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第27話『うれしはずかし男女脱衣麻雀決定戦!!!(後編その1)』

だんだんいろんな人が壊れていきマス・・・

「うふふふふ・・・絶対勝てる方法を知りたいカネ?ん?知りたいだろう?んっふふふふ〜♪」

「早く言いやがれ、ぬけ作」

「もうちょっと優しく聞いてくれなくちゃ、や・だ・ヨ・てへ♪」

「こ・ろ・す・ゾ・?・てへ♪」

そして、東2局5本場が始まろうとしていた・・・






「じつはね、僕にはね、ある能力が備わっているのね」

「・・・どうでもいいが、いちいち語尾に『ね』とかつけるな。意味無くきもいゾ」

「そうなのね、僕は麻雀牌を触っただけでね、なんの牌かわかるのね」

「聞けよおい・・・ってすげえな!!!おい!!!そんなことができんのかメガネ!!!ていうか、そんなことできるなら最初からやれっつうの!!!」

「・・・っていう能力があったらなあ・・・なのね」

「ねえのかよっ!!!てめえ!!!ふざけんなあああ!!!ぶっころすぞなのね!!!って、てめえの変な語尾うつっちまったじゃねえかあああああなのね!!!あっ、しまった!!!またやっちゃったのね!!!」

「ふぅ・・・サル君?真面目に話してくれないか?なんだね?そのふざけた語尾は?緊張感が台無しではないか。まったく・・・」

「て・・・てめええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

こ・・・この!めがねえええええ!!!!!貴様のそのメガネかち割って海に捨てるぞごらあああああ!!!

「ふぅ・・・では、今から絶対勝てる作戦を言いたいと思うが、よろしいかな?ハートフル慎也君?」

「赤神慎也だっ!!!」

「まあ、アリスたん達に勝てる方法といえば・・・『イカサマ』しかないだろう」

「おめえ・・・簡単に言うけどよ・・・あの悪魔達にそんな手が通用すると思ってんのカ?」

「ふふふ・・・大丈夫だ・・・なにせ、僕の手コキの速度は秒速10000kmなんだからね」

「手コキは関係ねえと思うが・・・(汗)」

「ふふふ・・・心配なら僕の指先を嗅いで見るがいい。勝利の匂いがぷんぷんにおうはずさ」

くんくん(サル、嗅ぐ)

「イカ臭っ!」

「よろしい、では『イカサマ真っ逆さま〜』大作戦を実行スルゾ!!!サル君!!!」

「ただの駄洒落じゃねえか!!!それ!!!でも、本当に大丈夫かあ?ばれた時は洒落にならんぞ?(汗)」

「ふふふ・・・では、君は勝ちたくないのかね?このままだと確実に僕らはDEAD ENDに向かうぞ?

なにせ、アリスたんと百合たんには麻雀の『腕』と『才能』・・・さらに『運』も兼ね備えている。あっ、ちなみに百合たんはパイパイはないけどね。ぐふふふふ」

「ぐっ・・・それは・・・」

「しかも、今完全に流れはむこうだ。もう、僕らが勝つにはこの手しかないと思わんかね?」

「・・・・・」

「この手を使えば、絶対勝てる。勝てば、アリスたん達の生まれたままの姿が見れるのだぞ?こんな幸せなイベント早々見られないゾ?いや、見るだけでなく・・・あ〜んなことや、こ〜んなことも・・・ああっ!!!

だめっ!!!そこはっ・・・!いやああああああ!!!やめてえええええ!!!・・・ぐひゃ!ぐへへへへ!!!いひひひひひ!はあはあ・・・・・だめだ・・・・・はなぢぶうふうううううううう!!!!!!」

「・・・(汗)お前・・・その目真剣に怖いからな」

ナニ考えちゃってんだ?こいつは・・・(汗)

しかし・・・・・男、赤神慎也(17)・・・覚悟をきめるしかないか・・・

うっし!!!やっちゃうぞ!!!ごらあああああ!!!!!






かちゃ・・・かちゃ・・・

「・・・・・」

かちゃ・・・かちゃ・・・

「・・・・・」

イカサマその1・・・

理牌時のすり替えだ。理牌している時はどうしても目が自分の牌にいく。そこが狙いどころだ。

その数秒の間に俺とメガネの牌を入れ替える!!!

「(・・・どうだ?メガネ?いい手きてるか?俺は手にアンコが二つある。ピンズの1あるか?)」

「(ふふふ・・・君は運がいいね・・・あるよ・・・鳴沢君・・・)」

「(誰が鳴沢君だっ!!!さっさと、よこせ!!!馬鹿っ!!!)」

よしっ・・・!これで、三アンコだっ・・・!し・・・しかも・・・!三色同ポン!トイトイも狙える!!!

