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勇者パーティから追放された曲芸師、何故か幼馴染み達がついてくる  作者: みっちゃん
第一部 勇者パーティから追放された曲芸師、何故か幼馴染み達がついてくる

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9/10

第9話 幼馴染み達の過去2 ユキ

10年前(ユキ8歳)


ユキ「...............」


僕の名前はユキ、小さい頃から発育が良くて、他の女の子と比べると体の成長が早かった。


そのせいで


村の子供1「イェーイ!」


ユキ「きゃぁぁぁぁぁぁ!!!??」


ブラや下着等も大人用になっている為、そのせいで村の子供、特に男の子から悪戯が多かった。


勿論女の子達は僕を守ってくれていた、でもそのせいもあって僕は男性が苦手になった。


...................たった1人を除いて


ルーク「おーい!ユキー!遊ぼうぜぇ!」


それは同じ孤児院に暮らしている友達ルークだった、彼も胸が大きい事や、大人の下着を履いている事を知っているけど


ルーク「大変だなぁ、女の子って」


と言って運動系は本当に仲の良い友達だけの時に遊んでいる、そうしないと他の男の子から変な目で見られてしまうからだ。


ルークの他にも


マイ「ユキちゃーん!」抱き


ユキ「マイちゃん!」抱き


マイちゃんと言う新しい友達も出来た、マイちゃんはずっと前から同じ孤児院にいたけど部屋に引きこもっていたせいで会えていなかったのだ。


この前ルークの部屋に遊びに行ったときにマイちゃんと出会い、友達になった。


マイちゃんも自分の髪の毛と目にコンプレックスを持っていたけど、僕もこう言う口調も体の事で同じコンプレックスを持っていたのでその話をしてルークはその話を聞いても


ルーク「まぁ、良いんじゃない?俺はそれでも大好きだし」


と満面の笑みを見せてくれた。


それがなによりも嬉しくて僕の事を理解してくれる優しい友達として側にいてくれた。


他の男の子達は今でも怖くて中々近づけないが、ルークだけはそんな事を気にしないでいてくれる。

(気にしてはいるが、他の男の子達の事は苦手と言うよりも嫌いの部類の入る)


そんな事もあって僕は唯一心を開いて話せる男はルークだけだった。


勿論それを気に食わない奴もいる。


村の子供達「「「...................」」」


——————————————————————

ある日の帰り道、ルーク達と一緒に遊んで帰ってる時に


村の子供達「ちょっと待てよ」


と言って僕達の前に前からからかってきた子達が現れた。


ルーク「何のよう?」


ルークが目付きが鋭くなって話しかけている。

マイちゃんはルークの後ろに隠れて、僕もルークの影に隠れる。

そのことが気に食わないのか、苛立ちながら話しかけてくる。


村の子供1「良い加減にしろよ!」


村の子供2「そうだそうだ!」


村の子供3「いい加減、僕の彼女から離れろ!」


ユキ「..................え?」


マイ「...................ん?」


ルーク「..................は?」


少し間を置いて答える、と言っても何を言っているのか分からないため、どう言うことかわからない時に出てくる言葉を言っただけだが。


ルーク「ユキ、お前こいつと付き合って.......」


ユキ「ないです、そもそもお付き合いって将来結婚する仲ってことですよね?」

(この頃は5歳なので、付き合う=結婚と思ってます)


