第19話『妄想を抱いて萌え死にしろ』
また変態さんが一匹増えました・・・
・・・・・ここはどこだ?・・・・・
気がつくと俺は真っ白な世界にいた。まわりには何も無い。色も無い。エロゲーも無い。お金も無い。というか、恵んでください。お願いします。まわりには本当に何も無かった。あるのは俺という一個人の意識と
『白』という世界だけだった。ああ・・・そうか、ここはまた俺の夢の中なんだな・・・そしてこの流れから察するにおそらくシリアス路線なんだろうな・・・
「さあ!!今から試験開始だにゃん!!村上きゅん!!」
いきなりその路線をぶち壊してくれる不純物が混じってました・・・原田のおっさんです。ていうか!!
ナニ!?そのプリキュ○〜なカッコ!!グロすぎる!!キモすぎる!!プリキュ○が大好きなちびっ子たちに
その姿見せたら泣き出すぞ!!きっと!!環境問題に発展するゾ!!そのカッコ!!
「なぜ貴様がここにいる!!」
「さあ!!コレを顔に塗りたくれぇい!!」
「聞けよ!!」
「そして僕は脱ぐっ!!」
「何故!?」
おっさんは全裸になった。あばぎゃああああ!!!!!こら!こっち向くなっ!!!!!目が腐る!!!!!
「んでもって、僕は体中にこのローションを塗って・・・と」
ぬ〜りぬ〜りぬ〜りぬりぬりぬり
え・・・ええ!?ちょっと!!このおっさんなにやってんのお!?キモス!!
「さて・・・・・準備も整ったし・・・そろそろ、やらないか?」
「やるかっ!!」
「ふふふふふ・・・・・遠慮しないでぇ・・・・・(はあと)」
「く・・・来るなああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
す〜りす〜りす〜りすりすりすり
「あんぎゃああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
・・・チュンチュン・・・
あ・・・朝か・・・(汗)・・・あ〜・・・夢でよかった・・・なんなんだ・・・今の夢は・・・(汗)
全裸のおっさんと夢の中でローションプレイとか悪夢以外の何物でもねーぜ・・・おえええええ・・・・・
「ん・・・・・?」
「ZZZZZ・・・・・(いびきの音)」
「・・・・はい?」
朝だから頭が回らないのだろうか?俺の隣には何故か原田のおっさんが寝ていました。・・・・・・・・・・
ガチャ、バターン(ドアを開けて閉める音)
「ハーイ!!お兄ちゃん起きてる!?」
・・・・・・・・・・はい?
「・・・・・・・・・・・・・」(夏美)
「・・・・・・・・・・(汗)」(耕司)
「・・・・・・・・・・・・・」(夏美)
「・・・・・・・・・・(泣)」(耕司)
「・・・・・・・失礼しました」(夏美)
「ま・・・待ちなサイ!!君!!ち・・・違うっ!!これは違うっ!!違うンデスヨ!!ご・・・ごかいだあああああ!!ココは五階じゃあないけどごかいなんだあああああ〜〜〜〜〜!!!!!(大泣き)」
バタン
・・・・・(汗)わーい、どっしよカナ〜?(泣)
「おめでとうございます♪村上♪」
「・・・・・(泣)ありがとうございます・・・・・(泣)」
クッソ〜(泣)全然っメデタクねーよ!!ちくしょおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
っていうか!!朝の第一声がそれかよ!!千里さん!!
あんのチビ!!チクリやがったなあああああ〜〜〜〜〜!!!!!絶対あとでシバく!!!!!
