第15話『お酒は飲んでも飲まれちゃダメよ!めっ!』
二十歳以上の方々、お酒の飲みすぎには注意しましょう・・・
ひらり・・・ひらり・・・
桜が舞っている。ひらり・・・ひらり・・・
・・・うむ、絶景カナ、絶景カナ。
俺たち、千里さんの愉快な仲間たちご一行はいわゆる世間一般で言われる「花見」に
ここ、造幣局の桜の通り抜けまで来ている。なんでも、千里さんが急にナニかを思い出したかのように
「夜桜をみんなで見に行きましょう。綺麗ですよ〜」と言い出したのだ。正直、俺はだるかったのでお断りさせて頂いたところ・・・はい、然る所無駄でした(はあと)
そしてココまで来たのだが・・・正直感動したっ!!!おめでとうっ!!!
本当に雪のように舞い降りる桜の花びらは僕の心が浄化されていくよう・・・ああ・・・アニュハセヨ・・・
今の俺はヨ○様気分・・・ああ・・・きれいだよ、ユ○ン・・・・・って気持ち悪いとか言うなよ、ソコ。
同時にこの雪のようにきらきら舞い降りる花びらちゃんちはまるで俺たち・・・いや、僕たち村上耕司と高宮条一郎の未来への祝福を心から祈っているかのようだった・・・・・おしまい。
「・・・・・って!!誰だあああああーーーーー!!!!!最後のほうに変なオプション加えたの!?
・・・・・ってひとりしかいないジャン!!!こんなん書くの!!!条一郎君!?(汗)」
「うふふ・・・照れないで下さいヨ〜耕司さん(はあと)僕も恥ずかしいんですからあ・・・(はあと)
あ・・・!!!いやです!!!顔見ないで下さい!!!どきどき・・・します・・・」
ぽ〜・・・
ぞ・・・ぞくりん・・・
「いやいや!!!!照れてないからね僕!!そして何か勝手に自分の都合の良い方向へもっていこうとするのやめてくれるかな!?条一郎君!!はげしくきもいよ!?条一郎君!!」
「耕司さん。春は出会いや別れの時期っていわれますけど・・・・・ゴールインの時期でもありますよ?
うひゃひゃひゃひゃ〜・・・・・(はあと)」
「だ・・・誰と誰がゴールインするのかな?かな?(汗)」
なんか・・・日に日にレベルアップしてるヨ・・・このコ・・・(泣)
そして同調するかのように伊達メガネ野郎が話しかけてきた・・・なんでまたお前・・・いんのさ?
「うむ・・・本当にきれいな桜だなあ・・・・・だが・・・・・今年はもっと綺麗な『花びら』も拝みたいものだなあ(はあと)ね、ダーリン(はあと)」
「やかましいわ!!!俺に同意を求めるな!!!オデキマン!!!そして誰がダーリンだっ!!いい加減にしねえとその汚ねえツラぁ、こ○だめに突っ込むぞ!!!あん!?おんどれぁ!!!!!」
「ああ・・・い・・・E−よお・・・とおおおおおってもEEEEE〜〜〜〜〜ヨ!!!!!ナイスアイディア!!!だよおおおおお〜〜〜〜〜!!!!!僕・・・僕をもおおおおおっといじめ押し倒してくれたまええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!ひょおおおおおおおおおおおおおん!!!!!」
・・・・・(汗)・・・・・
・・・・・だめだこいつ。まるっきり駄目な方向へ進化している・・・・・
逆にじぇんじぇんどこも進化してない奴も約1匹ここにいるけどな・・・・・
「うわぁあ〜〜〜〜〜見て!見てヨ!!お兄ちゃん!!!桜だよ!!!!桜!!!!!」
・・・・・うわ〜・・・・・なんか不憫な子に見えてきたヨ・・・・・
「・・・・・」
「?どうしたの?お兄ちゃん?」
「・・・・・頑張れ夏美」
「???ナニを頑張ればいいのか全然わかんないよお兄ちゃん」
「・・・・・頑張って成長しなさい夏美」
「?????」
・・・・・アリスさん・・・・・それは露骨に言いすぎですよ・・・・・
出会い・・・ねえ・・・・・
さっき条一郎君が言ってたことだが早く俺のぴったりなパートナーと出会いたいねぇ・・・・・
・・・・・もちろんメス・・・・・だよ?・・・・・
「お!ソコにいるのは小次郎じゃなあい(はあと)お〜ぅい!!お〜ぅい!!こーじーろー!!!
ちょっと、こっちに来なしゃいヨ〜〜〜〜〜!!!!!お姉ちゃんがいいことしてあげるからさぁあ!!!
うきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃきゃうひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!!」
前言撤回。そんな出会いはいらない。
「ボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハナニモミテナイボクハモテナイボクハモテナイボクハ・・・(略)」
「ナニ呪文みたいなことブツブツと呟いてんのよ・・・あんた・・・きょしょいからやめなさいよバカ」
よおおおおおし!!!!!こうなったら全面徹底的にシカトだ!シカト!
Sikato is very good!!!Sikato is very good!!!
「あら、麻美じゃない。私達も混ぜてもらえないかしら?」
「おっけえええええい♪」
「ちょw・・・!ちいいいいいさあああああとおおおおおさああああんんんんん〜〜〜〜〜!!!!!」
あえなく俺のハッピーワールドはぶち壊されたのであった・・・・・
「よっしゃあ!!!花見といったらやっぱこれやろ!!!」
麗奈さんが何かを出した・・・・・って酒かヨ!!!おい!!!