マイ「多分......そう」


僕は目の前の人が何を言っているのか全くわからない。そもそも僕はルーク以外の男の子には興味がないのに。


村の子供3「ふざけるな!僕は君と付き合うと言ってたはずだ!」


村の子供1.2「「そうだそうだ!アニキの言う通りだ!」」


そう言ってドヤ顔するアニキと言われてる人。

でも全く覚えていないし、知らない。


それが怖くて体が震え始める。更に。


アニキ(村の子供3)「さあ!こんな奴といないで僕と一緒に行くんだ!」


そう言って近づいてくるので、気持ち悪さで吐きそうになる。


マイ「ユキちゃん!大丈夫!」


ユキ「マイちゃん、怖い......怖いよう.....」


ルーク「................」


アニキ「さあ、早くk..............」


僕を掴もうとした手がこちらに来ない。何故だろうと思い目を開けると。


ルーク「いい加減にしろよ?」


そう言って顔を思いっきり殴っているルークの姿が見えた。


アニキ「ブフっ!!」


それにより思いっきり倒れ込み泣き始める。


アニキ「うええええん!!なにすんだよーー!!」


ルーク「俺の友達を泣かしたから」


アニキ「何でだよ!僕は付き合うって言ったんだぞ!」


ルーク「ユキがそれで良いよって言ったのか?」


アニキ「言った!」


ユキ「言ってない!」


続けて。


ユキ「僕は男の人(ルーク以外)が嫌いなんだ!お前なんかと付き合うか!」


ルーク「だそうだ?良い加減にわかれよ、お前は振られたんだよw」


アニキ「う.......うぐぅ......ま.....ママに言ってやるぅ!」


その言葉が心に響いたのか、泣きながら去っていった。


村の子供1「待ってよ、アニキー!」


村の子供2「お前ら、覚えとけよ!」


他の人も逃げた子供を追って去って行った。


——————————————————————

ルーク「大丈夫か?ユキ?」


ユキ「..........うん、大丈夫」


マイ「てか、さっきユキちゃんさ、男の人が嫌いとか言ってたけど、ルークも男だよ?平気なの?」


ルークが僕を慰めてくれていると、マイちゃんがさっきの言葉の質問をして来た。


僕も咄嗟に言ってしまったが、本当の事だ、ただ。


ユキ「確かに僕は男の人が苦手、それは変わらないけど」


マイ「けど?」


ユキ「ルークは大丈夫なの.........」


可笑しいなと思いながら考えると、一つの答えが浮かんでくる。


ユキ「ルーク、もしかして女の子?」


それだったら納得がいく。ルークは実は女の子でだから嫌悪感を抱かないと。

しかしルークはすぐさま


ルーク「男だよ!」


と答える。まぁ当然ではあるが。

しかしそれが面白かったのかマイちゃんが


マイ「えーいいじゃんルークちゃんで~」


と言ってルークの体をツンツンする。


ルーク「.................」アイアンクロー


ニヤニヤしながらちょっかいを出すマイちゃんにルークが無言でアイアンクローをする。


マイ「いだだだだだだだだだだだだ!!!」


今度はマイちゃんがやられて、すぐさまやり返す。


ユキ「.................」


先程のまでの怖さと震えが止んでいる、2人の姿を見てとても微笑ましく思う。


ああなんて僕は幸せなんだろうと。


大好きな人と大切な人がいて、僕の側にいてくれる。


ルークとマイちゃんが突掴み合いの喧嘩をしているが、その姿は仲違いするような感じではなく、友達同士でやるちょっとした喧嘩。


僕も同じような事をした事がある。そうすると余った人が止めに入る。


それで


ユキ「てい!」チョップ


ルーク「ふぎゅ!?」てし


マイ「みゅ!?」てし


ユキ「2人とも喧嘩はダメだよ?」


こうやって止めてくれる。


ルーク「はいはい、でも、言っとくけど俺は男だからな!男だからな!」


まだ言われているので、念入りに言う。勿論わかっているけどね。


マイ「そんな2回言わなくてもルークちゃんはおん........男の子だから....ね?」


女の子と言おうとしたのを直すが、ルークはしっかりと聞こえていたので。


ルーク「ね?じゃねぇーよ!?てか、今女の子って言おうとしただろ!」


ユキ「フフフッあははは」


ルーク、マイ「!?」


2人は揃って驚く。それはそうだろう、いきなり笑うのだから。


ユキ「ごめんね、なんか楽しいなぁって思って」


それを聞いて2人も。


ルーク「ククク、そうだな」


マイ「うん、私もみんなといると楽しいよ!」


そうやって仲良く家に帰る。この時間がずっと続けばいいのに、そう思う1日だった。


——————————————————————


続く

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