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無知的妄想症  作者: 幽•F•翁
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なかみ


「うしろにいるよ」


 チープな台詞ですがなんとも恐怖が引き立てられる。そんな言葉だと思いませんか?


 家にいたりして何だかふと視線を感じる。何処を見ても何もいないし自分と家族以外は入らないはずなのに、何かいる気がする。


 そうして突然かけられるこの言葉。


 私はこんな感じの得体の知れない何かが近くにいると言うシチュエーションが本当に苦手でまったくもって駄目なんです。


 何もいないはずの場所から視線を感じる、それだけで震え上がるほど怖くて怖くて。

 絶対に何もいないはずなんですけれどね。


 でも思うんです。


 古来より間や隙間、暗闇には魔が潜むって言い伝えが何処にでも残されている様に。

 家や帰り道にはナニカがいるのかも知れない、って。


 嘘です。


 だって可笑しい話ですよ、暗闇や隙間に怪異や幽霊が湧くなら完全な闇で狭い空間の人の体内や生物の体内は怪異の優良物件じゃないですか(笑)


 解剖された人の中から怪異が出た、なんて話聞いたことないですしね。


 あ、でも解剖された人はすでに中身が光に晒されてるわけで。怪異は逃げちゃうかも?


 それが正しかったら貴方のなかみにナニカがいるかも知れませんね?

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