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番外編その1『文明の機器って改めてすごいと思う』

番外編です。季節は夏っていう設定ですが。

ミーンミンミンミンミンミーン・・・・・

「・・・・・あちぃ・・・」

・・・・・今日は雲1つもない太陽かんかんでりの夏真っ盛り・・・・・

・・・・・正直、コノ部屋暑い。つーか、なんか寮全体がおっさんの脇の下から漂う熱気みたいに暑い。

くそぅ、太陽の大馬鹿野郎ー・・・・・いかん、声を出すと余計暑くなってくる・・・・・逆効果だ。

「くそぅ、しかしコノ暑さなんとかならんもんかね」

・・・扇風機をつけているがじぇんじぇん効果なし。というか、無駄に部屋の中の熱気をかき回しているだけだから全然役にタタネー・・・くそぅ!!!なんか無性に腹が立ってきた!!!ごらあ!!!扇風機のクソや郎!!!少しは冷風を送れ!!!冷風を!!!ここはサウナ室じゃねーんだぞ!!!これでも喰らえ!!!

かかとおとし!!!

ばきっ!!!!!

・・・・・・・・・・はっ!!!ナニやってんだ!!!俺っ!?

俺の足元にはバラバラになった扇風機らしきものの残骸が残っていた・・・・・

「だあああああ!!!!!唯一の夏のバッチリアイテムがあああああ〜〜〜〜〜!!!!!」

ぐおおお・・・ど・・・どうする俺!?どうする♪アイ○ル〜♪・・・・・

だあああああ!!!!!歌っている場合じゃあない!!!や・・・やばい!!!本当にどうしよう・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだ!!!

いいこと思いついたぞ!!!あっ、ちなみにいいことって別にやらしいことじゃないからね。






(夏美の場合)

どんどんどんどんどんどんどんどんどんどん!!!!!!!!!!(ドアをノック!!!)

「お〜い!!!夏美!!!開けろっ!!!開けないと襲っちゃうぞ!!!・・・じゃなくてぇ・・・

おいっ!!!お前の部屋、クーラーあるか!?あったら居座らせろ!!!」

すると、夏美がのそのそとドアを開けた・・・

「・・・お兄ちゃん・・・ボクモゥダメ・・・」

「・・・・・・・・・・ナニ?」

「もぅ・・・・・・ダメ・・・・・我慢できないヨ・・・」

「・・・・・・・・・・そうか・・・」

「あ・・・あぁ・・・も・・・・・もぅ・・・・・」

「!!!し、しっかりしろ!!!夏美!!!我慢しろよ!?すぐ病院に連れて行ってやるからな!!!」

「う・・・・・うぅ・・・」

「・・・・・今こんなことを聞くのは不謹慎だが子供の名前は何にする?」

「・・・・・・・・・・プー太郎・・・・・」

「なんか臭そうな名前だな!!!」

「・・・・・・・・・・じゃあ、平蔵」

「いつの時代の人だよ!!!」

「・・・・・・・・・・メアリー」

「外人かよ!!!」

「・・・・・・・・・・じゃあ、・・・って違うよ!!!ナニ言わせてるの!?お兄ちゃん!!!」

「えっ?こっこができたんじゃあないのか?」

「ソンナコト一言も言ってないんですけど!?」

「ありゃ?そうだったかね?」

・・・知ってたけどネ!

「だ・・・第一!か・・・仮に子供ができたとして、今の段階で誰の子供かワカンナイよ!!!」

「え?英男の子供?」

「・・・・・・・・・・」

「ご・・・・ゴメンナサイ・・・」(汗)

すごいガン見された・・・・・(汗)

・・・・・・・・・・・正直怖い(汗)

「じゃあ、なんでそんなしんどそうな顔しとるのだ?君は?」

「・・・・・・・・・・見てわからない?この暑さ・・・どうにかならないの?」

「えっ?君のお部屋には高級クーラー10台設置されてるんじゃあないの?ええとこのお嬢様なんだろぉ?」

「ナニ勝手に都合のいい設定付け足してるのかな!?お兄ちゃんは!?ていうか、あやかるつもりだったでしょ!?お兄ちゃん!?結構、図々しいよね!?お兄ちゃん!!」

「そうだ!!!悪いか!!!えっへん!!!俺を敬え!!!」

「開き直らないでよ!!!全然偉くないよ!!!」

・・・・・あ〜、なんか大声出したから余計暑くなってきたよ・・・・・

・・・・・しゃーねえ・・・今度は違う部屋に行ってみるか・・・

「あ・・・あれ?お兄ちゃん、何処行くの!?」

「・・・違う部屋に行ってみんだよ・・・」

「あ・・・じゃあ!ボクも行く!!!」

「どこに?絶頂?」

「・・・!!!違うよ!!!えっち!!!」




ツインテールが仲間になりたいといってきやがりました。どうしますか?


