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乙女《おんな》になっていく…。  作者: アルシィア
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最終章 「三度…光の中で…幸せは永遠に…」

「…深雪」


「え!?…朋成?」


一瞬、何が起きたのか、分からなかった…俺の背中に、熱いものを感じるのだけど…。

朋成が、俺を後ろから…抱きしめてきたのだった…この流れで…いったい何が!?

せっかく…さっきの出来事で収まっていた、胸のドキドキが…止まらなくなってしまった…。


でも…このままでは、まずい気がする…朋成から離れないと…そう思い、

力を入れて藻掻いてみたけど…朋成にがっちりと抱きしめられていて、俺は動く事が出来ない…。

戸惑っている俺の耳元で、朋成が囁いてくる…。


「深雪…最近のお前は、可愛すぎるぞ…俺、もう我慢できない…」


「えっ!?いっいきなり…可愛いだなんて…急に言われても、私…」


更にギューッと、でも優しく朋成が抱きしめてくる…そんなことされたら…私、え!?わたし!?

だめだ…身体に力が入らなくなっている…拒むことすら出来ない…。


「深雪…好きだよ…こっち、向けよ…」


「朋成…私も…好きだよ…」


私の顎を朋成は、右手で自分のほうに向けさせてきて…。


『やっやばいぞ!抵抗…できない!!…なんでこいつ…こんなに強引なんだ?こんな奴だったか?』


ずっと私のことを見つめている…恥ずかしいけど、私も見つめ返す…。


『顔が近すぎるだろう…恥ずかしくて…まともに顔が見れないぞ…』


やっぱり恥ずかしくて…朋成の顔を見ることが出来なくなり、ふと目を反らしてしまう…。

そんなことをしていると…朋成はじっーと、私を見つめながら…こう言ってきた。


「…深雪…嫌なら…嫌って言えよ?」


『やばいぞー!このままだと…朋成に抱かれてしまう!!』


『嫌…って一言を言うんだ!何も難しいことでは無いじゃないか…。』


『一言を嫌って言えば…優しい奴だ…やめてくれるだろう…。』


「ううん、嫌じゃ…ないよ…」


『はっ!?…俺は、何を言ってるんだ?そんなの…絶対、嫌に決まっているだろー!』


「深雪!…俺…もう我慢できない!」


朋成に抱えられて…ベットにそっと寝かされ…優しくキスをされた…。

それから…私の口の中に、朋成の舌が侵入してくる…。


「…んーんんんっ!!」


『やめろ!やめろー!舌を入れてくるなー!!』


朋成の想いが…リミットが外れてしまったのか…激しくキスをしてくる…。

ディープキスだけで…私はすごく感じてしまい、何も考えられなくなっていく…。


「ハァハァ…朋成~もっと…」


「ハァハァ…深雪…深雪~!」


『ダメ…だ…頭の…中が…真っ白だ…何も…考え…られない…』


『俺の意識は…そこで途絶えてしまった…』


------------------------------------------------------------------------


ここはどこなんだろう…何処までも真っ白い世界が続いている。

立っているのか、浮いているのか、地に足についていないような…そんな感覚…。


でも、なぜなんだろう…ここに見覚えがあるのは…なぜ?

確か…1度だけ、ここに着た覚えがある…ああー!思い出したよ!!


「深雪ーどこにいるの!?返事してー」


深雪のことを探しながら…叫んでみる…も、返事が返ってくることはなかった…。

いや…違う…深雪は…私だ!じゃあ…良大は!?良大は何処なの??


「良大ーどこにいるの!?返事してよー!!」


今度は、良大のことを探し始める…いくら叫んでも…返事が来ることはなかった…。

それもそのはず…私が良大だからだ…。

それに気づくと…目の前が眩しくなって…誰かが目の前に現れた…。


『久しぶりだな…「深雪」よ…』


どこか…聞き覚えのある声…とても優しそうな声…誰なんだろ…ここまで出てきているのに…。

…あっ!思い出したー!そう、良大の記憶にあった…確か…。


「あなたは…神様!」


そう!…1度、良大の時に、光の中で出会った人物…。

そうだった…良大は神様に、お願いをしていたのだった…可愛い美少女に…して欲しいと…。

また会うことが出来るなんて…。


そう思い返していると、神様は静かに…語ってくれた。


『そうだ…ようやく会えたな…お前に…苦労をかけさせたな…「深雪」よ…』


「え!?苦労…ですか?」


『「良大」の肉体は損傷が激しくてな…「良大」の世界での…復活は無理になってしまい…』


『「深雪」の世界に意識を飛ばして…同化できるよう…仕向けたのじゃが…』


『…我の手違いで…お前たち2人の意識を…同化することが出来ずに…』


『「深雪」の意識が沈んでしまい…「良大」の意識が表に出てしまったのじゃ…』


これでようやく、私に異変が起きたことが…納得できた…神様の所為…だったのね…。

しかも…この世界は…良大の世界ではなく…私の世界だったわけで…、

良大の悩みも…全て解決できたってわけね、良かった…。


そんな話を聞かされても…私には怒りとか…そんな負の感情はない…。

むしろ、神様に感謝をしている…そんな、私の感情を読み取ったのか?…神様はこう告げる…。


『…我を許してくれるのか…「深雪」よ…』


「はい…すごく感謝しています…良大に会えて…その記憶に触れて…」


「さらに…彼のことが…朋成のことが、大好きに…なりました…」


私の想い…良大の想い…2つの想いが…私の中で満たされていく…。

こんな幸せなことは…ないだろうな~、幸せ者だぞ、朋成!


『…そうか…その想いが2人を同化できた…わけじゃな…、人間の想いとは奇跡を起こすものじゃの…』


『なら…もう、ここにいる必要はないの…』


「はい!大好きな彼の元に…帰ります」


『なら行くが良い…これで会うのは最後じゃ…末永く「深雪」として…幸せに暮らすが良い…』


「はい、神様…ありがとう…ございます…」


目の前に…突然眩しい光が発したと思ったら、私の意識は…またそこで、途絶えてしまった。



「はっ!?私はいったい…」


突然、意識が戻った感覚となり…私は周囲を見渡す…。

隣でスースーと寝息が聞こえる…朋成が行為の後、疲れて寝てしまっていた…。


「…そっか、私…朋成としちゃったんだよね…」


「…こんな私を…好きになって…くれて、ありがとうね…」


そう言って、気持ちよさそうに…寝ている朋成の唇に、軽くキスをする…。

キスをすると…眠っているはずが、何だか嬉しそうに…朋成が笑っている…。・


「…寝顔が可愛いな~子供みたい…大好きだよ、朋成…」


私も再度、目を閉じて…朋成の隣で眠るのでした…。

ありがとうございますー!これにて「乙女おんなになっていく…」は完結となります。

のんびり書いていくつもりでしたが、毎日更新してましたねw

楽しかったのでそれは良しとしましょう~♪


この話は、短いお話しでして、10~15話程度で終わらす予定だったので、

予定通りで終わらすことが出来ました~少しは最初とは違う展開になりましたがw

自分なりに満足しています、楽しんでいただければ幸いです。


後日談を明日上げて、完全に終わろうと思います、良ければ読んでくださいね~♪

ちょっと休憩して、他の話を書くかは未定です。

気まぐれさんなので、いつ書きだすか自分でもわかりませんw

また違うお話でお会いいたしましょう~バイバイ~♪

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