罰
「」はしゃべってる
【】は心の中の声
あるところに、リーリフーフという女神がいた。
「・・・悩んでいるのにすごく暇ですね・・・年でしょうか・・・」
女神と言っても、その女神は神の中でも階級がど真ん中でした。
そんな女神の階級は、
最高神【一人】
全ての世界を管理する神【2人】
一つの世界を管理する神【10人以上】
一つの世界を管理する神の代理人【10人】
その世界のあらゆる情報をまとめる神
人の想像から生まれた神
神より下のものたち【個人、新興宗教など】から生まれた神
罪を犯した神
の真ん中の、一つの世界を管理する神の代理人【10人】という階級で、
神の中で権力は少ししかなかった。
最高神は、この世の全てのものを管理する神で力も一番上、
その一個下は、あらゆる“世界”を管理するだけの神で、
そのまた一個下は、この階級の一個上の神がなんらかの事情でいなくなったり、罪を犯してしまったりした時のための神。
その一個下は、名の通りその世界の情報を集める神で、些細な情報でも紙にまとめて代理人に提出しなければならない、
その一個下は、人の創造から生まれた神、つまりその世界で有名な神のことを指す、
その下は、人の創造から生まれた知名度が低い神を指す、
その一個下は、罪を犯した神、つまり、一つの世界を管理する神だと他の世界の神の管理する世界に理由もなく干渉したり、最高神だと人など、神が住む天国界以外の生物に転生したりすると罪を犯した神と認定される。
そんな世界の真ん中の階級の神、リーリフーフは、まだ自分の世界を持っておらず、代理人もいない状態だった。
ある日、他の世界の神、魔法というものが存在しない、技術の世界を創った神の世界をのぞいていた。
「・・・・早く自分の世界を創らないとまた神力にされてしまう・・・早く創らないといけないのに、どうしたらいいのでしょうか・・・」
天国界は、一つの世界を管理する神が1000年以上世界を創らないと、その神を地獄の神に差し出すという決まりがあった。
「あれはなんでしょうか・・・見たこともありませんね・・・」
リーリフーフが見ているものはてるてる坊主だった。
「あれは・・・他の神から聞いたてるてる坊主でしょうか・・・・・・あっ!いいことを思いつきました!!てるてる坊主を私の世界の住民にしてしまえばいいのです!
そしてあの世界のてるてる坊主の情報を元に地形なども決めましょう♪
早速手紙を作って最高神様に提出しなくては!」
そして早速リーリフーフは手紙作りをはじめた。
世界創作
世界のテーマ:技術の世界のてるてる坊主
主な住民:てるてる坊主
種類
・ダイヤ・金・氷・鉄・ビニール・ティッシュ・特別だけど脆いティッシュ・紙
管理主:リーリフーフ
その他生物
技術の世界の生物【人を除く】
てるてる坊主の寿命:平均500年
「さて、手紙が書き終わりましたね、早く提出しに行かねば!」【って・・・後私の寿命が一日しかありません!確か自分の世界をつくれば任意で寿命を変えることができるはずですね・・・早くしないと・・・!1000年は意外にも短いのですね・・・】
そしてリーリフーフは高速で最高神のところまで飛んでいった。
「やっとつきました・・・ここが最高神様の部屋ですか、ここに来るまでに半日はかかりましたが当たり前ですよね、1番くらいが高い神の部屋ですからね。」
そして、リーリフーフは部屋の前にいた天使の騎士に話しかけた。
「そこの天使、最高神様に重要な書類を届けに来ました。私はもうすぐ寿命が来てしまうのではやく通してほしいのです。」
しかし、その騎士から帰ってきた言葉はあまりにも身勝手すぎた。
「は?通すわけねえだろクソ女神、お前なんか寿命が来て地獄の神に引き渡されればいいんだよwさっさと地獄の神のペットになればいいんだよw
それに女神が⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎で⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎で・・・・っっっっっっっw!!」
その時、私は思った。