1.連れて行く


2.だが断る


→3.連れ込む(トイレに)




「う〜ん・・・・・」

「お・・・お兄ちゃん!?『3』の選択肢はなんなの!?そんなとこ行って何する気!?

っていうか!!そこで悩まないでよ!!答えは決まってるじゃん!!!」

「だが断る!!!!!」

「ひどいよ!!!お兄ちゃん!!!」






(百合たん場合)

・・・結局、ツインテールは俺の後についてきた・・・

さて、次は百合ちゃんの部屋に行ってみるとするか・・・

「?お兄ちゃん、何処に行くの?」

「トリュフを探しに行く」

「へ〜・・・・・って!!!見え透いた嘘言わないでよ!!!もしかして馬鹿にしてる!?お兄ちゃん!?」

「おい、訂正しろ。『もしかして』じゃ無くて、『もしかすると』だ・・・まったく・・・・・」

「どうでもいいよ!!!」

「百合ちゃーん!!!いるー!?」

どんどんどん(ドアをノックする音)

「ふ・・・普通にスルーしないでくれるかな!?」

どんどんどん

「・・・あれ〜?おかしいな〜?百合ちゃん〜お〜い!別に取って喰いやあしないからさ〜ここを開けてよ〜

んふふふふふ〜♪」

「・・・・・いや、お兄ちゃんその呼びかけは逆効果なんじゃあ・・・(汗)」

がちゃり

「はい?」

「うそお!!!開いちゃった!!!なんで!?」

「おー百合ちゃん、さっそくスク水着てくれ」

「いやいやいや・・・お兄ちゃん、さっそく目的が違うからね」

ぬぎぬぎ・・・

「はい♪」

「下から着てたー!!!」

「し・・・『下から』!?はあはあ・・・・・」

「へんなところで反応しないでよ!!!お兄ちゃん!!!」

「い・・・いやあ・・・想像力をかきたてられるというか・・・なんというか・・・げへへ・・・」

「・・・・・最低だよ・・・お兄ちゃん・・・(汗)」

「ところで、百合ちゃん。部屋の中、クーラーとかつけてる?」

「いえ、扇風機しかつけてませんよ・・・クーラーは無いです」

「ん、そっか。じゃあ、仕方ないね」

「あきらかにボクの時と反応違うよね!?」




スク水幼女が仲間になりたいといってきました。どうしますか?


1.にゃんにゃんする


2.にゃんにゃんする


→3.にゃんにゃんする




「よ〜し!『3』だ!!!」

「どれも一緒だよね!?おかしいよね!?っていうか、本当に何する気!?」

「うにゃ〜ん♪」

「ごまかしてもだめだよ!!!」






(アリスの場合)

「・・・(汗)あんた達何しに来たのよ・・・」

「ナニかをしに来た」

「一発いっとく?」

にっこり

「いっときません(汗)」

「じゃあ、早く答えなさい」

「とりあえず、中に入ってお茶でも・・・・・」

「答えろ」

「・・・・・はい・・・・・(汗)」

・・・・・・・・・・(説明中)・・・・・・・・・・

「無いわよ」

「はあ・・・やっぱり・・・・・胸が無い人はクーラーも無いってか・・・・・」

「・・・ああ?」

「ご・・・ゴメンナサイ・・・・・(汗)」

「アリスちゃんもクーラのある場所探さない?」

「あんた達・・・よっぽど、暇なのね・・・まっ!あたしもちょうど暑かったし一緒に探してあげるわよ」

たたたた〜ん♪た〜んたんたたた〜ん♪ツンデレが仲間に加わった!!!

「誰がツンデレよ!!!」

ボキッ!!!