「今日も朝ごはんをもりもり食べて精をつけておいてくださいね(はあと)」
「はぁあい!!!(泣)いっただきま〜す!!!(泣)」
あははははは〜〜〜〜〜もぅ、食うしかねえべや(泣)うん!食って今日の朝の出来事をクソといっしょにトイレに流そう!!!モグモグパクパクむしゃむしゃガツガツ・・・・・あれれれ〜?今日の朝ごはんはなんだかしょっぱいゾ〜???なんでかな〜〜〜???(泣)
すると麗奈しゃんが好奇な目でとんでもないことをぶちまけてくれました。
「なあなあ♪どうやったん!?初体験は!?気持ちよかったん!?なあ!?」
「オウ・・・あなたはナニをいってるんデ〜スカ・・・(汗)」
・・・今度はさらにすごい目で見つめるOTOKONOKOがさらにとんでもないことをぶちまけてくれました。
「耕司さん・・・・・不倫は許しませんヨ・・・・・?」
「ちょっと待ちなさい(汗)条一郎君(汗)いつから僕ちゃんと君はそんな関係になったのかな?かな?(汗)そんなのぶちまけちゃったら斗○子さんだってびっくらこんだヨ・・・?(汗)」
「いつから・・・・・って・・・・・ふたりがこの星空の下に舞い降りた瞬間ですよ?(はあと)」
「・・・・・・・・・・」
・・・・・だみだこりゃ♪この子もう手遅れだ(はあと)
「フン・・・女に飽き足らず男にまで手を・・・・・さいてーね、あんた。変態。野蛮。ケダモノ」
・・・・・ずいぶん好き放題いってくれるなあ・・・アリスさんは・・・・・(泣)
・・・・・もうだみだ・・・朝からテンション下がりまくりすティだ〜〜〜・・・
「・・・・・(汗)が・・・頑張ってくださいね(はあと)」
・・・・・ナニを頑張ればイイノカナ?百合ちゃん?(泣)
すると、今回の朝の悲劇を招いた張本人がニコニコしながら現れた・・・・・
くそぅ、その顔きもいなあ・・・むかつくなあ・・・2、3発ストレートいれてえなあ・・・
「今日は赤飯炊いちゃったヨ〜あはははははははははは〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(笑)」
あ〜チョーウゼえ、このOYAZI。
「全然笑えねえよ。はん!てめえのカオは少し笑えるかもナ」
「もぅ〜ぷんぷん(はあと)つれないなあ耕司きゅんは♪折角、特別ゲストをお招きしたのにぃ〜」
「特別ゲスト・・・?」
どうでもいいがその言葉遣いとカオ止めろ。見苦しい。
しかし・・・・・(汗)なーんか、やな予感がするなあ・・・・・
「はあい!!(はあと)わたしよお!!(はあと)コー君!!(はあと)」
むぎゅうううううううううう!!!!!!!!!!(はぐはぐ)
「ほんぎゃらっぺえええええ!!!!!」
いきなり後ろから抱きつかれたっ!!ま・・・ましゃか・・・き・・・きさまは・・・きさまはあああ!!!
「ああん(はあと)わたしのわたしのか・ぁ・い・い・こ・い・ぬ・ちゃ・ん(はあと)」
べ〜ろべろべろべろべろべろべろべろべろべろ〜(舌なめ)
「んああ〜コー君の味〜・・・・・わたしの初めてをあ・げ・る(はあと)」
いるかああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!(泣)
や・・・やめれええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
「・・・・・(汗)千里さん?誰です?コノヒト?」
ああ!!アリスさん!!そんなに近くにいるんなら僕を・・・僕をタスケテヨ〜(泣)オヨヨ〜(泣)
ひいいいいい!!!!!今度はコヤツのべろが俺の乳首にイイイいいいい〜〜〜〜〜!!!!!
「うふふ・・・このひとはね・・・・・村上君の実のお姉さんよ(はあと)」
「えええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!(一同)」
み・・・みなさん!!そんなありきたりなリアクションとらなくていいからね!?誰か早く僕ちゃんをタスケテ!!うひひゃあああああああああああ!!!!!!!!!!や・・・やぶぁい!!そこはだみだみだああああああああああ!!!!!!!!!!(泣)
「こちらでお召し上がりですか?それともテイクアウトにいたしますか?(はあと)」
ちょw・・・千里さん!?なにいってのおおおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!???
「お・・お持ち帰りぃいいいいいいいいいい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」
「い・・・・・いやああああああああああ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!(泣)」
「はあい(はあと)わたしは村上琴美!!村上家四人兄妹にして長女!!
ちなみに将来の夢はコー君の夜のおもちゃになることよ!!そしてブラコンよ!!ヨロシクね(はあと)」
・・・あれからなんとか解放された・・・もう少しで本当に「お持ち帰りぃいい(はあと)」プレイを
強要されるところだった・・・(汗)そんなのはケンタくん人形だけで十分だ・・・ああ恐ろしや〜(汗)
『コノヒト今自分でぶらこんとか言ったわよ・・・(汗)』(アリス)
『ブラコンって言いました〜・・・(汗)』(百合)
嗚呼・・・みんなの考えていることが手に取るようにわかる・・・
じ〜・・・
嗚呼・・・そんな哀しいものを見るような目で僕を見ないで・・・
カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!カシャ!(カメラのシャッター音)
嗚呼・・・千里さん・・・撮らないでください・・・・・
「ああ、そうそう♪これから琴美ちゃんは高宮学園に通うことになるからみんな仲良くね?」
「い・・・イや嗚呼嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!」
・・・今日も騒がしい1日になりそうだにゃ〜・・・
「ふぁああ・・・おはよう・・・お兄ちゃん・・・?誰?その人?」
・・・・・
ポカッ!!
「いたいよお!!なんで殴るの!?(泣)」
さあ・・・?なんとなく・・・だっ!!(笑)
ああ・・・アノ頃に戻りたい・・・
と最近思うようになってきました・・・