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第31話『いつもと変わらぬ朝』

今回は割とソフトです。

「コージ君!コージ君!早く起きないと遅刻しちゃうよ〜」

ゆさゆさゆさゆさゆさ・・・・・

ん・・・・・なんだ・・・・・地震か・・・・・体が揺れるよお〜・・・・・

「トイレに隠れておけばなんとかなるよ・・・」

「何言ってんの!?コージ君!?もぅ!!コージ君ったらあ!!早く起きないと本当に遅刻しちゃうよ!!!」

ゆさゆさゆさゆさゆさ・・・・・

「んあ・・・?」

むくり・・・・・

「はあ・・・やっと起きたねコージ君・・・・・早く学校いく準備してね」

「・・・・・雪美?ああ・・・・・こんばんわ。そして、お休みなさい」

ごろり

「ああ!!!もぅ!!!二度寝しちゃだめだよ〜!!!お〜き〜て〜!!!」

「だああ〜いやだ〜!!!今日は学校サボるんだ!!!そして、夢の中で好子とイチャイチャするんだ〜!!!」

「コージ君!!!それは、ダメ人間の象徴だよ!!!いいから早くお〜き〜てえ〜!!!」

ぐぐぐぐぐぐぐぐぐぐ・・・・・・・・・・(布団の引っ張り合い)

「うおっ!?」

「きゃっ!?」

バターン!!!!!

「・・・・・いててててて・・・・・大丈夫か?雪美・・・?」

「・・・・・・・・・・」

「・・・・・?ん?どした?雪美?」

「・・・・・・・・・・あの・・・・・耕司君・・・(///)」

「・・・・・・・・・・げっ!!!!!」

な・・・なに!!!いつの間にか俺は雪美を押し倒す形で倒れていた!!!・・・・・今まで寝ぼけていたせいか全然気付かなかった・・・・・しかも・・・・・右手が・・・その・・・・・雪美の・・・・・

マシュマロを掴んでいました・・・・・(汗)

「え・・・え〜と?(汗)あの・・・・・奥さん。違うんですこれはその・・・不可抗力という代物でして・・・・けしてその下心があって触れたわけではないのです。いや、別に『げへへ・・・いい体してるじゃねえかよ・・・姉ちゃん・・・うひゃひゃ!!!』とかそんなやらしいことは考えてないわけであってですね

(汗)」

「・・・語るに落ちてるよ・・・コージ君・・・」

「どうもすみませんでしたああああああああああ!!!!!!!!!!ゆるちて!!!!!」

「・・・・・コージ君・・・なら・・・・・いいよ・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はい?」

「・・・・・・・・・・しても・・・・・・・・・・いいよ・・・・・(/////)」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(汗)」

・・・・・・・・・・どうすればいいのかな?カナ?(汗)






1.やっちゃえ♪


2.やっちゃえ♪♪


3.やっちゃえ♪♪♪






・・・・・・・・・・いや!!!すこぶるダメだろ!?この選択肢!!!

っていうか、『やらない』っていう選択肢はねえのかよ!!!!!

全部同じじゃねえか!!!!!しかもなんだよ!!!その語尾についている『♪』!?

なんか意味深なんだヨ!!!!!だんだん増えとるし!!!!!ってあああああ!!!!!

どうすりゃあいいんだよ〜!!!!!

「・・・・・・・・・・コージ君・・・・・(/////)」

・・・・・雪美はすでに目を閉じて俺を待っている・・・・・

・・・・・ぐ・・・・・か・・・・かわいい・・・・・いいにほいもする・・・・・

だ・・・だが・・・・俺達は・・・・・幼馴染なんだぞ・・・・・?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もう、いいや♪しちゃおう♪先のことなんて考えちゃあだめだ♪楽に生きよう♪楽に♪

「頂きます♪」

がちゃり・・・・・(ドアが開く音)

「おーい、耕司、起きろー朝だぞー・・・」(鈴奈)