「ごふっ!!!」





(高宮姉弟の場合)

「あっ!耕司さん!!!あと、その他3匹」

「『その他3匹』って何よ!!!」

「おっ!みんなどないしたん?そろいもそろって」

麗奈さん・・・・・出てくるの久々だな・・・・・

「・・・ところで、あんたらは何しとるんですか?」

「ああ・・・すごく・・・大きい・・・すごく・・・あつい・・・すごく・・・おいしい・・・モノを食べているんですよ♪」

「・・・・・どうして、コノ子は普通に『お餅』を食べているって言えないのかね?(汗)」

というか、コノ時期にお餅はおかしいだろ・・・(汗)

「で?自分らどないしたん?」

「いやー・・・見た感じなさそうなんでやっぱいいです」

「誰が無いチチやー!!!しまいにぶん殴るで!!!自分!!!」

「んな事一言も言ってねえええええ!!!!!」






(ミントの場合)

「・・・・・・・・・・」(ミント)

「「「「・・・・・・・・・・(汗)」」」」(耕司、夏美、百合、アリス)

「・・・・・・・・・・」

「「「「・・・・・・・・・・(汗)」」」」(耕司、夏美、百合、アリス)

・・・・・どうしろと?(汗)

・・・・・しかもコノ子なんか鍋焼きうどんとかものすんごいもん食っちゃってんですけど?コノ子(汗)

・・・・・そのせいでなんか部屋の中が熱気で包まれとるし・・・・・っていうか、外よりココのが暑いってどゆこと?(汗)

「・・・・・なあ、ミント・・・」

「・・・・・?・・・・・・・・・・食べる?」

「・・・・・いらないよ」

「・・・・・そう・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

はい、言葉のキャッチボール終了〜

・・・・・なんか話題ねえのカナあ・・・・・ワダイワダイワダイワダイワダイマダイマダイ・・・・・

「な・・・なあ?ミント?・・・それ・・・熱くねえの?(汗)

「・・・・・・・・・・おいしい」

「うん、確かにおいしいな、うんおいしいよ」

「・・・・・・・・・・うん」

「・・・・・・・・・・(汗)」

「・・・・・・・・・・熱くて歯ごたえが良くて喉ごしが良くてお汁がおいしいの」

「あ・・・熱くて・・・歯ごたえが良くて・・・喉ごしが良くて・・・お・・・お汁がおいしいのか?」

「・・・・・・・・・・うん」

「そ・・・そうか・・・はあはあ」

「・・・・・お兄ちゃん?」(夏美)

「・・・・・耕司さん?」(百合ちゃん)

「・・・・・おい、変態?」(アリス)

・・・・・・・・・・怖い・・・・・・・・・目が・・・・・・・・・・(汗)






(千里さんの場合)

「あとは・・・千里さんの部屋しかないわね・・・・・」

「おう、そうだな」

「そうですね」

「あの・・・・?誰か忘れているような気がするんだけど・・・」

「「「気のせい((だろ)(でしょ)(ですよ))」」」

「そ・・・そうだね(汗)」

・・・・・

「千里さんいますか〜?」

どんどんどんどんどん

「いねえな・・・」

「留守かしら?」

「どうしましょう?」

「ん・・・?ドアが開いてるぞ?」

「お兄ちゃん・・・?いいの勝手に入っちゃって?」

「いいのいいの。俺と千里さんはそういう仲だから」

「どんな仲よ・・・(汗)」

さすがにずかずか乗り込むのは家宅侵入みたいなのでこっそりドアの隙間から中を覗く・・・

はあはあ・・・・・着替え中だったりして・・・・・げへへ・・・・・

「おい、あんた鼻の下伸びてるわよ」

「お兄ちゃん・・・・・最低・・・・・」

「耕司さん・・・・・私・・・・・本気で悲しいです・・・・・」

「あ・・・・・あれ?ちょっと?みなさん?なに?この重い空気?や・・・やだなあ・・・冗談にきまってんじゃないですか〜・・・先輩〜・・・あはははは・・・・・」

「・・・・・当たり前よ・・・・・もし・・・・・本気だったら・・・・・・・・・・」

どごぉおおおおおおおおおおん(コンクリートの壁に穴が開く音)

「・・・・・・・・・・・ね♪」

「・・・・・・・・・・・ねー♪(泣)」

・・・・・・・・・・こわあい(泣)

「・・・・・さて・・・・・千里さ〜ん・・・・・ちょっとお願いが・・・・・」

「うふふふふ・・・・・うふふふふふふふ・・・・・うひひひひひひひひひ・・・・・うひゃひゃひゃひゃはやははははははははははあはははははははははははあーーーーーーーはっはははははははははははははははは

ついに!できたああああああ!あはばばばばばばばば!やってやるわああああああああああああはははははは

やってやるうううううううふいひひひひはぷぴぴぴ!やってやりゃあああああああああああげへへへああははははははいひはははははあばばばはははあばばはばははげひゃやはやはやあははあは!!!!!!!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バタン(ドアを閉める音)

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし、解散♪」

「「「おー♪」」」

・・・・・・・・結局、耕司君達は扇風機で夏を乗り越えたとさ。おしまい。







くだくだ・・・ですね(−−)

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