ついてるぜ!!!やほほ〜い!!!みなさんもお気づきだろうか?このイカサマはあくまでも確率的に

いい牌をそろえようとしているだけなのだ。つまり、俺とメガネの手がクソ手ならば意味がない。

しかし、同時に十分これは効果があるともいえるのだ。

「ぐへへへへ・・・」(サル)

「ぷぴぴぴぴ・・・」(ひでおちゃん)

「・・・なにあんたら、気色悪い笑い方してんのよ・・・さっさと捨て牌出しなさいよ。バカ」

「ふふふ・・・そうやって、余裕こいてられるのも今のうちだぜ?アリス」

「?・・・というか、ナニ親しげに呼び捨てしてんのよ。エテ公のくせに」

かちゃ・・・かちゃ・・・

そして・・・・・2巡目・・・・・ついに・・・・・

「・・・ふふふふふ・・・ついに・・・ついにきたぜ、この時を待っていた・・・『リーチ』・・・・・」

「なっ・・・!?」

「えっ・・・えぇ!?」

ふふふ・・・驚いてる、驚いてる・・・さあ・・・来いっ!通せるもんなら通してみやがれっ!!!

「・・・・・これね」

かちゃ・・・・・っち・・・運がいい女だ・・・いや・・・

「・・・・・これです」

かちゃ・・・・・ふん・・・なるほど・・・この二人運がいいだけでなく、確かに『腕』もいい・・・

俺の捨て牌から危険牌を読み取っている・・・頭がいい女達だぜっ!!!しかし・・・・・甘いな・・・・・

キャラメル・マキアートより甘いぜっ!!!

「・・・・・」

かちゃ・・・かちゃ・・・

「・・・・・」

かちゃ・・・かちゃ・・・

・・・・・さあ!!!我が手に・・・!!!ロン牌よ!!!こおおおおおい!!!

「・・・・・」

その手は・・・・・

「・・・ふっふっふっふっ・・・」

俺の・・・・・

「残念・・・・・」

・・・・・

「ツモっちまったよ・・・・・」






あがり役・・・三アンコ、三色同ポン、トイトイ・・・これでハネ満だ!!!

「ふっふふふ・・・さあ、というわけでアリスたん、百合たん、4枚脱いでもらおうカナ?うききき・・・」

うわあ・・・メガネ・・・もぅ、悪の秘密結社の理事長みたいな顔してるよ・・・こわっ!きもっ!

「「「「「ぬーげっ♪ぬーげっ♪ぬーげっ♪ぬーげっ♪UFOOOOO〜〜〜〜〜♪♪♪♪♪」」」」」

クラスにいる男子のギャラリーが『脱げ脱げコール』を連呼する・・・ったく・・・

調子のいい野郎達だぜ・・・・・やれやれだぜ・・・

「「「「「きゃあああああ!!!!!この変態!!!ど鬼畜!!!エテ公!!!しんじゃえ!!!」」」」」

・・・・・今度は女子の『死ね死ねコール』が響きわたる・・・

・・・・・エテ公は真剣に傷ついたヨ・・・うえーん!!!

「くぅううう・・・・・」(アリス)

「ふ・・ふえええ・・・」(百合たん)

ぬぎぬぎ・・・

・・・・・ふたりとも悔しそうに一枚一枚脱いでいく・・・

百合ちゃんなんかもう赤くなって泣きそうになってるよ・・・か・・・かぁいい・・・はあはあ・・・・・

靴・・・2足・・・そして・・・靴下・・・2足・・・

・・・・・な〜んか、モーレツに悔しいのは俺の気のせいか?う〜む・・・しかし・・・メガネは・・・

「はあはあ・・・なまあし・・・はあはあ・・・き・・・きれいなあ・・アリスたんと百合たんの生足・・・し・・・白い・・・純潔の・・・うひ・・・うひひひひひひひひひ!!!!!!げひゃひゃひゃ!!!!!」

・・・・・すでに壊れていましたヨ(^=^)

「い・・・いつまでも見てんじゃあないわよ!!!この変態っ!!!」

ばごっ!!!

「ぶひっ!!!」

哀れ、メガネ。罰ゲームでもないのにアリスさんに殴られました(^=^)






そしてっ・・・!運命を分ける東3局が始まる・・・・・!






続くっ・・・!






「ややっ!や〜っといい展開がきたわね〜!!!」(麻美さん)

「・・・・・みんな、鬼畜だヨ・・・」(夏美)

「鬼畜とかいっちゃあ駄目よ!!!鬼畜とは私のように純粋な乙女心を持つ者よ!!!うっふ〜ん♪」

「別に褒め言葉じゃないんですけど・・・(汗)」


役満は男のロマンですよネ!!!

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