「ナニ酒出してんですか!!麗奈さん!!未成年でしょ!?あんた!!」
「気にすんなや。無礼講♪無礼講♪」
・・・そして一気にがぶがぶ飲み始めた麗奈さん・・・
・・・・・なんか嫌な予感がするんだが・・・・・ん?・・・・・
「ごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅ〜・・・ぷっはーーーーー!!!!!
うんんんんんめえええええ〜〜〜〜〜!!!!!」
・・・・・え?まぢかヨ!!!あんだけでかい樽に入っていた酒がもうない!!!あ、でももうこの酒がないということはこの辺でお開きってことか!!!うむ、よきかな、よきかな。
「なーに言ってんのや。あとそれと同じ樽は10本ぐらいはあんのやでぇ〜」
誰か僕を助けてください。お願いします(泣)
「おほほほほほほほほほほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜このほっぺむにむにしててきもちE−ーー
ほーれーむにむにむにむにむにむにむにむにむにむに〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」(麻美)
「いやん(はあと)やめて下さいヨ〜〜〜あへへへ・・・やって・・・もっとやってぇええ〜」(百合)
「あああああ〜〜〜〜〜百合たんばっかずるううういよおおお〜〜〜〜〜ボクもボクも〜〜〜」(夏美)
「むにゃむにゃ・・・こうじしゃあああん・・・だ・・・だめ・・・そこは・・・○道は舐めちゃあだめでしゅよ〜〜〜・・・あっあっあふ〜・・・あぷぷぷ〜・・今度は耕司しゃんの番デスヨおお・・・・えへへ・・
き・・・気持ちよくさせてあげましゅねえええええ〜〜〜・・・・・ぐうぐう・・・・・」(条一郎)
・・・・・ほぅら・・・・・嫌な予感があたっちゃった♪皆さん見事につぶれちゃった♪
・・・・・条一郎君は酔っても言動はそんなに変わらないな・・・・・
というか、条一郎君の夢の中で僕は条一郎君にナニをしているんだ・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・考えるのはよそう(汗)・・・・・・・・・・
カー○も結局最後は考えるのを止めたからな・・・・・・・・・・
「あら♪あら♪みなさんこれくらいで酔うなんて貧弱貧弱ぅ〜ですねぇ〜♪」
ごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅ
「ほんまやなーこのくらいでリタイアとかアホやでほんま〜」
ごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅごきゅ
・・・おまえら(千里あんど麗奈)・・・怪物か・・・(汗)
「あああああーーーーー!!!!!こらああ!!!!!あんた、さっきからじぇんじぇん飲んでないじゃんかよううううううううう!!!!!!!!!」
麻美さんがなんかやたら絡んできた。あいでででででででででで!!!!!!!!!!
こらっ!耳をひっぱるな!そして噛むな!・・・・・ってこらこら!!そこはもっとだめだあああああ!!!!!
「かくごしなさあああい!!!!!村上耕司!!!!!」
びゅん(木刀を振りぬく音)
「うぬおおおおおっ!?なんだあ!?」
ひらり(華麗に・・・じゃなくて紙一重でかわす)
「あ・・あぶねえだろうがっ!!!もうちょいで脳天直撃ララバイになるとこだったぞ!!・・・・・って
アリスかよ・・・・・こいつも酔ってんのか・・・・・(汗)」
「死ね〜〜〜〜〜村上耕司いいいいい〜〜〜〜〜!!!!!」
びゅんびゅんびゅん
ひらりひらりひらりマ○ト
ぎゃあああ!!!!!まぢかヨ!!!!!やばいやばいやばいやばいやぶあああああい!!!!!
「あんたなんか・・・あんたなんか・・・」
びゅんびゅんびゅん
ひらりひらりひらりマ○ト
「?(汗)」
びゅんびゅんびゅん
ひらりひらりひらりマ○ト
「うええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!(泣)」
「ええええええええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんでこのタイミングで泣くの〜〜〜〜〜?????」
「あああああーーーーー!!!!!おにいたんがあああアリスたん泣かしたああああああ!!!」(夏美)
「泣かしてねえよ(泣)勝手に泣き出したんだよ!勝手にいいい!!!」
「耕司ひゃん!!!不潔ですうううううううううう!!!!!!!!!!」
「今のシーンのどこに不潔なシーンあった!?」
「アリスーーー!!!アリスーーー!!!マウントポジション!!!マウントポジション!!!そこで
タマにぎりつぶしちゃええええええええええ!!!!!!!!!いえええええ〜〜〜〜〜い!!!」(麻美)
「えげつないこと指示するの止めてくれる!?」
「いかんぞおおおおお〜〜〜〜〜(はあと)耕司きゅん!!!全裸はいかんんんんん〜〜〜〜〜!!!!!
せめて猫耳と靴下はのこしておけえええええい!!!!!」(英男)
「うるせーーーーー!!!!!てめーは黙ってろ!!!!!ちんちろりん!!!!!」
こうして愉快な花見はオールナイトで行われましたとさ・・・めでたしめでたし・・・
「俺は不愉快だあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」
なんか・・・ぐだぐだになってきた・・・