・・・・・・・・・・うひゃあ♪






「・・・・・・・・・・」

「コ・・・コージクン・・・大丈夫?」(雪美)

「・・・・・・・・・・」

「耕司、その顔どうしたんだ?グローブみたいになってるぞ?蜂にでも刺されたか?」(勇輝)

「・・・・・・・・・・」

「雪ちゃん?兄さん?早く朝ごはん食べないと冷めるよ?早くたべよう?」(鈴奈)

にっこり

「(おい・・・耕司・・・マイシスターいつもと語調違うぞ・・・?(汗)なんか、めっさ怖いんだが・・・

お前、今朝なにかしたか?)」

「(・・・・・していない・・・と言えば嘘になるが・・・・・)」

「(そーか!そーか!うんうん!ついにピリオドの向こうへ旅立ったか!!!お兄ちゃんはうれしいぞ!!!

しくしく!!!)」

「(・・・・・あんたはナニを言っているんだ・・・・・)」

バキッ!!!!!(箸(金属製)が割れる音)

「・・・・・兄さん♪早く食べよう♪」

にっこり

「・・・・・・・・・・はい(汗)」

・・・・・・・・・・






俺達の家はお隣さん同士である。

俺の家の右隣に雪美の家があり、左隣に市本兄妹の家がある。

んでもって、俺は別にいいって言っているのに雪美と鈴奈は毎朝俺を起こしにきては俺(+α)の朝食を作ってくれる。ありがたや、ありがたや・・・。ちなみに・・・俺の家族は両親と姉さんと兄貴と義妹がいるが

・・・・・あまり言いたくないが今は別々で暮らしている。つまり『別居』してるってことだ。この家は俺と姉さんと母さんとの3人で暮らしている。親父と兄貴と義妹は別にアパートで暮らしている・・・・・

まあ、義妹・・・アルとはたま〜に会ってはいるんだけどな。(ついでに兄貴も)・・・?親父?・・・・・

あんなクソ親父となんか会いたくもねえ・・・・・血が繋がっているっていうだけでも嫌悪感が沸いてくる・

・・・・くそ・・・あいつのことを考えただけでも気分が悪くなってきたぜ・・・

「・・・・・コージ君・・・・・どうしたの?怖い顔しちゃって・・・大丈夫?」

「・・・・・いや・・・・・なんでもない・・・・・」

「それなら・・・いいけど・・・無理しちゃだめだよ?」

「ああ・・・ありがとな、雪美」

「風邪か?しんどかったら学校で私に遠慮なく言えよ?耕司」

「ああ・・・鈴奈もありがとな」

・・・・・俺は幸せだ・・・・・

こんな、いい幼馴染に2人(+1匹)恵まれて・・・・・






「コージ君・・・・・その・・・・・ちょっと・・・・・いいかな?」

「ん?なんだ?」

今は4人で朝の通学中。くそぅ・・・今日はサボるつもりだったのに・・・

「え〜っと・・・・・その・・・・・あのね・・・・・(///)」

「?早く言えよ?」

「えっと・・・・今日は天気がいいね♪(汗)」

「曇っているが?」

「・・・・・(汗)えっと・・・・・(///)」

「・・・・・雪美ちゃん、言いたいことはズバっと言った方がいいぞ?コイツはタダでさえ鈍感の鈍ちゃん

なんだからはっきり言わないとわからないぞ?ね、マイシスター?」(勇輝)

「・・・・・なぜ、私に振る・・・・・」

「えと・・・じゃあ、コージ君・・・言ってもいいかな・・・?(///)」

「あ・・・ああ、遠慮なく言えよ」

「そうだぞ、言葉では言い表せない関係なんだからな」(勇輝)

「貴様は少し黙ってろ」

「えっと・・・その・・・・・(///)」






「明日の学園祭・・・・・いっしょに・・・・・まわらない?(///)」






平和が一番です(^^)

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