【なんて酷いのでしょうか・・・きっと悪霊に支配されているのでしょう。
でも私は悪霊の浄化の仕方を知りません・・・どうすればいいのでしょうか・・・】
神は悪い感情を抱くことはない種族であり、神には“性格が悪い”という単語は存在しないと言ってもいいくらい悪を知らないのだ。
つまり、この騎士は本当に悪霊に支配されていたということになる。
しかし、悪霊に支配されたものを元に戻すことは不可能、なので、他の罪の罰と同じ罰が与えられるはずだ。
騎士に殴られそうになった瞬間最高神様の部屋の扉が開き、
最高神様が現れた。
「やけに騒がしいと思ってきてみたらなんなんだこれは、まさか罪を犯したのか?ならば、神の罰は地獄界だが、天使であるお前は羽をむしり、記憶も消して人間に生まれ直すがよい!」
騎士は絶望していた。
「お許しください!お許しください!」
と、泣くこともなく冷静な顔で命乞いをしていた。
そして最高神様が指を鳴らすと、どこから出てきたのかわからないが、大天使が騎士をどこかへ連れて行ってしまった。
「さて、リーリフーフよ、なんのようだ?」
神が問い詰める。
「世界を創る手紙を提出しにきました。どうか世界を創る許可を・・・!」
そして、神は応じてくれた。
「リーリフーフに世界を創る許可を出す」と。
【これで寿命が延びました・・。急いで帰って早速創りましょう!】
そしてまた高速で家まで飛んでいった。
そして最初に高速で飛んで疲れたのか、家に着くまで倍の時間がかかってしまった。
「やっと家につきました。急いで創造の間に向かわなければ」
急いで家の地下に行くと、リーリフーフは思い切り、空よ開けと叫んだ。
すると、家の上空に瞬間移動し、空に創造できるスペースが開いた。
そして、まずは好きな大きさの惑星を想像し、そこにいる生物を思い浮かべ、自分が思い浮かべたその世界の設定を次々に思い浮かべる。
これで、自分だけの世界の完成だ。
あとはそこに暮らす生物次第で面白い文明が見れたりする。
そして失敗する時もあり、例えば最初の設定を間違えたせいで長い年月が経つに連れてどんどんその惑星がおかしくなって生物が住めない状態になったりしてしまった事例もある。
「この世界は失敗しないといいですね、あとはこの世界を管理するだけですが・・。」
しかし、管理といってもゆっくりその星を眺め続ければいいだけなので暇のように思えるが、意外にも世界の成長を眺めるのは楽しかった。
「家から自分の惑星を眺めると美しく思えますね、さて、そろそろ神の代理人を作りましょうか・・」
そういってリーリフーフは家に帰って行った。
そして、ある場所から入手したとても高価で脆すぎてあまり使い物にならなそうなティッシュと装飾品を使い、てるてる坊主をつくった。
「あなたの名はテルティルです。私がつくった星に行きなさい、そして私のことは忘れて自由に過ごしなさい。」
そしてテルティルは何も言わずに行ってしまった。
自我があまりないからだろう。
その時、嫌な気配がしたので外に行くと、家の前に地獄の最高神がいた。
「最近は罪を犯すものがいなくなりこちらに罪を犯した神が差し出されなくなった。
地獄の神ならばどんな罪を犯しても許される、だからお前を持っていく、せいぜい役に立つんだな」
そういって私を連れて行こうとした。
でも、私は罪を犯していなかったので神力を放出した。
すると、相手が少し目をつむったので逃げようとした、しかし、それでもまだ捕まえようとしてくるので、私は覚悟を決め、肉体だけを置いて自分の星に逃げた。
「肉体はぐちゃぐちゃににされて食べられてしまうでしょうね・・・でも他の神から怖いという感情は確認されてないのでなんともいえませんね」
そして、自分の星に入った瞬間、とてつもない痛みが身体中に広がり、こんな声が聞こえてきた。
「リーリフーフよ、貴様は自分の星に入ったことで住民にその存在が確認されてしまった。よって天国界から追放し、記憶を消しててるてる坊主に生まれ変わるがよい、楽には死なせぬからな」
そして、下からじぶんがチリになって空に舞っていき、それはとてつもない痛みだった。




