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青い春を漂う  作者: CHIKA(*´▽`*)
美術館での出来事

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そして選び抜かれた一品

 「とりあえずどれを候補にしたのか言ってくれないか。メモでまとめるから」

 と言いスマホを取り出す大河君。言われた通りに考えに考え抜いた、選抜メニューたちを言っていく。

 その数は合計で6つ。多い方かもしれないけど、これでも考え抜いた方だ。



 「なるほどなあ、6つか。よしここから1つに絞っていこう。結が食べられるなら2つとかそれ以上でもいいけど」

 だいたいこういうメニューになると、基本的に一つだ。

 どれも写真を見ると、ボリュームがそれなりにありそうだ。一つで充分足りるだろう。



 「カルボナーラ、枝豆とシーチキンのクリームパスタ、ナポリタン野菜たっぷりパスタ、きのこ和風パスタ、ペペロンチーノか。最後だけあっさりでもこってりでもないような、気がするな。いや、ナポリタンもそうでもないような気が」

 「なんか見つけて挑戦してみたいなって思って……選んだの。ナポリタンはthe王道って感じがしたから」



 「いちいち探すの面倒だから、写真に撮っておくか」

 大河君はそれらのメニュー写真をさっさっと撮っていった。

 手慣れている。自分だったらそんなスムーズに出来ないだろう。



 「さてさてここからどうやって1つにしていくかだな」

 頭の中に絞りだしたメニューを言語化し、並べてみる。

 そして写真も同時に思い出す。どれも他のパスタにはない魅力があり迷ってしまう。



 王道で行くか、冒険をするか。値段なんてものは一切気にしていない。

 ただどれが今の気分に合うのか。考えていることはそれだけ。

 「枝豆とシーチキンのクリームパスタなんて、変わってていいと思うけどなぁ」



 確かに。それ以外のメニューは別に今日じゃなくても、食べられそうなものばかりだ。

 野菜たっぷりパスタはあまり見かけなさそうだけど、自分で作ってみようと思えば作れそうな気がする。

 「じゃあ、それにしようかな。枝豆とシーチキンのクリームパスタ」



 お店に食券を出しに行ったと同時に大河君のラーメンは出来上がっていた。

 ラーメンが二つということもあり、自ら手伝いに行った。

 これで一緒に選んでくれたお礼も出来たし、大河君の役に立てて一石二鳥だ。

 




 そこで記憶は途切れた。まだそれ以降のことは何も思い出せていない。


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