僕は何度でも言うよ
大丈夫なんて不確かな言葉で
そんなことで君が救われるなら
僕はいくらでも言うよ
君の抱える心の奥の
重い重い鎖のような
それが少しでも軽くなるなら
僕は何度でも言うよ
大丈夫だよ、大丈夫さきっと
大丈夫だから、大丈夫、大丈夫だよって
根拠も何も無い軽いこんな僕の言葉が
君の胸を少しでも楽にしてくれるなら
君の抱える心の奥の
大きく肥大した化け物のような
それが少しでも紛れるなら
僕は何度でも言うよ
大丈夫だよ、大丈夫さきっと
大丈夫だから、大丈夫、大丈夫だよって
中身も意味の無いただの鳴き声のような言葉で
君の胸が少しでも楽になるなら
いつか君の心の奥が
軽くなるって鮮やかに色づいたなら
僕がいつか君にとっていらなくなったら
君の胸の遠い奥にひっそりと眠るよ
大丈夫だよ、大丈夫さきっと
大丈夫だよって
根拠も何も無い中身も意味の無い
こんな言葉で楽になってしまうなら
僕は何度でも言うよ
古瀬