺の顔を見るとなんともいえない顔をしていた・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やっぱり、盗み聞きしてたんだね、鈴奈ちゃん」

すると雪美は突然、不快そうな顔をして鈴奈を睨むように話しかけていた・・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

鈴奈は黙ったままだった・・・・・

「・・・・・ねえ?何か言ったらどう?・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・そう・・・・・何も言わないのね・・・・・・・・・・」

・・・・・雪美はため息をついて・・・・・一瞬、顔がいつもの雪美に戻っていた・・・・・・・・・・・が






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうやって、またコージ君まで奪っていくの・・・・・?」






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?

・・・・・「奪う」・・・・・?・・・・・何を?






「・・・・・ユルセナイ・・・・・ユルセナイ・・・・・ユルセナイ・・・・・ユルセナイ・・・・・」






・・・・・雪美は・・・・・

もう、普通に喋れる状態ではなかった・・・・・

・・・・・鈴奈は・・・・・






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・すまない・・・・・雪美、私は・・・・・」

「うるさい!!!聞きたくない!!!あんたの言い訳なんて!!!あんた私がどれほどコージ君のことを思っていたか知らないわけないくせに!!!どうして!!!???どうして!!!???ねえ!!!???

どうして!!!???」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雪美・・・・・私は・・・・・」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・裏切り者」











・・・・・

もう、すでに最後の花火のイベントは終了していた・・・・・

・・・・・

屋上には呆然と立ち尽くした俺と地面に座り込んでいる鈴奈だけがいた・・・・・

・・・・・

あれから、鈴奈は一ミリたりともその場から動かず俺に背を向けた状態で座り込んでいた・・・・・

・・・・・

こんなとき・・・・・どんな言葉をかけてやればよいのだろうか?・・・・・

・・・・・

「・・・・・鈴奈・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・耕司、私は・・・・・ずるい女・・・・・なんだ・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・本当に・・・・・・・・・・ずるい女なんだ・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・」

・・・・・

「・・・・・・・・・・・本当に・・・・・・・・・・本当に・・・・・」

・・・・・






「・・・・・・・・・・泣けよ・・・・・・・・・・」






「・・・・・・・・・・え?・・・・・・・・・・・」






「・・・・・・・・・・泣きたい時に泣くのって・・・・・・・・・・悪いことなのか?」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・馬鹿」






「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はっ、言ってろ」






・・・・・・・・・・

そして、この日、俺は初めて鈴奈の泣き顔を見た・・・・・泣き声を聞いた・・・・・











そして・・・・・俺は今、気付いた・・・・・

・・・・・ああ・・・・・俺は・・・・・・・・・・この女のことが・・・・・










「好き」なんだということにーーーーーーーーーー









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